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日本陸連よ、川内選手の提言に耳を貸せ

2014年07月10日 04時40分32秒 | 時事放談: 国内編

立派な提言です。日本陸連は、採用すべきです。

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川内こけても「ネバーギブアップ」3位(日刊スポーツ) - goo ニュース

2014年7月7日(月)10:11

<陸上:ゴールドコースト・マラソン>◇6日◇オーストラリア・ゴールドコースト

 日の丸戦士の誇りを根性で守った。今秋のアジア大会(韓国・仁川)男子マラソン代表の川内優輝(27=埼玉県庁)が出場。連覇と、昨年作った大会記録(2時間10分1秒)更新は逃したが、2時間11分27秒の3位で表彰台に立った。

  川内の自己ベスト(2時間8分14秒)は全体の6番目。優勝より2時間8~9分台のタイムを目標にした。だが20キロ手前で転倒したのが響き「一瞬すべて が終わったと思った」。そんな失意も「ネバーギブアップと自分に言い聞かせて走った」と奮起し、後半ハーフは最速タイムでカバー中間点で22位だった順 位を一気に押し上げ、賞金約38万円を獲得した。

 3日の成田出発時。マラソン日本代表メンバーとして「負けたら何のためのナショナルチームだとボコボコに言われる。非ナショナルメンバーに勝つ責任がある」と話していた。転倒後の25キロまでに藤原新(2時間25分11秒で25位)を振り切り、20キロ地点で17秒離されていた高田千春を35キロ過ぎで逆転。「非ナショナルメンバー」から日本人トップの座を奪回した。メンツを保ち「転んだにしてはよくやれたと思う。来年リベンジしたい」と話した。

“公務員ランナー”川内がナショナルチームに愛のダメ出し「日本代表は重いですよ」(デイリースポーツ) - goo ニュース

2014年7月8日(火)06:59

  陸上男子マラソン・アジア大会代表の川内優輝(27)=埼玉県庁=が7日、4月に日本陸上連盟が発足させたマラソンナショナルチームのあり方に“愛のダ メ出し”を連発した。この日は6日に豪州で行われたゴールドコーストマラソンから帰国。川内は中盤の転倒を乗り越え、日本人トップの3位と健闘したが、他 のナショナルチームメンバーが惨敗。選考方法や、メンバーの意識の低さの問題を指摘し、入れ替え制などの導入を提案した。

 日本のマラソン界の未来を思うからこそ、黙っていられなかった。それまで自らの走りを熱く振り返っていた川内だったが「ナショナルとして」の思いを聞かれると、口調はさらに熱を帯び、言葉はどんどん過激になっていった。

  自身は転倒がありながら2時間11分27秒でまとめ、日本人トップの3位で面目を保った。一方、もう1人ナショナルチームから出場した黒崎(コニカミノル タ)は、他の2人の日本人選手にも大きく遅れをとり、2時間19分台で惨敗。これについて「ナショナルの人間として、非ナショナルには負けられない。僕は そう思っていたけど、ナショナルの人がボロボロにやられている。しかも出るレースを絞ってるのに。20分も掛かってしまえば、市民ランナーの普通の人に負 けてしまう。国を代表するチームの人間が、あれでいいのか」と、ぶった切った。

 元々ナショナルチームの選考方法から疑問を持っていた と いう。「(好条件の)今年の東京マラソンで流れに乗って、たまたまサブテン(2時間10分切り)した選手が多く入ってる。もっとコンスタントに結果を残し ている選手を入れるべき。9分を1回走っただけで、ナショナルチームに入って、メディカルサポートや、五輪選考で優先されるのはおかしい」と、指摘した。

  12年の東京マラソンでロンドン五輪代表を逃した際、当時、サブテンを2回しか記録していなかった川内は、ある実業団関係者に「実業団は1度やったことを 2度やり3度やる。君はそれができてないから全然駄目だ」と言われたという。その言葉に奮起した川内は、今年には日本人最多となる7度目のサブテンを記録 し、今や日本のエースとなった。

 “公務員ランナー”として、結果が出なければ批判にさらされることも多い。今も勤務先の高校には「代 表 として国に傷をつけるような走りをするな」や、「アジア大会でもどうせ活躍できないから辞退しろ」などの殴り書きで書かれたFAXや手紙が届くこともある という。「恐らく僕がゴールドコーストマラソンで十何番だったら、ボロクソですよ。日本代表は重いですよ。責任が」。誰よりも日の丸の重みを実感している からこその言葉だ。

 現状ではナショナルチームのメンバーは1年ごとに見直される規定になっているが川内は「見直しにしても基準が明確 じゃない。結果が出なければ、結果を出した人とすぐ入れ替えるとか考えた方がいい。例えば2回続けて負けたら、2回続けて勝った人と変わるとか。そうなれ ば、他の選手だって“打倒ナショナル”でモチベーションが上がるだろうし。五輪も近づきますからね。ナショナルの選手は負けられないから緊張感が生まれて いいと思う」と、持論を展開。マラソン界の発展のために、より厳しい環境となることを望んだ。

 “最強市民ランナー”が放ったド直球な正論は、日本マラソン界に一石を投じるか。

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それにしても、川内選手がここまでの決意を胸に戦っているとは知りませんでした。男子マラソンの世界記録が2時間3分台の現代ですから、世界一を争うレベルにはないでしょうが、こういう国を背負う気概は他の日本選手によい影響を与えます。

日本代表なら、勝たねばならない。

いい言葉です。どこぞの日本代表チームに聞かせてやりたい言葉です。川内選手を応援せねばという気にさせます。恵まれた環境の実業団選手を蹴散らし続けてください。


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