「皇室問題INDEX」設立準備室

マスメディアによる皇室の偏向報道、ネットに流れる東宮家への誹謗中傷を検証しています。

■検証:雅子様が「スーツやドレスを新調しないのは当たり前」という意見について

2013-06-27 00:01:05 | 日記
6月8日に立てたトピック「検証:雅子様の着回し、美智子様の衣装道楽」は、多くの方に閲覧いただきました。当ブログへ検索エンジン経由で訪問される方は多いのですが、キーワードで最も多いのは、いまだに「雅子様 オランダ ドレス」です。オランダ公務時の雅子様のドレス(10年前の衣装着回し)が、いかに衝撃だったか物語っていると思います。

最近では、ねこ大好き様が当該トピを訪れ、雅子様の着回しを「おいたわしい」と書かれていましたが、同じ思いを持つ方は多いと思います。しかし、その一方、雅子様が「スーツやドレスを新調しないのは当たり前」と思う方もいらっしゃるようです。

ネットにはびこるアンチ東宮といわれる人たちは、貶め活動の一環としてそうした発言をしているので、看過あるのみですが、一般の方の中にも、そう思う方がいるようです。当該トピにピーコを名乗る方が書き込まれたコメントをご紹介します。

--------------------引用開始
・タイトル
質素とは違います

・コメント
ご公務をされていないのに、スーツの新調をすること自体おかしい話で、ドレスもそうです。我々の税金なんですよ。頭おかしいんじゃないんですか?
経費削減当たり前のことです。
ちゃんとご公務されていればまた違うと思います


--------------------引用終り

当ブログは、反東宮活動として行われているネットやマスメディアの言論を検証するために立ち上げたものですので、その検証にそぐわないコメントは原則として掲載しておりません。このコメントも非公開とさせていただきましたが、貶めるための悪口雑言とは少し違っていて、まじめにそう思っておられるふしがあります。

ピーコさんの思い込みを解くために、「公務とは?」「経費節減とは?」などなど、もう一度確認しておくべき事柄は多そうです。
どうぞ、あなたのご意見や情報を、お寄せください。

<追記>

ピーコさんへのコメントが寄せられているさなか、今度ははっきりとアンチ東宮とラべリング可能な投稿がありました。「マザゴザマー」を名乗り、公務をしないのだから叩かれて当然というご意見です。

--------------------引用開始

どっかのコメントでカミラがどうのこうの書いてた人いるけど
カミラは年間200日公務してるよ
キャサリンは妊婦なのにもっと働けホリデーしすぎと叩かれてる
公務はしない、遊びは皆勤賞の雅子がイギリス王室のメンバーだったらどんだけ叩かれるか想像できますね


--------------------引用終り

この中傷の仕方(公務はしない、遊びは皆勤賞)は、反東宮派の定石であると同時に、マスメディアの叩き方の定番でもありますね。通常は非公開対応をするコメントですが、間違っているにもかかわらず、あまりに大手を振って罷り通っている叩き方であると思いますので、どこがおかしいのか、明らかにしておきたい思いがつのり、ここに追記させていただきました。

こうした主張のどこが間違っているのか、あなたのご意見や情報を、お寄せください。
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27 コメント

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Unknown (にゃぁ)
2013-06-27 09:49:58
はじめて投稿いたします。

揚げ足取りのようで、申し訳ないのですが、引用されているピーコさんの投稿では、オランダ国王即位式への出席は「公務」ではないとのお考えでしょうか。

国賓として、国の代表としての出席にも関わらず、ドレスを新調しなかった(正確にはしてもらえなかった)ということは、相手国に対して礼を欠く行為と私は思います。
普段、公務(ピーコさんが言われる公務が何を指すかは不明ですが)をなさらない(現状は病気で出来ない)からといって、上記の対応はおかしなことと思います。

出席しない(できない)公務のためのスーツ、ドレスを頻繁に新調するのであれば、「箪笥の肥やし」を増やすだけで、経費削減を声高に叫ぶのは分かります。

しかし、今回はどうだったでしょう。
国の代表として出席される方のドレスです。ここに税金を使わずして、どこに使うのでしょう。

雅子さまのことを「税金泥棒」などとおっしゃる方もおられるようですが、それを言うなら、国家公務員・地方公務員の配偶者で専業主婦の方々も同様に「税金泥棒」ということになりませんか?

なぜ、雅子さまだけがバッシングされるのか理解できません。
返信する
先ほどの訂正 (にゃぁ)
2013-06-27 10:22:13
先ほど投稿いたしました内容を再考した結果、間違いに気づきました。

「国家公務員・地方公務員の配偶者で専業主婦の~」のくだりです。
皇太子妃として○円との税金が使われているのであれば、上記の例えは該当せず、筋違いな意見でした。
コメントから削除して頂けると幸いです。

しかし、それならば、お子様方にも○円というように税金が使われているはずですから、悠仁さまが報道されないのは、それこそ税金泥棒ではないでしょうか。
返信する
天皇家のサラリー(年収) (INDEX)
2013-06-27 12:04:41
にゃあ様

ようこそ、おいでくださいました。ご投稿、ありがとうございます。

>皇太子妃として○円との税金が使われているのであれば、上記の例えは該当せず、筋違いな意見でした。コメントから削除して頂けると幸いです。

と、訂正いただきましたが、にゃあ様の最初のご投稿は、間違ってはいないのではないでしょうか。手元に『天皇家の財布』(森暢平著、新潮社)という本があり、それによりますと、天皇家(天皇皇后両陛下と皇太子様、雅子様、愛子様)の生活費を含む私的費用は、ひとくくりに「内廷費」でまかなわれています。宮内庁ホームページによると、平成24年度の内廷費は3億2,400万円。これがいわば、天皇ご一家の年収なのですね。森氏は、次のように書いています。

「大雑把な言い方だが、天皇家へのサラリーと考えると分かりやすい。国の予算ではあるが、天皇家に渡った後は私的な費用となる。その点で国家公務員の給与と同じだ。美智子さまのピアノの修理代、皇太子さまの山登り用品代、愛子さまのベビーカー代……などが内廷費から支出される。」(同書p13より引用)

愛子様のベビーカー代というのは2003年発行本ゆえの例えですが(笑)、要するに天皇家のお財布は一緒で、美智子様、雅子様の衣装代も、ここから出ていることになります。雅子様へ「皇太子妃として○円」と支払われているわけではない、ということで。

いっぽう、宮家については、異なるようです。天皇家以外の皇族には「皇族費」が毎年定額支給され、宮家当主は3050万円、親王妃はその半額、成年の子は3割、未成年の子は1割とのこと。悠仁様には、皇位継承資格を持つ方ということで、また別途支給があるようです。
このことは、もう少し調べて書きたいですが、今は走り書きしかできない状況で、どなたか、より詳しい話を書いてくださると助かります。
返信する
皇室は会社ではないのです (speranza)
2013-06-27 13:01:37
にゃあ様のおっしゃるように皇族は職業ではなく身分です。
公務は業務ではありません。
内廷費、皇族費の中には皇族としての品位を保つための費用も入っています。
公務に対して支払われる給料ではありません。

公務をされないのでスーツを新調しないというはおかしな話です。
公務であるなら皇族としての装いをすることは当然のことです。

オランダ即位式では10回は着まわしておられるドレスでのご参列でした。
ほんの数回の着まわしであればいいでしょう。
どんなに良いものでも年月を経て、何度も来ておられれば劣化します。
参列なさった他のプリンセスたちが流行にあった新しいドレスをお召しの中、日本の皇太子妃はその古いドレスをお召しでした。
見劣りしなかったのは妃殿下のお力であったと思います。

この即位式ご参列は招待状を受けての公務です。
公務に対してスーツやドレスを新調せず古いドレスをお召しでした。
出入国の際のスーツも以前にお召しのものでした。
これは経費削減でも公務をしてこなかった為に新調できなかったのでもないと思います。

準備の日数が足らないという報道もありましたが、ベアトリスク女王の退位の発表があれば次の国王の即位式があるのは当然です。
しかも新国王となるウィレム・アレキサンダー王太子は日本の皇太子殿下と親しい間柄です。
退位なさるベアトリクス女王は皇太子ご一家をご静養に招待なさった方です。

皇太子ご夫妻に招待状が来るのは自明の理ですし、両者の関係を考え宮内庁は対応すべきでした。
しかしお二人でのご参列を望んでおられたにもかかわらず宮内庁は雅子妃殿下の欠席を早々に伝えたと報道されています。
雅子妃殿下は公務をしないのではなく、させてもらえないのではないかと私は思っています。

公務をさせないと考えているからドレスをつくるつもりもなく、晩餐会は欠席と宮内庁が決定し、ティアラを出すこともなかったのではないでしょうか。
返信する
Unknown (にゃぁ)
2013-06-27 14:53:39
speranza様のコメントを拝見いたしました。まったく同感です。

>内廷費、皇族費の中には皇族としての品位を保つための費用も入っています。
>公務に対して支払われる給料ではありません。

上記を読んで思い出したのですが、黒田清子さんがご結婚された際にも、同様の理由で持参金が出されていたかと思います。
黒田清子さんは内親王時代に公務をなさっていたから、とおっしゃる方も出てくるのではないかと思いますが、これはおかしな話です。公務に対して支払われるのであれば、内親王としてお過ごしだった時点で支払われている訳ですから。

ご病気でご公務が出来ない皇族であっても、品位を保つための費用は必要であって(会社で言うならば、必要経費といったところでしょうか)、雅子さまにスーツを新調しないというのはまったくもっておかしな話です。

明らかに宮内庁の策略としか思えませんね。


返信する
関係資料です (Dianthus)
2013-06-27 15:34:38
宮内庁ホームページの説明です。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/kunaicho/yosan.html

皇室経済制度に関する資料です。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/dai4/4siryou2.pdf
「皇族費」(外廷皇族のお手元金)は、当主が3050万円、その配偶者は半分で1525万円、成人したお子様は915万円、未成年のお子さんは305万円。女性宮家の当主になるのと、未婚の成年皇族なのとでは、全然支給額が違いますね。
三笠宮家の場合は女王さまなので、当主になると2135万、成年皇族のままだと640万5千円となります。

皇室費の推移です。平成になってからどん、どん、と二回内廷費の改訂があったことがわかります。
(平成2年と平成8年)
内廷皇族の数自体は、平成元年5人、平成2年4人、平成6年に5人、平成13年6人、平成17年5人、と言う風に推移しています。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/kunaicho/pdf/yosansuii-h24.pdf

内廷費は、天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、敬宮様のお手元金というだけでなく、侍従とか女官とか東宮職とかの人件費も関わっていたように思いますが、どうでしたっけ?
うろ覚えですみません。

天皇家と東宮家の財布はいっしょですので、皇太子妃が新しいドレスも洋服も何年も新調されない分、公務をなさる皇后さまがどんどん新調なさっているということなのでしょうか。

公務と衣装の関係をあまり強調すると、何だか公務のために衣装を新調するのか、衣装のために公務をどんどん入れるのか、わからなくなってきますね。
返信する
訂正・内廷皇族の数 (Dianthus)
2013-06-27 16:45:30
すみません、香淳皇后さまのことを数えるのを忘れていました。失礼致しました。

正しくは、平成元年6人、平成2年5人、平成5年6人、平成12年5人、平成13年6人、平成17人5人、となります。
平成はずっとデフレだったから、貨幣価値自体は変わっていなかったかな。

ちなみに、昭和は紀宮さま誕生(昭和44年)以降、ずっと7人だったわけですね。
返信する
経費削減と言うならば。 (にゃぁ)
2013-06-27 17:04:36
宮内庁のホームページに「宮廷費:儀式,国賓・公賓等の接遇,行幸啓,外国ご訪問など皇室の公的ご活動等に必要な経費」とありますから、ご公務でお召しになる衣装はここから出されるわけですね。

すると、公務をしないので衣装を新調しないのは当たり前という意見はおかしいですよね。
皇后陛下、紀子さま、他の皇族方が衣装を新調しているにも関わらず、雅子さまがご公務でお召しになる衣装が新調されない。それはおかしいのではありませんか?
「経費削減」を要求するのであれば、雅子さま以外の皇族方が、ご公務の際にお召しになる衣装を新調することを控えるべきです。
さらに言うならば、ご公務自体を減らすのが一番の経費削減となるのですが。。。
必要なところに必要な分を使う、これが宮廷費の基本と考えますので、当然、オランダ国王即位式への出席の際にお召しになる衣装に宮廷費を使うべきだったと思います。

ちなみに、この宮廷費、宮内庁が経理する公金です。
返信する
Unknown (auxilia)
2013-06-27 23:17:11
2009年 12月 17日 東京京中日新聞において 
天皇の公的行為とは?
という特報がありました。

その中から一部抜粋します。


***********

天皇の行為は一般に国事、公的、私的などその他の三つに分けて解釈される。国事行為は憲法の定める天皇の「お務め」。
法令の公布や国会の召集、外国大使の接受など十項目が並ぶ。

外国要人との会見はそれには含まれない公的行為だ。
公的行為は明文化されておらず、宮内庁は「公的な性格を持つ行為。
国政の権能にかかわらないよう、国事行為に準じて内閣の助言と承認を受ける」と定義づける。

では、私的と公的とはどう線引きされるのか。
実はお金の扱われ方がヒントになる。

「天皇家の財布」の著者で、成城大の森暢平准教授(ジャーナリズム論)は情報公開制度で過去の資料にあたって探った。
すると、微妙な線引きが浮かんだという。

大相撲観戦は昭和天皇の時代には私的行為だったが、現在は公的行為に。
理由は不明。

天皇誕生日の祝宴は公費なのに対し、皇后誕生日は私費で賄う。

***********

この特報記事で考えてゆけば、美智子皇后の誕生祝賀会は私費なので、私的行為になるかと思います。
では、その時にお召しのドレスは私費で作られているのでしょうか。
もし公費で作られているとすれば、いわゆる公私混同になるのではないでしょうか。

大相撲観戦は、理由は不明という事ですが、平成になって公的行為となったので、公費が使われるという事になります。
では大相撲観戦を公務とするならば、いわゆるアンチの論理で考えてゆけば、観戦する時の陛下のスーツも美智子皇后の着物も新調すべきである、という考えになってきますね。


返信する
前掲コメントの修正です (INDEX)
2013-06-28 02:28:05
●内廷費と宮廷費--公式行事用衣装代は宮廷費から

先のコメントで次のように書きましたが、知識不足の言葉足らずでした。

>天皇家のお財布は一緒で、美智子様、雅子様の衣装代も、ここから出ていることになります。

にゃぁ様が<経費削減と言うならば。>に書かれているように、「ご公務でお召しになる衣装」は、「内廷費」ではなく「宮廷費」から出るんですね。宮廷費はオフィシャル(公的)マネー、内廷費はプライベート(私的)マネーということで。

しかし、この宮廷費と内廷費の線引きは「ハブラシとヘアブラシほどの微妙さ」だそうです。ハブラシは私的な物だから内廷費で購入することは間違いないが、ヘアブラシは「身だしなみ」という公的な性格を考え、宮廷費で支出することも可能だそう。皇后と皇太子妃の衣装代についても微妙なところはあるようで、前掲書には次のように書かれています。

【引用開始】美智子様、雅子様の衣服は、私用は「内廷費」、公式行事用は「宮廷費」とされるが、服を完全に公使に分けているとは思えない。まして、靴下や肌着となると公私の区別は無理だろう。何を宮廷費にするかの判断は宮内庁任せだ。【引用終り。『天皇家の財布』p77より】

「何を宮廷費にするかの判断は宮内庁任せ」とはいっても、雅子様が正式にご招待を受けて出席されたオランダ即位式は、立派な公式行事であること明白ですから、とうぜん宮廷費から支出して衣装を誂えるべきものでした。いかに期日が迫っていたとはいえ、誂える意思があれば間に合わせられたはずですが、宮内庁はやる気ゼロでした。

それ以前に、 speranza様が述べておられるように、「皇太子ご夫妻に招待状が来るのは自明の理」であったのですから、宮内庁は余裕を持って準備するべきでした。しかし、雅子様には「出席させない」意向を宮内庁は強固にもっており、衣装の準備は意図的に放置されていた可能性が強いと思います。まるで、衣装がなければ舞踏会に行けないだろうとシンデレラを追い詰める継母のよう。そんな悪意に負けず、古い衣装を堂々とお召しになって参加された雅子様は、ほんとうにご立派でした。

●内廷費の内訳:天皇皇后75%、東宮家25%

先のコメントに、<天皇家のお財布は一緒で、雅子様へ「皇太子妃として○円」と支払われているわけではない>と書きましたが、これも訂正が必要です。内廷費としての予算はひとくくりですが、それが細分化されて個々に充てられているようです。前述『天皇家の財布』に、次のように書かれています。

【引用開始】一九一三(大正二)年度の『帝室統計書』から、神事費、宮廷内費、恩賜の決算を抜き書きしてみた(表8)。興味深いのは、宮廷内費(引用者注:天皇と内廷皇族の日常生活費)が、御費(天皇の費用)、皇后宮費、皇太后費、東宮(皇太子)費…と一人ひとりに細分化されていることだ。天皇家のメンバーごとに予算が割り当てられ、それぞれに使途が決まっている。このやり方は現在も引き継がれ、雅子さま用の「皇太子妃費」、愛子様の「敬宮御養育費」などの項目があるようだ。予算が別だから、お金に関しての嫁姑の苦労はない。=中略= 内廷費のうち、昭和天皇夫妻関係が七五%、皇太子(現在の天皇陛下)夫妻とお子さま関係が二五%だったという。今の天皇、皇太子の予算の区分もほぼこんな感じだろう。【引用終り。『天皇家の財布』p82より】

ということで、雅子さまには「皇太子妃費」があるようです。しかし、それはもちろん公務への報酬として?出されているものではなく、皇太子殿下の正室であられる方(皇太子妃)の私的生活費としての費用です。
返信する
内廷費の内訳、宮廷費の謎 (INDEX)
2013-06-28 03:41:30
Dianthus様へ

●内廷費に含まれる人件費

>内廷費は、天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、敬宮様のお手元金というだけでなく、侍従とか女官とか東宮職とかの人件費も関わっていたように思いますが、どうでしたっけ?

前掲書によると、内廷費は大まかに「人件費」と「物件費」の2つに分かれ、「物件費」はさらに6項目に細分されるとのこと。以下、引用です。(『天皇家の財布』p68より)

A 人件費     34% 1億1,016万円
B 物件費     66% 2億1,348万円
 ①用度費     18%   5,832万円
 ②食餞費     13%   4,212万円
 ③恩賜金・交際費  9%   2,916万円
 ④教養費・旅行費  7%   2,268万円
 ⑤祭祀費      8%   2,592万円
 ⑥その他雑費   11%   3,564万円

上記の人件費は、国家公務員(侍従職78人、東宮職47人)とは別に天皇家が私的に雇用している人たち(内廷職員25人)の給与です。物件費の「①用度費」が、私的な衣服や身の回りの品の費用で、美智子様の装飾品や皇太子さまのカメラなども含むそう。

「⑥その他雑費」の7割=2,500万円がお手元金(お小遣い)と推定されるようです。著者の森氏は頭数で割って一人500万円などと書いておられますが、両陛下75%、東宮家25%の原則を当てはめると、1,875万円が両陛下、625万円が東宮ご一家3人のお小遣いといったところでしょうか。その原則で行けば、①用度費も25%にあたる1,458万円が東宮ご一家で、この予算内で、さまざまな身の回り品、皇太子殿下や愛子様の私的お洋服を誂えていらっしゃるのですね。

●雅子様の公務用ドレスは「宮廷費」で作れるはずなのに…?

>天皇家と東宮家の財布はいっしょですので、皇太子妃が新しいドレスも洋服も何年も新調されない分、公務をなさる皇后さまがどんどん新調なさっているということなのでしょうか。

前のコメントで修正させてもらったのですが、公務に着用する衣装は公的なものということで「宮廷費」からの支出になるようです。雅子様が一般参賀などの公的行事にも衣装を新調されず、着回しをし続けているのは、なぜなのでしょうね。原則通りなら、宮廷費から出るはずですが。宮廷費を管理する宮内庁が必要ないとして出さないのでしょうか。雅子様が遠慮なさっているのでしょうか。もし、遠慮なさっているとしても、そこを押して新調して差し上げるのが、皇后様の専売特許のようになっている慈愛というものではないかと。

もし、わが娘が嫁ぎ先で何年も同じ洋服を着ていたとしたら…母親は娘に似合う洋服をたくさん買って、飛んで行きたくなりますよね。病気で苦しんでいるとしたら、尚のこと。なんとか少しでも気晴らしをさせてあげたいと思うでしょう。

姑である皇后様が、まるでジュディオングのような両袖をひらひらさせた豪華刺繍の新調ドレスをお召しになり、嫁である雅子様が何年も前の質素な衣装を着回している新年一般参賀の有様は、目を背けたくなるものがあります。

>公務と衣装の関係をあまり強調すると、何だか公務のために衣装を新調するのか、衣装のために公務をどんどん入れるのか、わからなくなってきますね。

公務先で、午前、午後、夜と、一日3回もお召替えになる皇后様は、ファッションショーを楽しんでいるように見えますね。宮内庁が「宮廷費」からいくらでも出すのでしょうか、有り余る潤沢な予算を、お好きな衣装道楽にお好きなだけ注ぎ込んでいように見えます。お辛いことが多いだろう皇后様の気晴らしに少しでもなるなら、それはそれでいいと思いますけれども。雅子さまとの対比があまりに極端なままだと、決して良い印象を国民に与えないと思います。マスコミには絶対に載らない意見ですが。海外王室や王室ウオッチャーも、気づいているかもしれません。
返信する
詳しいお知らせ有り難うございました。 (Dianthus)
2013-06-28 07:57:16
そうしますと、「公務」となると、出れば出る出るうちでの小槌のごとく、どんどん衣装が新調できるわけなんですね。
だから、公務に行くのかな?

>1,458万円が東宮ご一家で、この予算内で、さまざまな身の回り品、皇太子殿下や愛子様の私的お洋服を誂えていらっしゃる

庶民なら、多いと感じるところもあるかもしれませんが、皇族がしまむらやユニクロの服を着るわけにもいかないですしね。
ま、贅沢な衣装のはずなのに、どう見てもしまむらユニクロ風という皇族もいらっしゃいますけど。

また、旅行費の部分も気になります。たとえば、皇太子殿下の国連での演説、「私的旅行」ということになっていましたが、ああいう時はこちらからお金が出るのでしょうか。
speranza様が詳しく分類されて、どうやら相手国政府や王族の招待を受ければ公式訪問、そうでなければ私的ご旅行、という分類になっているようでしたが
この分類は、呼び名だけでなく、お財布にも関わっているのでしょうか。そうなると、皇太子殿下の水関係のご活動は、国際親善という意味では大変意義があると思うのですが、旅費や衣装代やそのための準備は、物品費の①や④で支払われる?
また、ご弔問もそうなんでしょうか。となると、お一人だけにかからないよう、分担し合うのも当然ですね。

また、公式訪問になると、今回の雅子様のオランダ行きが珍しいのであって、通常は出れば出る出るうちでの小槌になる。
ゆえに、
平成5年の、ベルギー、イタリア、ドイツ3カ国ご訪問(途中バチカン市国お立ち寄り)では、政府専用機の費用以外にも、総額2億円の経費がかかる、と当時の週刊新潮に載りました。(週刊新潮 1993年9月9日号)

「……そして両陛下が現地でお召しになるご服装の新調代に 三千五百万円といった具合です」

「何しろ、元首主催の晩餐会3回をはじめ、十五、六回は午餐会、晩餐会がある。正式な晩餐会には、陛下は燕尾服、皇后はローブ・デコルテで臨まれますが、女性は同じ服を二度着るわけにはいかない。さらに、イブニング・ドレスも必要だし、和服もお召しになる。結局、陛下が数着、皇后は二十着以上を新調されることになるのです」
なんてことも可能になるわけですね。

現在(つい最近?)秋篠宮ご夫妻が東欧諸国を長々と訪問されていましたが、公式訪問というのに全然日本での報道はありませんでした。
ただ、熱心な方が、海外での写真をいろいろ探していらして、私も拝見したのですが、何と言うか、地味な訪問でした。つまり、相手国がまだ政情安定して間もなかったり、人口など少なかったりだからでしょうか、いろいろ歓迎して下さっているのはわかるけれども小さな集まりという感じで、これを公式訪問と呼ぶのかと思いました。
まあ、紀子妃殿下は新しいスーツを何枚もお召しでしたけれどね。
でもまあ、「公式訪問」とすれば海外に出て行けるチャンスができるうえに、財布は別でいろいろ用意できるわけだから、うれしいはずですね。

それにしても今回のオランダでの雅子妃殿下は、公式訪問なのにも関わらず、殆ど何も新調なさらなかった。
東宮職のなかの不心得者が、雅子妃の衣装等の発注がなかったから、公式訪問なんて無いと思われていたのにとぶーたれていましたが(フライデー 2013年5月10日17日合併号(4月26日発売))
これは逆に言えば、発注があった時点で、「オランダに行くつもりらしい」「国内公務も果たしてないのに」「直前でキャンセルするかもしれないのに」と延々とバッシングするつもりで、きちんとチェックしていたってことでしょう。

でも2週間ぐらいでも、何とかなったのではないか。
そもそも、雅子妃殿下のローブモンタントが、ご病気以降全く新調されていないと言うこと自体が問題だったと思う。
(オランダ行きドレスは2003年歌会始めが初登場。
メーテルドレスは2000年天皇誕生日茶会が初登場。
淡いグリーンがかったブルー立ち襟前ボタンドレスは2002年天皇誕生日が初登場
薄いブル―ドレスは2001年講書始めまたは2003年新年一般参賀が初登場)

宮内庁が公務用衣装を新調させないことで、公務にますます行きにくくなっていらっしゃるように思います。

雅子様は病気療養に入られてから、一つには体調に波があり、なかなか予定が立たないという苦悩がおありだったと報じられています。
「ドタキャン」もありましたし、なるべくぎりぎりまで様子を見てからという場合は「ドタ出」と言われました。
そう、マスコミ挙げて、バッシングや揶揄の対象になっていたのです。

雅子様は、もともとは大変まじめで責任感の強い方です。そうでなければ、ハーバード大を優秀な成績で卒業されたり、外交官という職を捨てて「お国のために」皇太子殿下のプロポーズを受けられるということはなかったはず。
体調がままならず、予定通りに公務を果たすことができないことを、誰に言われなくとも御自身が一番気にされるご性格に違いない。
にもかかわらず、さらに傷に塩を塗り込むように、宮内庁関係者が、東宮関係者が、マスコミが「予定が立たず、直前変更で周囲が混乱」と叩く、叩く。

雅子様は、直前まで予定の決まりにくい御自身を申し訳なく思って、病気療養後は「公務用」として衣装を新調するのを極力遠慮なさり、せいぜい限られた「用度費」のなかから、時折スーツを新調される程度だったのではないか
だから、行き帰りのスーツさえ、今回は新調なさらなかったのではないか

そんな風にも思えたことでした。
返信する
宮廷費という打ち出の小槌 (Dianthus)
2013-06-28 09:43:03
さて、先の「皇室費」の推移について、「宮廷費」が平成に入ってからものすごく多くなっていることに、むしろ思いをいたすべきかもしれません。

昭和の皇室費は、概ね20億代で推移しています。
ところが、平成に入ると、急に40億50億60億といった金額になっています。実に2~3倍ですね。
しかも、桁が大きい。

>宮廷費:儀式,国賓・公賓等の接遇,行幸啓,外国ご訪問など皇室の公的ご活動等に必要な経費,皇室用財産の管理に必要な経費,皇居等の施設の整備に必要な経費などで,平成24年度は,55億7,996万円です。宮廷費は,宮内庁の経理する公金です(皇室経済法第5条)。
>宮内庁費:宮内庁の運営のために必要な人件費・事務費などが主なもので,平成24年度は,105億4,344万円です。

即位大嘗祭とかご成婚とかの時期は大きく予算を取るというのはわかりますが。
それでも、近年もまるでこっそり既得権のように、宮廷費は50億代の後半の金額がかかり、平成9年~平成21年の間はずっと60億代で推移していたのは驚きです。

もちろん、この間はデフレだったので、貨幣価値はあまりかわっていません。
国の借金(赤字国債)がふくれあがり、いつの間にが国民の貯蓄額を全て供出させられても間に合わなくなってしまっています。

これは、昭和の頃に比べて、御公務が大変活発になられたと言うことなのでしょうか。
小泉首相が「宮内庁は最後の構造改革の砦」と言っていたそうですが、確かに昭和の頃に比べて宮廷費が35億ほど増え、ついでに宮内庁費も20億ぐらい増えている状況について、何かしら思うところがあったのかも?

それにしても、こんなにお金がかかるなら、もう少し御公務が少なくても良いかもしれませんね。
だって、昭和の時代も、別に御公務が少なくて残念とか、国際親善がうまくいっていなかったということも、無かったように思いますから。
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Unknown (ねこ大好き)
2013-06-28 10:04:36
INDEX様、先日はご丁寧なレスありがとうございました。
この数日ネットで東宮アンチ派含めあれこれ読みました。

思えば20年前美と知を兼ね備え、世界に誇れる日本のプリンセスとして雅子妃誕生を喜んだ私たちが長い時間をかけてマスコミに刷りこみを受けて例えば雑誌の「ご公務の選り好みをなさる雅子妃」というような記事で「雅子さまって欧米かぶれの我が侭な方なのかしら」というような思い込みに陥っていたような気がします。
またこの数年、保守を自称する論客があちこちのメディアで皇太子ご一家を蔑ろにするようなことを書いたりしゃべったりし本当におかしなことばかりでした。

私事ではありますが、私はこの数年大変なことがあって、まだその状態から抜け出しておらず正直に言いますと、全く余裕がない状態です。
ですから大変申し訳ないのですが、ここの皆様のように時間をかけて検証したり出来ないのですが、私に出来る範囲のことはしていきたいと思います。またいろいろ教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

そう言えば昨日読んだ保守を自称しているブログで東宮ご一家(特に雅子さま)に酷い中傷をしているものを読んだのですが、その中でご高齢の両陛下、常陸宮ご夫妻が何度も被災地に赴かれているのに東宮ご夫妻は・・という論調だったのですが、私の記憶が間違いなければ、皇族が災害被災地に赴かれるのは今上陛下が大火砕流被害に遭った長崎県島原市に行かれたのが最初だったと思うのですが(だから昭和天皇以前はそのようなことはなかった)私の記憶が間違いでしょうか。
でもどちらにしても、皇室典範が変わらない限り、放っておいても、いずれ彼らの望みどおり、皇位は皇太子様から秋篠宮さま、さらに悠仁さまに移るのに何をあせっているのでしょうか。本当にわかりません。
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誤解ある表現だったかもしれないので付け加え (ねこ大好き)
2013-06-28 10:19:13
すみません、先ほどコメントさせていただきましたが、その中で「保守」という言葉を何回か使いました。
本意は無政府主義や共産主義の人が皇室批判をするのは理解できるのだが、保守を自称している人たちがあれほど酷い不敬発言を堂々としているのが私にはどうしても理解できないということです。男系が日本の伝統だからそれを守りたい、そういう「保守」であるということなのでしょうか。でも今のところ、東宮ご夫妻は何が何でもウチの愛子を天皇になどと発言されたわけでもないですよね。ともかく東宮ご一家批判は私の理解の範疇を超えています。
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たかがご公務、されどご公務 (シロキジ)
2013-06-30 21:30:20
そーなんですよねえ。ご公務。くせものですねえ。
みな様おっしゃるとおり、ご公務を減らしゃいいんですよね。
先の民主党政権のとき、政府がご公務の一ヶ月ルールとやらをやぶって天皇陛下と中国の要人との会見をねじこんだっつーんで当時の宮内庁羽毛田長官と小沢一郎がつばぜり合いしたことがありましたよね。
小沢が「何だ、陛下のお体の具合が悪いんなら他のしょーもない公務を減らせばいいじゃん」って今にして思えばまともなこと言ってて、でも彼の人徳のなさかww「陛下はご公務に軽重はお付けにならない」といった羽毛田長官のほうがなんだか忠臣のようでマスコミ受けはよかったようなんですが、
でもそれだと…、一ヶ月ルールさえ守れば、どんな公務もどんどんいれてっちゃうってこと、なんでしょうかねえ。ご公務の企画、立案ってだれがやるんでしょうね。
今の両陛下の時代になってがんがん増えてったご公務。
もちろん両陛下の積極的なご意思もあったのだろうけど、ひょっとして外部からの何らかの誘導もあったとはいえないでしょうか???
公務では公金がつぎ込まれ、皇室負担の費用以外でも、地方行幸なんかだと受け入れる自治体のほうもけっこう大きい費用負担をするようですね。大きいお金が動けばそれで恩恵をこうむる人も当然いるわけで。
でも皇室のご公務だから神聖にして不可侵のイメージで、なかなかメスは入りにくい。隠されたところにはきっとなんらかのよどみが。
「ご公務に軽重はない」、一見美しい言葉ですが、やはり公金が使用されるなら、何らかの審査、淘汰は必要なのではないでしょうか。ご公務の審査、仕分け。
皇太子殿下も以前、「ご公務の整理、縮小が必要」とゆうようなことをおっしゃってたような気がします(←すみません、うろ覚え)。殿下の側から見ても明らかに無駄なご公務ってあるんでしょうね。
ひょっとすると、ご公務の利権にたかる闇の勢力があったりして。
ご公務汚職。ご公務疑獄。(すいません。この辺、妄想です。)
そんなやつらがいたとしたら、ご公務の合理化をはかろうとするまともな皇太子様や、
ドレスを10回も着まわす質素で謙虚な、ちっとも税金の無駄遣いをして下さらない雅子さまは目の上のたんこぶなのかも。
誰かそういうとこ調べてくれるまともなジャーナリストっていないもんでしょうかね。
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理解の範疇を超える東宮ご一家批判 (INDEX)
2013-07-01 02:10:26
ねこ大好き様

いま、まだ大変な状態にいらっしゃるのですね。どうぞ、無理をなさらず、ご自愛くださいね。

雅子様へのバッシングの異常さに気づく人は、他者にはなかなかわかってもらえない苦しみを経験した人が多いのではないかと想像します。雅子様の置かれた異常な状態に気づくセンサーが、鋭敏に働くのではないかと思います。

「保守」という言葉についてですが、ほんとうの保守派は、東宮様を応援していると思います。東宮ご夫妻を貶める発言ができる人は、保守の看板を下ろしていただきたいです。

別のスレッドに書いたのですが、皇學館大学の元学長で日本古代史の第一人者という、まことに由緒正しい真正の保守派であられる田中卓氏は、東宮バッシングに非常に心を痛め、とくに山折哲雄氏の『皇太子殿下、ご退位なさいませ』には心底の怒りを表明しておられます。

・「謀反」をどう捉え、どう対峙するか (INDEX) 2013-06-26 22:07:04
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/fc383b8368a150b06fa53dbb9f38beaa#comment-list


>皇室典範が変わらない限り、放っておいても、いずれ彼らの望みどおり、皇位は皇太子様から秋篠宮さま、さらに悠仁さまに移るのに何をあせっているのでしょうか。本当にわかりません。

皇室典範通りに皇位継承が行われ、皇太子さまが即位されることに、恐れおののいているようにみえますね。それを何とか阻止するために、ご病気の雅子様を叩き、理由にもならない理由をでっち上げて、即位を阻もうとしているかのようです。

彼らが何を恐れているかについて、小林よしのり氏は、「愛子さまがいるのに、なぜ?」という声が澎湃として湧き起こってくる事態を恐れているのかもしれない、と記しています。

○ゴー戦道場「皇位継承問題に関わる 謀反が起こっている」 (2013/06/20)
https://www.gosen-dojo.com/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=2237&comment_flag=1&block_id=736#_736

-----------引用開始

「宮内庁の内部かその周辺、及び宮家関係者」と八木秀次が異常な世論操作を進めている模様だ。雅子妃殿下のご病気を口実にして、皇太子殿下から皇位を奪い、秋篠宮家に遷そうという策略である。しかも、一気に悠仁親王殿下が即位出来るところまで、進めようという魂胆らしい。時計の針を一足飛びに進めて、たった御一人の男系男子皇族に、皇統の命運を託してしまおうという、恐るべき謀略を計る輩がいる。

それは将来、「皇太子殿下がいなくなる」という事実に国民が気づいたとき、「愛子さまがいるのに、なぜ?」という声が澎湃として湧き起こってくる事態を恐れているのかもしれない。

-----------引用終り

私も、この見立てに同意です。罰則付き報道規制で「ふだんの姿」が国民から隠されている悠仁様と違い、お生まれになって間もない頃から喜びも苦しみもオープンに国民と共に分かち合ってきた愛子様。次の御代で、愛子様を皇太子に、という声が沸き起こってくる可能性は大いにあります。それを恐れ、ありとあらゆる手段を使って東宮バッシングが行われているのだと思えてなりません。
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平成の「増えすぎた公務」への疑問 (INDEX)
2013-07-01 02:26:14
シロキジ様

「陛下のお体の具合が悪いなら、どうでもいい公務を減らせばいい」という指摘、ほんとうにその通りと思うのですが、いっこうに減る気配は無いですね。昭和時代に比べ、平成の皇室のご公務は、あまりに多いと感じます。

公務の増加は、両陛下のご意向ももちろんあったでしょうが、「外部からの何らかの誘導もあったのではないか」という疑問を持つ人は、シロキジ様ばかりではないと思います。

昭和と違い、今はすべての公務依頼に両陛下が目を通され、直接お決めになっているようです。しかし、ご公務には「公金が使用されている」のですから、おっしゃるとおり、「何らかの審査、淘汰は必要」だと私も思います。お金が動くところ、それで恩恵を受ける人、組織、団体は、必ずあるわけですから。

>ご公務汚職。ご公務疑獄。(すいません。この辺、妄想です。)そんなやつらがいたとしたら、ご公務の合理化をはかろうとするまともな皇太子様や、ドレスを10回も着まわす質素で謙虚な、ちっとも税金の無駄遣いをして下さらない雅子さまは目の上のたんこぶなのかも。

もしかして、東宮夫妻がバッシングされる理由の、これは重要な要素の1つなのかもしれませんね。「こういうとこ調べてくれるまともなジャーナリスト」なぞ、日本のどこを探しても見つからないでしょう。もっとも質素な皇族である雅子様のお持物を調べ上げ、まるで贅沢三昧をしているかのうような印象操作をして大衆の嫉妬をあおる、卑怯極まりないジャーナリストもどきがいるぐらいのものです。

そこで、シロキジ様、ご相談です。もし可能でしたら、一緒に、このテーマについて、取り組んでみませんか。どうやって調べるかから考えなければなりませんけれども、素人なりに考えて、素人なりの方法で、試行錯誤しながらでも、少しずつでも、調べていきませんか。もし、ご承諾いただけたら、皇室のご公務について考える、新しいトピを立てたいと思います。どうぞ、ご検討ください。
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非力ではございますが…。 (シロキジ)
2013-07-01 23:46:07
INDEX様。

ご公務に関する新しいトピックス作成のご提案、
私ごときにお声がけいただき恐縮です(爆汗)。
なんせ私は情報収集力もなく、読解力、洞察力も低いレベルの人間ですので、
一体どこまでご協力できるかわかりませんが、
できる範囲で資料を集めたり、他の皆様にもお知恵をお借りしながら一緒に勉強したり、検証したり…
という形でしたら参加させていただけたら、と思います。
ご公務に関する黒いお金の流れというのは
まだ何の証拠もなく、私の妄想の産物にすぎませんが、
皇室というのは情報公開をあまりしない閉じた空間であるので、ご公務について少し詳しく調べるだけでも何か新しく見えてくるものがあるかもしれませんね。
ただ、勝手を申し上げまして申し訳ないのですが、
ちょっと私事で秋口から忙しくなりますので、
協力が断続的になってしまうこと、どうかご容赦くださいませ。
日本は今、周辺諸国とギクシャクしたり、
憲法改正が論議されたり、
長引く不況のせいか、レイシストのような過激な思想が台頭したりと不穏ないやなムードになっていますよね。
雅子様への週刊誌やネットでのヒステリックな攻撃も
こうした動きと連動しているような気がいたします。
こんなときこそ冷静な思考が大切かもしれません…。
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ありがとうございます! (INDEX)
2013-07-02 01:01:29
シロキジ様

ご承諾いただき、ありがとうございます。
色々な意味で、難しいテーマになると思いますが、素人なりの方法で、ご一緒に取り組んでいただけたら嬉しいです。

>皇室というのは情報公開をあまりしない閉じた空間であるので、ご公務について少し詳しく調べるだけでも何か新しく見えてくるものがあるかもしれませんね。

ハイ。国の象徴として、国の宝として、皇室をお見守り申し上げていくためにも、ご公務の成り立ちについて、その意味について、お金の流れについて、知っておきたいですよね。

>秋口から忙しくなりますので、協力が断続的になってしまうこと、どうかご容赦くださいませ。

私も、検証に協力してくださっている皆様も、継続的にはなかなか難しく、それぞれができる範囲で無理なく、ということで、了解し合っています。シロキジ様も、ご無理のない範囲で、お付き合いいただければ嬉しいです。

さっそく勝手を言って恐縮ですが、今晩~明日にかけてバタバタしておりまして、明日の夜を目標に、新しいトピを立てるべく、準備いたしますね。

どうぞよろしく、お願いいたします。
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雅子さまの私物は (無知ですみません)
2013-09-11 14:38:20
はじめまして。
このサイトがとても気に入っていて、ほぼ毎日、新しいコメントがないか、チェックさせていただいております。
私がいつも、もやもやと疑問に思っていたことを、明確に言葉で表現してあるので、胸にすとんと落ちることが多いでのす。

今日の新聞に載っていた「文春」のタイトルは「小6に4万円バッグの是非」と、敬宮様の持ち物を批判しているようです。
記事を読まずに批判するのはどうかとは思いますが、皇室に特に興味のない人にとっては、わざわざ記事を読んだりはしないと思うので、新聞に載る週刊誌の見出しというのは、なかなか、大きな意味を持っていると思うのです。

この見出しでは、バッグの費用が、どこから出ているものか、わかりません。もしかしたら、ご実家からのプレゼントかもしれません。
お金に名前は書けませんからね。

雅子様が、一般人だったとしたら、ご自分のお子様に、「長く使える、良いものを」与えることは、批判されることではないと思います。
6万円のバッグは、個人の価値観の範囲だと思います。
個人の価値観に、批判をする権利は、だれにもないと思います。
ジェット機で四国から東京に塾通いをしていた人だって、いるんですもの。


秋篠宮の佳子様のティアラは、3千万円したそうですね。
20歳の女の子に3千万円のティアラは必需品として、好意的な報道をされる。
いずれ、結婚されれば、皇室を離れる方なのに。ティアラを新調するのは、必要でしょうか。

今回、IOCに出向かれた高円宮妃殿下の御衣裳は、とてもすてきでした。
皇族の方が、御公務で、柄ものをお召しになったのを、あまり見たことがない気がするのですが、実際はどうなのでしょうか。
何か決まりがあるのですか?

皇族の方の御衣裳は、ある意味「仕事着」でしょう。わたしは、皇族の方々の御衣裳は、たいていは、あまり好きではありません。
自分が着るのなら、ごめんこうむりたい。
雅子様のお気持ちは、どうなのかなあ、と、思ったりします。

好きでもない衣装を着せられ、それをまた批判されるのだったら、本当に、お気の毒だなあ、と思います。



知識のない者のたわごとですね、すみませんでした。



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Unknown (auxilia)
2013-09-11 16:41:49
『プリンセス・マサコ』の真実
“検閲”された雅子妃情報の謎

野田峯雄[著]   

第三書館   2007年9月1日 初版発行 

97項


宮本商行(東京銀座) 

     中途略

美智子皇后の持つ手づくりの銀の薬入れは約2600豪ドル。



====================

豪州人によって書かれた『プリンセス・マサコ』は、当初、講談社から発行されるはずでしたが、圧力があったのか、講談社は発行中止としました。

上記の本には、
「日本語への翻訳に際して150ヶ所ほど削らされた。」
「すると講談社版は原文を、150ヶ所ではなく、じつに180ヶ所ほど削り取っていた。」
「部分によっては原文にまったくない言葉を付け加えて事実関係を歪曲してもいる。」
等々、言論の自由を抹殺しているとしか思えない記述があります。

野田氏は左翼であり、発行会社も老舗一流会社とは失礼ながら言い難いので、この本は信用ならないと批判されましたが、削除された部分に興味深い一文がありましたので、それをこちらにコメントさせていただきました。


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愛子様のバッグ4万円を叩く奇妙なマスメディア (INDEX)
2013-09-11 17:18:51
■無知ですみません様(Re:雅子さまの私物は)

ご愛読ありがとうございます!
愛子様のバッグ4万円也を叩く雑誌記事には、呆れるほかありませんね。

最初この記事を載せた女性週刊誌記事を取り上げて、どこがおかしいか検証したいと思っていたのですが、なかなか時間が取れずにいたところ、今度は文春がその後追い記事ですから、あいた口がふさがりません。

遅くなってしまうと思いますが、今日の夜には、この問題を取り上げる新しいトピックを立てたいと思います。そのとき、このご投稿を最初のコメントに再掲させていただいてよろしいでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。

■auxilia様

いつもありがとうございます。
美智子さまや紀子さまの衣装、お持物、筆頭宮家の散財ぶりなどをなぜメディアがとりあげないのか、不思議ですよね。こちらの「金銭感覚」のほうが、余程興味深いものがあります。
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私的旅行に特別機 (pomme)
2014-09-25 09:05:47
ぴったりのスレではないのですが、東宮家は贅沢と叩かれることが多いのでこちらに繋げました。

昨日、両陛下が八戸の復興状況を視察に"私的旅行"をなさいました。
さすがにゴコームにするには気が引けたのでしょうが、今日は田んぼアートとリンゴ園をご視察になり、"特別機で"帰京されるそう。
一体特別機を飛ばすのにいくらかかるのでしょうか。

東宮家が招待されてオランダに静養に行かれたことに対し、「私たちは厳しく自分を律して、私的旅行はしたことが無い」と明らかに皮肉を言われた。
後日「そんなつもりはない」と弁明されましたが…


老夫婦が残りの日々に思い出を作ろうと、せっせとお出かけされるのは構わない。
純粋に楽しめばいいのに、そこに被災地視察を絡め、「痛みと御多忙に耐えて」とヨイショ記事が出て、雅子妃が動かないことを叩く。目に見えるようです。

私的であろうとなかろうと陛下が動けば警備が付き、特別機が仕立てられ、莫大な金がかかる。

皇太子妃が何年も同じ服を着て、愛子さまはきちんと学習院に通われ、夏休みも近くの御用邸しか行かれず、つましい生活をなさっている。
内廷皇族費は同じ財布とか。
毎日のようにお出かけの美智子さまを見て、嫁は黙ってドレスの新調さえ我慢してるのかなと下司な勘繰りをしました。
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雅子妃が新調されないわけ (庄三郎)
2014-11-11 10:11:07
古いスレを引っ張り出してすみません。
マスコミ、あるいは宮内庁関者は東宮応援ブログをチェックしているのではないでしょうか。
自分たちの嘘がどれだけ通じているのか、国民の気持ちはどう変化しているのか、彼らなりに凄く気にしてるのではないかと思います。
そこで書かれたことに、言い訳するような記事が書かれることがありますから。

今回も「雅子妃がドレスを新調されないわけ」という記事が書かれました。
これはきちんと写真で検証できるから判りやすいですよね。
オランダ国王即位式、典子様の披露宴、こんな大事な時でさえ10年前のドレスでした。
あちこちのブログで写真で証明されました。

言い訳するように「新調しても、その式に出られないと申し訳ないから」と雅子妃が自ら遠慮されてると書いてありました。

それは雅子妃の性格からいって想像はつきます。
でもローブデコルテ、ローブモンタントなどは、ある一つの式にしか使えないものではない。
例えば子供の七五三衣装のように、そこで着なければ着るチャンスはない、というものではない。
形もオーソドックスだし、季節もあまり問わない。
でも作るのに何カ月もかかります。

「少しずつ元気になっているし、逆に新しいドレスを作っておけば"それを着たい"となって、出席できる元気も出るかもしれませんよ」と、ここは慈愛の方が勧めるべきではないでしょうか。

女性は、バーゲンで思いがけず素敵な服を安く買えた。それを着たさに普段行かない高級レストランに出かけたり…そんな経験があります。

ある羽振りの良い男性で、常にお洒落で同じネクタイは2度締めないという人がいました。
でも奥さんに渡す生活費はその分削られるのか、奥さんはいつもいかにも安物の服でした。
その男性がお洒落をするほど、人々の見る目は「奥さんにあんな格好をさせて自分ばっかり」と冷ややかになりました。

あの慈愛の方も「遠慮する気持ちは判るけど、あなたが古いドレスばかり着てると私が鬼姑と呼ばれちゃうのよ。私のためにも新しい服を作ってちょうだい」とユーモラスに勧めることもできる。
公務を休みがちなので遠慮されてるなら、そこを察してあげるのが優しい姑のはず。

今回の記事、言い訳になってませんよ。

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名古屋でお召しのスーツ (庄三郎)
2014-11-15 10:11:16
女性週刊誌に写真付きで「18年前のスーツ」と書かれています。
私は写真を貼れませんが、証拠として取っておかれればと思います。

しかし18年前!
御成婚間もない頃、敬宮さま誕生前です。
それが着られるのもお似合いなのも驚きですが、一国の皇太子妃が余りに痛ましい。
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Unknown (余裕のない庶民)
2015-01-14 21:30:10
こんなつまらないことしか言えないのが申し訳ないのですが、このところの秋篠宮家の次女さんの次々映る新しいドレスをまとったage報道にも嫌気がさしたので失礼します。

HNのとおり、子供がまだ小さく専業主婦である私の家族はあまり余裕のある生活はできていません。そんなときに消費税8%への引き上げ、そして遠くない未来には10%になってしまいそうな状況。
今も別に苦しくはないですが、やはり10%などにされてしまったら生活は苦しくなるでしょう。
そんな不安を抱きつつも毎日やりくりし、少しでも子供にと貯金に励んでいる身に、皇后・秋篠宮家のあれもこれもと忙しい衣装の新調ぶりは苦々しく映ります。あれは私達が生活に工夫しながら納めた税金ではないか、そんなものに使うために納めてるんじゃない。なにをニタニタ笑ってるんだと、恨みがましいほどに腹が立ちます。
秋篠宮家の次女さんの成人会見には品のなさや知性のなさに絶句し、彼女に注ぎ込んだ税金はまさに無駄、税金泥棒とは彼女や彼女の親ではないかと思いました。
特に衣装の新調分に使っていた税金を少しでも節約してくれれば、消費税増税しなくともその分を賄えるのでは?と、財政のことなどよくわかりもしない庶民ながら思わずにいられませんでした。
そんな私ですら、雅子さまの衣装の着回しには涙が出ます。
オランダの即位式の時は、なぜドレスを作って差し上げなかったのかと怒りを覚えたほどです。
慈愛だ祈りだとか言わせながら皇太子ご一家のバッシングはスルー、戦争責任だなんだと壊れたラジオのように繰り返し、政治的発言をしまくる天皇皇后には軽蔑の目でしか見れません。
ですがどうせ政治的発言なさるのなら、消費税増税についてのご意見が聞きたいものです。
でもきっと触れませんね、なんせ「清貧だ」「質素になさってる」などと言わせて、そちらには反論されないんですもの藪蛇になってしまいますもんね。

管理人さま、お見苦しいことを書き連ねてしまい申し訳ございません。
掲載すべきではないと少しでも思う部分がありましたら、削除してくださいませ。
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