トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

イワザクラ咲く花の里山『舟伏山』

2015年04月19日 | データ
■2015.04.18 トドクロちゃんと行けそうな山として選びましたが、長男のお祭り参加もあり結局私一人で行くことに。
選んだ山は『イワザクラの咲く舟伏山』で色々調べるうちに多くの花がこれから咲くことがわかりました。

登山口7時を目指し自宅を出発。

名古屋高速を使わず下道で、一宮木曽川ICから関ICまでは高速を使う。ナビは北山郵便局にセットし約2時間半で登山口到着。全部高速を利用した場合の事前シュミレーションとほぼ同じ時間で来れました。

ちなみに山行準備として登山口と駐車場の情報入手(林道等の通行止有無)、google mapで経路・所要時間を出し高速料金の検討をする(なるべく安く)


今回のルートは西コースから神崎登山口下山の周回コースとする。
(東ルートは通行止め)

西コース登山口にある登山届を記入し歩き始める。
しばらくは渓流沿いを行くが直ぐに植林の中を行く登山道となる。
朝の気温が2℃で最初は肌寒く感じたが、30分程度で汗が掻きだす。

阿弥陀仏近辺から花が目立つようになる。
カタクリ
まだ咲初めで後1週間程度が満開か?
足助のカタクリを見過ごしたが此処で見られた。

エイザンスミレ

タチツボスミレ

ヒトリシズカ(一人静)
源義経の愛妻「静御前」の舞姿の美しさにちなんでつけられたそうです。

ボタンネコノメソウ

尾根上に上がると雪も少し残っておりバイケソウやヤブレガサが多くなる。
バイケソウ

ヤブレガサ
私的にはヤブレガサは『破れ傘刀舟悪人狩り』となりこの時代劇をよく見ていた。
主演は萬屋錦之介だった。

8:38舟伏山(1040m)この時間は誰も居ない。
写真を撮りながらゆっくり来たつもりだが1時間40分で到着
うす雲があり遠望は利かずレンズを変えるのも面倒で景色は撮らないが奥には能郷白山が見える。
目的の花は西コースで2株咲いていたが、群生地は東コース方面で少し下った場所。

イワザクラは石灰岩の隙間に生える花で群落している。
三重県・愛知県では絶滅危惧II類の指定(環境省では準絶滅危惧NT指定)、まあ大切に保護すべき植物。

綺麗にならんで。
このイワザクラ(和名)の由来は、渓谷の水しぶきがかかるような岩場に咲く桜草というところからきている。
昨年の今頃、鈴鹿で見た花よりふくよかな気がする。
量は圧倒的にこちらが多いですね。

登山者の目当てはこれ。

ハクサンコザクラとよく似てますが、イワザクラは花弁がハート型です。

アップで。

ニリンソウ。
根元にもう一輪の蕾が。

10:03桜峠
桜峠までは4組位すれ違うのみで静かです。
東コースへの登山道はテープで止めてあります。私は神崎登山口を目指し心地よい尾根道をマイナスイオンを感じながら行きます。
この間に石仏が3体ありました。
シロモジ

10:50神崎登山口。
お墓の所です。ここから周回する事も考えましたが、そうすると西コースが下山道となるので・・・

林道を渓流や花を見ながらゆっくり歩いて戻る。
ヤマブキ

ミヤマカタバミ

ヤマザクラ

ショウジョウバカマ

11:33あいの森登山口。

山で出会った石仏。
左上:十方施玉仏、右側:神崎登山口~桜峠間の石仏
左下:阿弥陀仏


車は60台は止まっていました、山は混雑してそうです。
私は静かな山行となるよう入山時間とコースを選びました。
花の多いこの山は何度でも登りたいですが、これ以降のシーズンにはヒル対策がいりますね。

■コースタイム
あいの森登山口07:00→07:45阿弥陀仏07:48→08:24小舟伏山08:25→08:38舟伏山→10:03桜峠→10:50神崎登山口→11:33おいの森登山口
合計時間: 4時間39分
合計距離: 10.36km
最高点の標高: 1021m
最低点の標高: 230m
累積標高(上り): 928m
累積標高(下り): 931m


・温泉前に行きたいところがありますそれは、日本一の『円原の伏流水』です。絶対的な水量ですね。水も美味しいです。

12時過ぎたので渓流の中程まで入りおにぎりとCOOPのカップ麺で昼食です。

・山県市には国指定重要文化財の白山神社拝殿があるとの事でここへ向かう。
御祭神は伊邪那美神(イザナミ)で菊理媛神ではないです、この神は国生みの神で女性神。
右上が本殿です。

御由緒を読み

ふむふむ。



そして汗を流しに『武芸川温泉ゆとりの湯』へ

泉質はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性低温泉)。掛け流しではないが適度なヌルヌル感で好きな部類の泉質です。

1時間ほどゆっくり入浴し岐路につく。


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