ギャラリー巡り

先日新宿御苑にいった後、近くのギャラリーをいくつか回りました。その中で下記３つはとても刺激的で楽しめました。

まずRED Photo Galleryの「新宿 」RED メンバー競作展です。
RED photo gallery

このギャラリーは同人メンバーの展示をおこなっているそうですが、今回は同じテーマで競作とのこと。





それぞれの個性を感じられる展示で楽しめました。　3月3日まで

トーテムポールギャラリーで張宸靖「風景が見える部屋」

TOTEM POLE PHOTO GALLERY – トーテムポールフォトギャラリー / An artist-run photography gallery in Tokyo




とても不思議な画像ですが、部屋を巨大なピンホールカメラにして、その中に人物を入れて撮影しているようです。だから人物はすべてほぼ等身大のネガ表現。会場で見ているときはそんな労作だとは思わずデジタルプリントだとばかり思っていました。暗室となった部屋の中で、印画紙を壁に貼り、その前に立って露光している姿を考えると、ユーモラスにも思えますが・・・

こちらも3月3日まで

次はちょっと御苑前からは離れますが、新宿エルタワーのニコンのTHE GALLERYでNEW Generation Photography 2024
ニコンプラザ東京 THE GALLERY　写真専攻 大学・専門学校選抜作品展 | 写真文化活動 | ニコンイメージング

写真を学ぶ学校12校から各1名選抜されたメンバーによる作品展です。

写真展 | 写真文化活動 | ニコンイメージング

さすがに選ばれただけあって、各メンバー工夫をこらした見せ方で楽しめました。
こちらは葉そのものをフィルムの代わりに使うという作品。


別コーナーで作者がプレゼンするビデオを流していました。グループ展の場合、全員が会場にいるわけにもいかないのでこういった方法も面白いと思いました。
3月4日まで

【ギャラリー2024】温室の紅

毎週水曜日は何かひとつテーマを決めて写真をアップしています。

今回は新宿御苑の温室の花々です。

フォトコン組み写真の部 2月号

火曜日は写真雑誌「フォトコン」の月例フォトコンテストに応募した写真をアップしています。

「秋色の庭で」

フレスコ・ジクレー復活

写真展で使用したフレスコ・ジクレーという用紙ですが、販売終了品になっていたのですが、販売が再開されたようです。

紙専館 - フレスコジクレー｜Yahoo!ショッピング

インクの受容層が漆喰という特殊なインクジェット用紙で、その質感が気に入っています。A3+（20枚）が25300円という値段も破格なので、そうそう使うわけにはいきませんが、写真展には使ってみたいと思っています。
調べてみたら2015年に17120円でヨドバシで購入していたので、48%値上がりしたようです。

CP+でブースが出ていたので行ってみたら、サンプルをいただきました。こちらはサンプルについていた説明書です。

【写真展】中平卓馬写真展「火ー氾濫」

国立近代美術館で中平卓馬写真展「火ー氾濫」見てきました。
中平卓馬　火―氾濫 （展覧会）- 東京国立近代美術館

中平さんは、篠山紀信さんとの共作「決闘写真論」で名前は知っていましたが、どちらかといえば写真論を語る人というイメージで写真は良く知りませんでした。このところ昨年の神奈川県近代美術館での森山大道さんとの二人展「挑発関係＝中平卓馬×森山大道」もあり写真を見ることが増えたように感じます。

今回の展示は大規模な回顧展ですが、前半は雑誌に掲載されたものが中心の展示となっています。圧巻だったのは、1974年、国立近代美術館でおこなわれた「15人の写真家」展への出展作「氾濫」そのものの展示です。

色あせてはいましたが、50年前にこんなモダンな展示をおこなっていたのかと思いました。再プリントしたまったく同じ展示が壁をはさんであります。

4月7日（日）まで月曜休館です。

2024年2月24日 皇居東御苑

今日は久しぶりの晴れ間に誘われて、皇居東御苑に行ってきました。

梅林坂の梅を思い出して行ってみたのですが、雨でたくさんの花が落ちてしまった後でした。綺麗に咲いたツバキカンザクラには観光客が集まっていました。

【DATA】OMDS OM-1 MZD60mmF2.8マクロ

古の道 #08 木曽路はすべて山の中

毎週金曜日には旅行で撮影した写真をアップしています。今年は「古の道」というテーマで丹後半島、木曽路、熊野古道の写真をアップしていきます。今回も木曽路です。

山の中の古い宿


ノリウツギ？白い花が美しいですが、あちこちに咲いていました。




山からは夏雲が湧き出ていました。

展示方法について

2年半ぶりにおこなった個展が終了したばかりなのですが、写真の展示方法について新しい方法を試しています。



こんな感じで写真を壁に貼り付ける方法についてです。
写真の展示ができるギャラリーでは、その展示方法にいろいろ制約があります。というのは各ギャラリーの壁面は展示後現状復帰しないといけないので、壁面への固定方法が制限されるわけです。どのギャラリーについてもNGなのは強力な両面接着テープです。一方粘着性の少ないテープはほぼOKですが、ごく軽いもの以外は展示中に外れるという危険があります。
その中で意外にOKなのが、養生テープです。養生テープは粘着力もさほどありませんが、はがしたとき接着した面に糊が残こりにくいようになっています。テープ自体は両面テープなどに比べ幅広なので、接着力の弱さを接着面積でカバーできます。

ということで、まず壁に養生テープを貼ります。これに両面テープで写真を貼っても良いのですが、今回はマジックテープを使います。両面テープだと展示終了時に持ち帰るときに煩わしいと思ったからですが、今回やってみて貼り直しも容易なことがわかりました。



1週間ほど様子を見たのですが大きな問題はなさそうです。数日雨の日が続いたので、写真用紙が伸びて浮き上がることがありましたが、この程度であれば許容範囲だと思いますし、必要であればさらにマジックテープを追加することもできます。

【ギャラリー2024】今年の椿

毎週水曜日は何かひとつテーマを決めて写真をアップしています。

今回は氷室椿庭園の椿です。まだシーズン初めのせいか傷んだ花が多かったように感じましたが、それでも美しい花がいくつかありました。

「マソティアナルブラ」


「参平椿」


「玉の浦」


「隠れ磯」


「花桃」

フォトコン 組み写真の部 2月号

火曜日は写真雑誌「フォトコン」の月例フォトコンテストに応募した写真をアップしています。

「秋の光」