ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.12.7 幸せに思うこと

2016-12-07 22:35:31 | 日記
 このところの仕事をしながら思ったことをいくつか。

 先日、久しぶりに研修に参加した。指名研修で、自ら希望したというわけではない。
 職層や組織の枠を越えたメンバーで班が編成され、事前に提示された「討議テーマ」について班で議論し、最後に発表して講評を頂くというもの。

 同じ法人の職員とはいっても大所帯だし、キャンパスは都内全域に広がっているから、普段仕事で関わることがなければ話すこともなく、顔と名前が一致しないメンバーは沢山いる。

 そんな人たちが寄せ集められて、多忙な日常業務の合間に仕上げた事前課題の宿題を持ち寄り、午後の半日をかけて議論スタート。あとは進行役にお任せ、時間までにまとめて発表してね、というものだ。

 今回、進行役だけは予め監督職に振られており、事前にいくばくかの準備をした。
 かつての座学だけの研修は鳴りを潜め、こういった参加型の研修がトレンドになって久しいが、やはりそれなりに大変だから、そうそう人気の高いものではない。
 それでも若い人たちとざっくばらんに意見を話し合う機会を与えてもらって、素直に良かった、有難かったな、と思った。

 彼らが普段どんなことを考えて仕事をしているのかを知り、職場に対する思いに耳を傾け、事前課題に対して真面目に準備してきてくれたことを目の当たりにして、何より良い刺激になった。そして、ああ、この職場はこれからもきっと大丈夫、と心を強くした。

 法人化以前の職員にとって、ここは沢山の職場の中の1つの異動先、すなわちOne of themの通過点としての職場である者が大半だったように思う。けれど、今の人たちはこの職場を希望し、言ってみればここで骨を埋めようと法人に入職したという若い人たちである。
 研修を終え自席に戻って、こうありたいと思ったことをひとつでも実践していけたら、共有した時間はきっと3時間の議論以上の意味を持つものになるだろう、と思う。

 また、師走恒例、担当している学生たちによる卒業研究発表会もあった。
 1年前倒しで行う学生が多かったので、言ってみれば息子と同い年の3年生たちが主役である。母の眼差しで、とばかりも言っていられないが、ふと、部活が命!の息子は学業についてもちゃんとやっているのだろうか、と不安がよぎる。

 こうして日常的に若い人たちと接することが出来るということは、やはり教育機関に勤めていることの醍醐味だと思う。

 この年度末で、働き始めて32年が過ぎようとしている。初発判明から12年。我ながらここまでこられたのも驚くばかりだ。定年まであと5年になった。普通ならもう充分射程範囲だろう。けれど、病とともにある身にとっては、当然のように最後まで勤め上げられるかどうかは判らない。
 けれど、こうして日々未来を担う若い力に接することで、生きるエネルギーを頂いていることは間違いない。いわゆる老害にならないように、自分が経験してきて学んだことを押し付けがましくなく自然に伝えることが出来たら、とても素敵だ。

 働き続けてきて良かった、今でも自分のことを必要としてくれる職場があって本当に幸せだと思う夜である。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 2016.12.4 瞑想ヨーガ指導者... | トップ | 2016.12.10 瞑想ヨーガ指導者... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL