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西山朋佳二段、女性棋士として史上最年少で三段に

2015年12月06日 06時59分19秒 | 時事放談: 国内編

すばらしい!里見香奈女流四冠が先鞭をつけた三段への道を、後輩の西山朋佳二段が続いてくれました。

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女性初の棋士誕生へ前進 西山朋佳、2人目の三段に
朝日新聞 2015年12月5日18時48分

 将棋のプロ棋士養成機関「奨励会」の対局が5日、東京・千駄ケ谷の将棋会館であり、西山朋佳(ともか)二段(20)が2連勝して規定の成績に達し、プロ四段にあと一歩と迫る三段に昇った。現行規定で奨励会三段になった女性は、里見香奈三段(23)=女流四冠=に続いて2人目20歳5カ月での三段昇段は里見三段の21歳9カ月より1年以上早い

 西山新三段は大阪府大阪狭山市出身。2010年3月に奨励会に入った。昇段を決め、「今日、絶対に上がろうと思っていたので、ホッとしました。メンタル面も鍛えて頑張りたい」と語った。

 三段になると半年単位のリーグ戦を戦い、上位2人が四段になれる。これまで女性の棋士は誕生しておらず、今年10月からのリーグ戦に、棋士とは別制度の女流棋士としても活躍中の里見三段が初参戦している。西山新三段は来年4月から参加する。(深松真司)

西山朋佳が奨励会三段に=里見に続き女性で2人目—将棋
WSJ 2015 年 12 月 5 日 18:00 JST 更新

 将棋の棋士養成機関「奨励会」に所属する西山朋佳二段(20)が5日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた例会で2連勝し、里見香奈女流四冠(23)に続いて、女性で史上2人目の三段への昇段を果たした。

 西山の20歳5カ月での昇段は里見の21歳9カ月を抜く早さ。西山は大阪府大阪狭山市出身で、慶応大環境情報学部の2年に在籍、対局に専念するため9月から休学している。

 対局後は「ようやく(三段に)なれた、とほっとしています」と笑顔を見せた。男性と同じ棋戦を戦うプロへの最終関門の三段リーグに向けて「きょうは今までにないぐらい緊張したので、これからメンタル面も鍛えて、三段リーグで通用する力を付けたい」と気を引き締めた。

 将棋のプロには、性別を問わない「棋士」と女性だけの「女流棋士」があり、女性が棋士になった例はまだない。棋士になるには、半年ごとに開催される三段リーグで計18局を戦い、上位2位に入る成績を収めなくてはならない。 

[時事通信社]

将棋 西山朋佳さん 女性で2人目の三段に
NHK 12月5日 20時27分

将棋のプロ棋士を養成する「奨励会」で、20歳の西山朋佳さんが女性では2人目の三段に昇段し、プロ入りとなる四段を目指して大きな一歩を踏み出しました。

大阪府出身の西山朋佳さんは20歳で、慶應大学に在籍しています。

5日、東京・渋谷の東京将棋会館で行われた奨励会の対局で、西山さんは2連勝し、これで「直近の成績で12勝4敗」という規定を満たして、二段から三段に昇段しました。

女性の三段昇段は、おととしの里見香奈さん以来2人目で、西山さんの20歳5か月での昇段は、里見さんの21歳9か月を抜いて、女性では最年少となります。

西山さんは今後、三段どうしで行う「三段リーグ」に参加し、2位までに入るなどすれば、プロ棋士となる四段に昇段します。

これまで女性が四段になったことはなく、すでに三段リーグに挑戦している里見さんとともに、女性では初めてのプロ棋士誕生となるか注目されます。

取材に対し西山さんは、「1年ちょっと二段の状態が続き、絶対に三段に上がろうと思っていたので、ほっとしています。三段リーグが始まるまでの3か月で力をつけ、精神面も鍛えたいと思います」と話していました。

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西山新三段は、女流棋戦に参加せず、プロ棋士をめざしているとか。こうなると、里見三段とどちらが先にプロ入りするか、野次馬としては興味がわきます。

ただし、ずっと里見三段を応援してきた貧乏英語塾長、ぜひとも里見三段に先に四段昇段を決めてもらいたいのですが、こればかりは何ともいえません。

ともあれ、ふたりが切磋琢磨して、女性棋士初のプロ棋士が誕生し、ふたりとも四段になってもらうことを強く願う次第です。がんばれ、里見三段!がんばれ西山新三段!


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