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36㎜投入口が、アマゾン、JP、消費者を喜ばす

2017年09月11日 01時45分26秒 | 時事放談: 国内編

面白い!記録しておきましょう。

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郵便受け投入口、じわり大きく ネット通販の再配達防ぐ
朝日新聞 2017年9月10日19時37分

 郵便受けの投入口が、じわりと大きくなっている。集合住宅の郵便受けは外から手が入らないようタテ約2・5センチの隙間が主流だったが、3・6センチのタイプが増え、最大手メーカーでは出荷量の約3割を占める。ネット通販で届く小型の箱が入るようにして再配達を減らしたい日本郵便が、普及を後押ししている。

 集合住宅向け郵便受けの最大手のナスタ(東京)2014年11月に投入口のタテ幅を3・6センチに広げた製品を発売した。出荷は15年が約6万戸分、16年は約11万5千戸分と倍増し、出荷全体の3割を占めた。同社広報室の平山浩哉部長は「新築に加え大規模修繕で使われる例も増えている」と話す。

 新商品は、ナスタ、日本郵便、ネット通販大手アマゾンの話し合いから生まれた。当時、佐川急便がアマゾンの配達を打ち切ったことで日本郵便の取扱量が急増。DVDや化粧品などの小物を送るのに使われる厚さ3センチ前後の箱が郵便受けに入らず、マンションの各戸に届けたり、再配達したりする手間に現場から悲鳴が上がっていた。

 3社で協議した結果、日本郵便は14年10月に厚さ3・5センチの箱が入る投入口の大きさを「推奨規格」と決め、他のメーカーにも製品開発を呼びかけた。15年4月から17年3月までは、規格に沿った郵便受けを設置したマンションの管理組合に1個あたり500円を出した。

 郵便受け大手の田島メタルワークも昨年秋、3・5センチの箱が入る製品を売り出した。担当者は「不在者が多いと宅配ボックスがいっぱいになる。ボックスを増やすのは難しく、新しい郵便受けに切り替わっていくのでは」とみる。

■手が入らない工夫も

 投入口が広い郵便受けは、戸建て向けでは以前から多く使われてきた。設置スペースに余裕があり、底を深くすることで郵便物の盗難を防げるためだ。

 底が浅い集合住宅向けでは、外から手が入らない工夫が必要だ。ナスタによると、日本人の手の厚さは平均2・8センチという調査結果があることから、集合住宅向けの投入口は長年、2・5センチが主流だったという。

 ナスタは、投入口を広げるにあたって、投入口の内側をふさぐ形で、横幅約2・5センチの板をのれんのように横に12枚ぶら下げた荷物は入るが、カバーを手で押し開けて荷物を取り出すことはできない。他にも投入口の内側に金属製の「ひさし」のような板を付け、郵便物に手が届かないようにするなど、各社が技術を凝らしている。

 ただ、マンション開発業者は、完成後の修理をマニュアル化しやすいことなどから、手がける物件で同じ郵便受けを使い続ける傾向がある。新型が主流になるには、メーカー側が根気よく売り込みを続ける必要がありそうだ。(徳島慎也)

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すばらしい創意工夫です。高さ36㎜の投入口で再配達が防げるのならば、これに越したことはありません。アマゾンのヘビーユーザーである貧乏英語塾長としても、そういう郵便受けがあればとおもいます。

郵便受けメーカーの努力がアマゾン・ユーザーの利便性を上げることにつながれば、アマゾン、JP、消費者のすべてが助かるのです。ヤマト運輸や佐川急便がアマゾン配達から撤退したいま、この投入口は三者を救う貴重な一手。その普及の推移を見守りたい36㎜投入口です。


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