こんなことがありました。

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ペンタックスのフィルムカメラ

2024年03月04日 | 機材について
(今回もアップし忘れました。1日遅れのアップとなります。)
ペンタックスのフィルムプロジェクト、いよいよ製品化が決まったようです。

PENTAX Film Project Story #03

もう新製品が出なくて久しいフィルムカメラを、技術の伝承の意味もあり、再度製品化しようというのがフィルムカメラプロジェクトなのですが、なんとか成功して欲しいと思います。
手巻きの感覚にこだわったカメラとのことですが、ピント合わせはマニュアルでゾーンフォーカス(被写体を遠景、近景、バストアップ程度のゾーンに分けそれを選択してピント合わせとする方法、AFが普及する前のコンパクトカメラで広く採用された。)になるようです。ハーフサイズの換算35mmぐらいの単焦点レンズがつくようです。露出はフルオートである程度は設定可能になるということなので、コンパクトデジカメでよく使われたモータ駆動タイプのレンズシャッターになるのではないでしょうか?電池がどうなるか気になるところです。市場性を考えると単3もしくは単4電池あたりの採用でしょうか?
ストロボも内蔵されるのかそちらも不明ですが、ネガカラーフィルムはISO400程度のフィルムを使うことになると思いますので、ストロボは小ガイドナンバーでも内蔵した方が写真が撮れる範囲は広がりそうですが、どうなることでしょう。フィルムカメラ全盛のころに比べて、ストロボの制御はかなり容易になったはずです。

一眼レフの復活を希望する声も多いようです。確かに一眼レフを今作れるとしたら、ペンタックスぐらいかも知れませんが、その場合はデジタル一眼レフとのキーパーツを流用したものにならざるを得ません。つまりAFレンズを前提としたフィルム一眼システムです。少しフィルムカメラプロジェクトで目指すものとはズレてしまうように思います。

個人的には第一弾のコンパクトカメラができたなら、それをスケールアップした中判カメラを作って欲しいです。多くの中判カメラを作ってきたペンタックスなので、中判のブローニーフィルムの搬送については十分なノウハウを持っているはずです。露出関連は今回のコンパクトカメラの技術が流用できるはずです。問題はピント合わせです。スマートフォンを使って簡単に測距できる方法があれば、マニュアルでも行けそうに思うのですが・・

コメント
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