ロッキングチェアに揺られて

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2016.12.10 瞑想ヨーガ指導者養成コース後期11日目、初めての60分クラス課題終了!

2016-12-10 22:41:30 | ヨガ
 先週は残業やら出張やらで落ち着いて指導者養成コースの課題に取り組む時間が捻出出来なかった。これはまずい、と昨日は先月の休日出勤の代休を頂き、溜まった家事と課題に取り組む時間に当てた。暖かくお天気も良かったので、掃除洗濯食事の支度も朝のうちにすべて終了。昼からは課題(60分の瞑想ヨーガのクラスの組み立て)にひたすら集中した。

 そして、今日。瞑想ヨーガ指導者養成コースの後期11日目だ。始めた頃にはゴールまで本当にたどり着けるのだろうか、と思っていた24日間のコースも通算で23日目。泣いても笑っても今日明日で終わってしまう。なんとか仕上げた課題を持って、今日も早起き。

 外は抜けるような青空。雲ひとつなく澄み切っている冬の空だ。風が冷たいのでしっかり着込んで出かける。予定通り20分ほど前にスタジオに到着。今朝もガネーシャ像へのお祈りを済ませ、像の正面の定位置のマットに陣取った。何より障害物を取り除いてくれる頼りになるガネーシャ神。ここまで来られたのは、目に見えない様々な障害物を取り除いてくださったガネーシャ神のおかげだという思いがある。

 まずは出席を取る。私は残業で参加出来なかった火曜日の夜のクラスでは、メンバーたちの心は課題対策でかなり動いていたとのこと。皆、真剣にSさんの台詞をノートに取り、課題作成の準備で忙しかったようだ。修了に関する事務連絡の説明後は、早速各自が持ち寄った60分クラスの実践である。

 今日は3人チームということで、20人のメンバーで6チームプラス2人となった。あと1人は午前後半からスペシャルゲストの生徒役が来てくださるということで、私とHさんはゲストが来るまで別のチームに参加させて頂くことに。もう一度Sさんからクラスの組み立ての確認があり、時間を決めて6チームの1番手が一斉にクラスをスタート。私はAさん、Ayさん、Nさんのチームにお邪魔して、1番手のAyさんのレッスンに生徒役として参加した。

 Sさんからは、「忙しい中、こうして実際に60分の時間を取ってレッスンを体験するのはとても難しいので、ぜひ、練習だと思ってやってほしい。終わった後は、クラスを受けてみてのディスカッションをし、今後の活動に役立たせるように。全て自分で背負い込まなくてよいので、とにかくやってみること。出来ても出来なくても、皆さんのことを同じくらい愛している!」という熱いエールを頂く。そして、生徒役も自身のトレーニングだと思って集中してやるように、とのコメントがあった。

 ヨーガの智慧の話、呼吸法、ウオーミングアップの動き、アーサナを3種類、呼吸法と瞑想、シャヴァーサナとキールタンでぴったり60分を終えたAyさんのクラスは素晴らしかった。寝る時間も惜しんで準備を重ねられたという。皆で感想を言い合い、良かったところ、素晴らしかったところをお伝えする。
 Sさんからは、「智慧の話は真面目な顔をしすぎないで、是非楽しそうに話してくださいね。」というお話がある。

 午前の小休憩後、スペシャルゲストである、前期ご一緒したAkさんがいらっしゃる。Hさんと相談して、午後までドキドキするのは心臓に悪いので、先にやらせて頂くことにした。
 Hさん、Akさんを前に、いよいよ自分で組んだ60分のクラスを実践する時がやってきた。

 始まってしまえば、もう終わりに向かって時間は進む。あれもこれも、と原稿は用意していたけれど、そうそう原稿と首っ引きになっているわけにもいかない。やるっきゃない、という状況で、汗をかきながら、なんとか終えることが出来た。瞑想をガイドしながら、お二人がとてもいいお顔をされているので嬉しかったし、シャヴァーサナから起きてくるときに、Hさんが気持ちよさそうにされていて、すぐに起きていらっしゃらなかったのも、嬉しい誤算だった。
 
 とにかく60分、初めての自分のクラスをやり切ることが出来た。Hさん、Akさんからは落ち着いていて、声も良かったとお褒めの言葉を頂いたが、いえいえどうして、やはり自分の自信のない部分は冷や汗ものだった。

 巡回していらしたSさんが、講評を話される。「皆さん、自分で思っているよりもずっと良いですから、とにかく慣れましょう。」とのこと。「午後は3人目、少しハードルが高くなりますが、生徒役たちが瞑想やシャヴァーサナをしている時も、先生らしく振舞いましょう、原稿もコソコソ見るのではなく、先生らしく堂々と見ましょう。瞑想中は一緒に瞑想すると良いですね。」というアドバイスを頂いた。Sさんご自身は、クラスのそういう時間に生徒さんたちに愛を送ってくださっているとのこと。

 ということで、今日もあっという間にお待ちかねのランチタイム。Nさんと2人で、今日もタイ料理レストランへ直行したが、あいにく、満席で、先に待っている人もおり、空きそうな席はない。やむなく必ず入れるイタリアンカフェへ向かったが、こちらも満席。それでも先に注文を聞いてくれて、ほどなく案内された。
 世はクリスマス気分で皆、華やいだ服装でお昼を楽しんでいる。私たち二人はヨガウエアでかなり異質かもしれない。今日も2種類のランチを取って2人でシェア。食後の紅茶もゆっくり頂けた。とにかく午前中に自分たちの番が終わってよかったですね、と2人ですっかり開放感に浸る。

 午後は、Hさんを先生に、私とスペシャルゲストのAkさんが生徒役に。既に職場の昼休みにボランティアで瞑想や呼吸法などのクラスを開いているHさんはさすがにお上手。色々な説明を聞きながら、よく勉強されているな、と思う。すっかり気持ちよく満ち足りた気分で60分のクラスを堪能した。生徒役をされるためにだけスタジオに来てくださったAkさんとはこれでお別れ。
 Sさんからは質問されたことに対するアドバイスもあり、なるほど、と耳を傾ける。

 そして、休憩の後、最終課題が発表される。60分のクラスを2人の前でご披露しただけで修了とはいかなかったわけである。Sさんは「今までやってきた中で最も楽しい課題、皆さん次第」とおっしゃる。
 チームを半分に分けて、実際と同じ90分のクラスを実践するという。20人を5人で4チームに分け、5人チームごとに1つのテーマをもとに1つのクラスを組み立てる。エゴがあってはだめ、私とあなた、ではひとつのクラスにならない。一体感を得てクラスを作るように、とのこと。

 チーム分けはくじ引き。テーマは既にあり、①90分のクラスを②瞑想ヨーガのクラスの流れ(智慧の話、アーサナ、プラーナヤーマ、瞑想、シャヴァーサナ、キールタン)に沿って組み立てる、③90分クラスの中で、一人最低15分はリードするという3つの条件が示された。
 3人規模での体験でなく、15人を前にリードする経験を皆で分けあってほしいとのこと。アーサナは苦手だからやめるのか、やらせてもらうのか、どちらでもOK、独り占めせずに経験する、死ぬ時にどのくらい経験したかが、人生の宝になる、という檄が飛んだ。

 くじ引きでティーカップの絵の描いたチームになり、メンバーはKiさん、Naさん、Kさん、Sさんと私。まずはNaさんがリーダーを指名され、Kiさんがリーダーとしてテーマのくじを引いた。テーマは「集中力を高める」。明日の午前に、もうひとつのチームと同じテーマで90分のクラスを持つことになった。残り2チームのテーマは「リラックス」で、こちらは午後に担当することに。

 そしてチーム会議。「集中力を高める」というテーマに合う智慧の話、アーサナ、呼吸法、瞑想、シャヴァーサナ、キールタン、それぞれの担当を決めていく。わいわいがやがや、皆、真剣である。担当が決まってからはそれぞれが自分の担当する部分を自主練習。私は呼吸法からシャヴァーサナまでを担当することになった。

 いったんいつもの終了時間でお開きになったが、実際にどのくらいの時間がかかるか、マントラやキールタンを歌ったりしての確認作業が続き、どのチームも自主的に延長。結局30分近く時間が押して、後は各自で、と解散になった。
 
 当然、外は真っ暗。
 今日も初めての経験を積み、とても充実した学びの1日が終わった。明日もよろしくお願いします、と皆さんにご挨拶をして、スタジオを後した。

 皆と一緒の時には気持ちが高揚しているので、元気だけれど、こうして一人になると、やはり結構疲れている。まあ、午前午後を通じて60分のクラスを3つ受けて、さらに頭も身体も、声も使えるものは全て使っているのだから当然か。
 けれど、何より自分で参加を決めてチャレンジしているのだから、その先に失敗はない。あるのは成功か大成功だけ、という言葉を信じて、今日はあまり準備で寝不足にならないように、このまま明日を無事に迎えたい。
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