JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「熟れ頃OL 好きもの下半身」

2011-01-11 | 映画(DVD)
「熟れ頃OL 好きもの下半身」 OP映画 監督:関根和美

来月定年を迎える清明(城春樹)は、十年前に最愛の妻・理恵子(倖田李梨)を亡くしてから息子の貞夫(牧村耕次)とその娘で女子大生の亜矢(華沢レモン)との三人暮らしをしていた。そんなある日、清明は孫ほど年の離れている部下の真里子(小峰由衣)から愛の告白をされた。帰路、心弾む清明の目に一軒のスナックが目に止まった。ママの冴子(倖田李梨・2役)は理恵子に瓜二つだった。


ん?この展開何処かで見たような・・・
そうだ「丸見えやり抜き温泉」と同じパターンだ。
倖田李梨が同じように2役で先だった妻。幽霊となって後に残った亭主の縁談を後押しするパターン。
沢山作品を送り込むにはこのようなパターンを持っていたほうがいいもんね。

城春樹というおじさんは定年というより、定年後の契約社員の期間満了といった年に見えます。
この爺ぃが、女は女房しか知らないという真面目タイプでセクハラとかエロ親父のイメージがまるでなく、良い紳士。
個人的にはいい年こいてフォークシンガーの夢を捨てきれない息子の牧村耕次の方により思い入れをしたくなるが、こちらは濡れ場なし。

最愛の妻・理恵子との回想シーンを見る限り、亡くなった先妻もかなり年の離れた若い女房じゃないですか。まったくけしからん事です。
孫ほど年の離れた部下に告白されるけれど、これは女房の霊が仕向けたという形。孫の華沢レモンを家政婦代わりにしていた親子を見かねての事か・・・
小峰由衣もあっちの方も兼ねた家政婦扱いになりそうです。
ラストで「何で、私、あの人と結婚したくなったんだろ?・・・ま、いいか」と呟かせるのがナイスでありました。

上野オークラ劇場

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