田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

おらが町の秋まつり

2009-09-12 10:56:19 | まつり・イベント

今夜と明日一日は我が町の秋まつりが開催される予定なんですが、今降っている雨が今後も続くのかどうかちょっと心配です。
おまつり好きの僕は去年までの数年間は休暇をとって秋まつり見物を楽しんでいたのですが、今年は真面目に仕事に励むつもりです(^^ゞ
そこで、今日はおらが町の伝統ある秋まつりを皆さんにご紹介したいと思います。
この秋まつりは町の鎮守様である諏訪神社の例大祭で、作物の収穫を祝うまつりとして約600年前に始まったといわれています。
大正10年頃からは「としゃれっこ」と呼ばれる車輪付の太鼓台が作られ、まつりのたびごとに街へ繰り出すようになったとのことです。
今では古くからある旧町内の15の自治会全てがそれぞれのとしゃれっこを所有しています。
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<宵まり>
宵まつりでは夕方から「提灯行列・ライトアップ仮装山車」が行われます。
たくさんの提灯で飾り付けられたとしゃれっこが提灯を持って歩く多勢の人達に手によって「ヤ~ットヤレヤレ~!」という掛け声と共に引かれながら、
商店街のメインストリートである「ライヴァン通り」を中心に練り歩きます。
としゃれっこの後からは太鼓・笛・鉦などで編成されたお囃子連が続きます。
翌日の本まつりでパレードとコンクールに参加する予定の15台の仮装山車の内の数台がライトアップされてこの行列に加わります。
行列は約2時間ほどで終了となります。
<本まつり>
午前中は「稚児行列・神輿渡御」が行われます。
朝9時前から諏訪神社の境内には行列に参加する幼児達やその保護者の方達とか氏子さん達が続々と集まります。
本殿内でお清めの神事が30分ほど執り行われた後で氏子さん達によるの神輿渡御の一行が出発します。
神輿がご近所を一周して戻って来るまでお稚児さん達はそれぞれの保護者達と一緒に休憩しながら待っています。
約30分後に神社の入り口まで戻って来た神輿渡御の一行を先頭にして、これに合流する形で稚児行列が開始されます。
保護者の方達も付き添って同行します。
行列は真っ直ぐ大通りへと入り、終点の町役場前までの約500mの道のりをゆっくりと東進します。
稚児行列はお昼前に終了します。
午後1時頃から秋まつりのメインイベントである「仮装山車コンクール」がスタートします。
仮装山車はアニメやテレビ・映画のキャラクターなどからーテーマを決めた物が多く、各自治会で子供と大人が協力しながら数ヶ月間かけて製作した大作ばかりです。
全部で15台の仮装山車がとしゃれっこを従えながらパレードを行います。
役場前にはコンクールの審査委員席が設けられていますが、委員長は町長さんが努めます。
そこまで進んだ仮装山車は一旦停まり、仮装した子供達がそのテーマに相応しいパフォーマンスを展開します。
全てのパフォーマンスが終了するのは早くても約2時間半後になります。
秋まつりが行われている会場にもやがて宵闇が迫り露店に灯りが点る頃になると昼間行われた仮装山車コンクールの審査結果が発表されます。
最優秀賞1組・優秀賞2組の他に残り全部の組に何らかの賞がもれなく授与されます。
まつりは終盤に差し掛かかりますが、行きかう人の波が収まる事はありません。
そうこうしている内に辺りは暗くなり、やがて遠くから賑やかなお囃子の音と共に巨大なねぶたが役場の方に向かって来ます。
「坂下(ばんげ)ねぶた巡行」が秋まつりのフィナーレを飾る最終のイベントとなります。
以上が秋まつりの全容です。
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去年の秋まつりの様子は「秋まつりは厭(あ)ぎねえ^_^;」という写真満載の記事でお楽しみいただけます。
それとは別の過去の秋まつりの写真(108枚)を集めたフォトアルバム「秋まつり」も堂々大公開中!!ですので興味がありましたらどうぞそちらもご高覧下さいませ。

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コメント (22)
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