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「官能の帝国 4」
「現代娼婦考 制服の下のうずき」1974年 にっかつ 監督:曽根中生
孤児院から祖父・斉木に引き取られた真理。しかしそこでは、従妹の洋子に“娼婦の子"と苛められ、蔑まれる生活が待っていた。大学入学後も洋子からの苛めは続き、屈辱に耐えかねた真理は…。荒木一郎の原作コミックを映画化した作品で、潤ますみの代表作。彼女が歌う寺山修司作詞の主題歌『裏町巡礼歌』は、怨み節歌謡の傑作!
荒木一郎はコミックの原作もしていたのか。多才な人だ。「玉割人ゆき」の潤ますみもそれ以前に日活ロマンポルノに出ていたのか。知らんかった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
想像するに原作コミックの方はかなり奥深い大作?
真理の生涯を描く作品で時間軸もかなり長い物なんでは?「制服の下のうずき」と言いながら制服を着て出てこないのも、コミックでは真理のセーラー服時代に大きなウエイトがあったとか?そうではなくて、単にポルノにありがちなタイトルのいい加減さなのか?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_keibetsu.gif)
娼婦の子として苛められ、悲惨な幼年期を育った真理が、しっかり、現代娼婦になっていく経緯も、彼女が殺意を抱くに至る過程も、ちょっと解りにくかった。原作の下敷きがあった上での真理のキャラクターという気もする。
それでも潤ますみのやさぐれた女子大生がカッコ良く、キャラクターとして秀逸なので楽しめる。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
制服こそ着ていないものの、白いブラウスにミニスカート。
ブラウスの背にくっきり浮かぶブラの線が懐かしいです。
いつの日からか、女子の心理のはブラ線クッキリが恥ずかしくて、カッコ悪いものだと言った風に進化していったのでしょう。残念ですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hekomu.gif)
潤ますみ劇中歌として歌うやさぐれ歌謡の名曲「裏町巡礼歌」
ここは、物語とは別に一つの見所、聞き所。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
Jun Masumi [Side A] "Pilgrim Song Slums"
Jun Masumi [Side B] "Cat Burglar
娼婦となった真理がベッドの向こうから細い腕だけを出して、マルボロをまさぐるシーン。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
仇役の洋子(安田のぞみ)のお嬢様らしからぬイモっぽさも、若々しさでカバーと言う感じでぎりぎり許せる。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
また、曽根中生監督らしい凝った映像も見る事ができる。
回想シーンのハレーション。
洗車機の中での凶行と、洗車を抜け出た瞬間の眩しい、そして変哲のない風景・・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
どしても原作コミックが気になる1本でありました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kame.gif)
シネマヴェーラ渋谷
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「現代娼婦考 制服の下のうずき」1974年 にっかつ 監督:曽根中生
孤児院から祖父・斉木に引き取られた真理。しかしそこでは、従妹の洋子に“娼婦の子"と苛められ、蔑まれる生活が待っていた。大学入学後も洋子からの苛めは続き、屈辱に耐えかねた真理は…。荒木一郎の原作コミックを映画化した作品で、潤ますみの代表作。彼女が歌う寺山修司作詞の主題歌『裏町巡礼歌』は、怨み節歌謡の傑作!
荒木一郎はコミックの原作もしていたのか。多才な人だ。「玉割人ゆき」の潤ますみもそれ以前に日活ロマンポルノに出ていたのか。知らんかった。
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想像するに原作コミックの方はかなり奥深い大作?
真理の生涯を描く作品で時間軸もかなり長い物なんでは?「制服の下のうずき」と言いながら制服を着て出てこないのも、コミックでは真理のセーラー服時代に大きなウエイトがあったとか?そうではなくて、単にポルノにありがちなタイトルのいい加減さなのか?
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娼婦の子として苛められ、悲惨な幼年期を育った真理が、しっかり、現代娼婦になっていく経緯も、彼女が殺意を抱くに至る過程も、ちょっと解りにくかった。原作の下敷きがあった上での真理のキャラクターという気もする。
それでも潤ますみのやさぐれた女子大生がカッコ良く、キャラクターとして秀逸なので楽しめる。
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制服こそ着ていないものの、白いブラウスにミニスカート。
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いつの日からか、女子の心理のはブラ線クッキリが恥ずかしくて、カッコ悪いものだと言った風に進化していったのでしょう。残念ですね。
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潤ますみ劇中歌として歌うやさぐれ歌謡の名曲「裏町巡礼歌」
ここは、物語とは別に一つの見所、聞き所。
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娼婦となった真理がベッドの向こうから細い腕だけを出して、マルボロをまさぐるシーン。
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また、曽根中生監督らしい凝った映像も見る事ができる。
回想シーンのハレーション。
洗車機の中での凶行と、洗車を抜け出た瞬間の眩しい、そして変哲のない風景・・・。
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どしても原作コミックが気になる1本でありました。
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