ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.5.17 フェスゴ4回目+ドセタキセル3回目(6割減量1回目)+ジーラスタボディポッド3回目16日後のこと 旅は6日目 終日自由行動の行先は・・・

2024-05-17 21:47:19 | 

 昨夜はブログアップ後、ゆいレール2日券(48時間有効なので帰る日まで利用OK)をゲットして夫の好きな国際通りを目指す。昨年12月、修学旅行生でごった返して入れずに心残りだったハンバーガーショップへまっしぐら。無事3階席をキープして夫と別々のコンボセットを頂く。
 内地にはない、ルートビアが有名なお店だが、そのルートビア、なんとも変わった薬草フレーバーだ。私はコーンスープをチョイス。夜になると風がひんやり、さらに店内は冷房が効いているので結構寒い。

 食事を終えて、では国際通りを歩いて別の駅から乗って帰ろうと歩き始めたが、途中でまた腹痛に襲われる。ホテルでお手洗いをお借りして事なきを得たが、お腹がいまいち安定しない。
 次の駅まで歩くよりも戻る方が早いというので、引き返して再び下車した駅からゆいレールに乗りホテルに戻った。
 2時間ほどの外出だったが、日中かなり強い日差しの中で動いたこともあり、思いのほか疲れていて眠くてたまらない。早々に入浴し、手足のケアを済ませたらバタンキュー。

 明け方4時過ぎに目が覚める。暫し眠れず・・・だったが、5時間半は寝られた計算だ。
 何とか寝直して、いつもより小一時間遅めにセットしたアラームで目覚める。ニュースを見ながらだらだら。今日もいいお天気の予報だが、夕方あたりから少し曇ってきそうな気配だ。
 朝ドラを視て、身支度を整えてレストランに降りる。6日目にして一番遅い時間の朝食だ。今日のローテーションは豆腐チャンプルや沖縄そば。ちょっぴり沖縄そばを味見して、あとはクロワッサンとパン・オ・ショコラのいつものパターン。ホットココアを頂いて部屋に戻る。

 明日はほぼ移動だけなので、今日が実質最後の自由行動日だ。バスとゆいレールだけで行ける気になる処ということで、本島と600mの道路で繋がった1周約1.5㎞のリゾートアイランド、恋の島という異名を持つ瀬長島ウミカジテラスとアウトレットモールあしびなーを梯子することに。
 まずはゆいレールで数駅移動して、ウミカジライナーという名前のバスに乗る。空港から渋滞なのか時間通りにはなかなか来ない。更にかなり混雑しており、立ちんぼのまま瀬長島ホテル・ウミカジテラスに到着。

 ホテルには日帰り温泉も併設されている。今回宿泊しているホテルには大風呂もプールもないし、ずっと部屋のユニットバスで過ごしているので、脱毛していなければ、 眼前の空港の飛行機の離着陸を見ながら露天風呂に入るという贅沢もあったなぁとちょっと残念。足湯もあったが、この足の裏の痛みを考えると、とても無理。
 エメラルドグリーンの海越しに、ひっきりなしに飛行機が飛び立っていく。ジンベエザメジェット等機体の模様もクッキリ見える。飛行機好きにはたまらないスポットだろう。

 東シナ海の綺麗な景色が望めるホテルのロビーラウンジを通って外のテラスに出ると、天然温泉を引いた露天風呂付のお部屋が沢山見える。海と空に包まれるようなインフィニティプールでは、泳いでいる宿泊客の姿も複数。次回来ることがあるならこのホテルもいいなぁ、と独り言ちる。
 海に向かって階段状に並ぶ建物にはレストラン等バラエティ豊富なお店が並んでいる。映えるスポットも沢山で地元でも注目されているそうだ。ハンモックに乗れるカフェやら氷で囲まれた店内に入る氷点下バー(お腹が弱い私にはありえない設定だ。)やら、なかなか面白い。ここも階段の上り下りはなかなか大変だったが、異国情緒溢れて(ちょっとギリシアの島のようで)なかなか楽しめた。

 夫が「アイス、アイス」と言うので、地元のブルーシールアイスクリームを買って一休み。私は朝、まだお腹が緩めだったので紅芋フレーバーをちょっと味見をする程度。恋の島というだけあって、太陽と影が映し出すハートのおまじないやらハート形の絵馬を飾るテラスやら、若いカップル向けとはいいつつシニアの我々もついでに写真撮影。

 ホテルでお手洗いを済ませて、次のバスを待つ。空港行のバスは皆大荷物で乗り込むのも大変だ。私達が乗る予定のバスは10分ほど遅れ、降りる人たちが沢山いて、結局15分ほど遅れてアウトレットモールに向けて出発した。瀬長島に滞在したのは1時間ほどか。

 断捨離をして物欲がなくなったのに何故にアウトレットモールに行くかという気もするが、夫はジャケットでも欲しいなぁとのこと。コンクリートの照り返しがきつく、サングラスと日傘を差していてもかなり暑い。買い物客はほんの僅か。
 インフォメーションセンターで地図をもらって、一応1周したけれど、特に見たいお店もなく、欲しい物もなく、昼食を摂りたい場所もなく。バスの時間を調整して、バス停に行くと、空港直行の路線バスがちょうど到着したので、乗り込んだ。こちらでの滞在時間は1時間に満たず。

 夫は昨日も空港の見学に来ていたが、私はこれまでゆっくり空港内レストランを見たこともなかった。このところずっとパンケーキが食べたいと言い続けていた(瀬長島のパンケーキ店は長蛇の列だった。)が、運よくパンケーキのブランチセットが頂けるレストランを見つけ、夫が好きなステーキ類も充実していたので入店。
 残念ながら、滑走路が望める窓際の席は満席だったが、その一つ手前の大きな丸テーブルに座らせて頂く。
 夫が好きなオニオングラタンスープやエビとアボカドのサラダ等、パンケーキセットは充実していて大満足。フレーバーティやカフェラテも頂き、水分補給も兼ねてゆっくり過ごし(更に窓際席にご案内出来なかったので、と思いがけず割引もして頂いて!)、再びゆいレールでホテルまで戻ってきた。

 綺麗に整えられた部屋で明日の搭乗便のオンラインチェックインを無事済ませた。夫はまたしてもお昼寝中だ。
 アウトレットモールで不完全燃焼だった夫は、暫し休息したら目の保養のためにDFSに寄って、沖縄滞在最後の夜は昨夜に続き、国際通りで食事をしたいようである。

 出かける前に、母に定期便より早めのご機嫌伺いでMeet通話。今日は午前中ヘルパーさんが来てくださった後は、お散歩方々駅前のショッピングモールへ行ってきたそうだ。あと1日気を付けて帰っていらっしゃいとのこと。旅の間、無事に過ごしてくれて何より。

 態勢を整えてDFSの最寄り駅であるおもろまちへ向かう。店内は広々、閑散・・・とまではいかないけれど、それほど混雑していないので優雅に冷やかし半分でお散歩する。一周した後、お手頃なジャケットが見つかったのでお買い上げ(早速明日着て帰るそうである。)。少し近辺をふらふらして、国際通りの、昨夜私の腹痛のため、途中折り返して使えなかった駅で降りる。ゆいレールの最前列に座れたので降りるのがちょっと惜しい気分・・・これではまるで子供である。

 賑やかな通りをぶらぶらと歩きながら、最後の夜は沖縄料理以外のものを、と夫が見つけたホテルのメインダイニングに入った。予約なしの飛び込みだったけれど、雰囲気が良いそのレストランの名前がついたノンアルコールカクテルを注文し、白ワインの夫と乾杯。
 前菜のホワイトアスパラガスやメインの魚介パエリア、フォッカチオ等お料理はどれも美味しく、スタッフはとても親切だった。1日限定10個というデザートも提供して頂けて、大満足でレストランを後にした。だらだらとまた昨夜と同じ駅まで戻ってきてホテル最寄り駅まで。無事に部屋に戻った。

 6泊7日、南国暮らしと称するロングバケーション、最後の夜も更けていく。今日は一番歩いて14,000歩近く。Mちゃんにアテンドして頂けた昨日は9,000歩弱だったが、バス観光付きの3日間は全て1万歩超えだった。ようやく体調が戻ってきたと思えば、薬の残りが大分少なくなってきた、つまりすぐに通院日が控えているということである。はぁ。

 明朝はオンラインでSさんの瞑想ヨーガ30分のクラスに参加。朝食を摂り、荷物のパッキングを済ませたらホテルをチェックアウトし、いよいよ羽田に向かう。
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