イメージ [image]

あなたのイメージとワタシのイメージ。
違っててあたりまえ、きっとなんとかなるさ。

ん・・・?

2007-05-31 12:21:28 | Weblog
夢見がちな医者だということだけは分かった。


姑さんが2階の病棟から、3階の病棟に移動になるため
医師から簡単な現在の病状説明などがあった。

この医師、なんだかボーっとしてて自分で喋って自分で笑う、という感じの人。

2階病棟と3階病棟の違いなど、非常に分かりづらい説明を延々としたあと

『とまあ、あの、そういうワケで○○さんに白羽の矢が立ったということで、うほほほ』

何が可笑しいんだ・・・?

要するに2階が比較的手間のかからない人用で、3階が手間のかかる人用であり
まったく動かず文句も言わない姑さんを3階に移動させて、3階職員の負担を軽減させるってことね?

そう言えばいいじゃん。

「こちらとしては、意思の疎通もできず、動くこともできない母ですから
 特別何か不自由さを感じることもないと思いますので、結構ですよ。
 職員の方には何か反応するようなことはありますか?」

「う~ん、そうですね~たまに何か声を発してるような感じはありますね」

「耳が聞こえてるのは、ワタシも分かるんですよ、声も聞いてはいますが・・・。
 先生から見て、声を出してるときに感情があると思いますか?」

「あ・・・うぅ~~ん。。。あると信じましょうよ、うひひひ」

だから何が可笑しいんだ・・・ていうか、そんな根拠のない妄想を語られても・・・。

それって、治る見込みのない病気に対して現実を受け入れることを拒絶するという
褒められたもんじゃない心理パターンとして習ったよ・・・。

ちなみに、次の段階では自分がもっと善人になれば病気が治るんじゃないかとか
何かを我慢すれば快方に向かうんじゃないかとかいう
「見えないものとの取り引き」という心理に走るらしい。

どうしたって現実はひとつで、信じようが、信じまいが、結果は変わらないと思う。

もしも本当に姑さんに感情があるなら、確認できたときに喜ぶだけだ。

ただ、ひとつだけ、この病院を高く評価できるのが
脳梗塞で寝たきりになって以来、こんなに長い間熱を出さないことが初めてということ。

室温も日当たりも、どこといって特別変化したとも思えないんだけど。

それを感謝の気持ちと共に医師に伝えたら
「いや~どうしてでしょうね~な~~んにもしてないんですけどね、うほほほほ」
と笑っていた。

ん。。まあ、そこは笑うことを許す・・・。

あとで看護師さんにも同じことを言ったら
「そうですねえ、自分のああいう状態に身体がやっと順応して
 それで体調が落ち着いたってことかもしれませんね」
と、非常に納得できる説明をもらえた。

うう、ワタシはひょっとしたら、風水学上、よい時期によい方角に転院したからじゃないかと
思っていたのに。。。妄想レベルとしては医者並みか・・・。

美男・美女

2007-05-31 09:46:55 | Weblog
なんで順番が要るの?


ミスユニバースの優勝者が日本人女性だったそうで
連日TVで、彼女の映像が流れている。
才色兼備が必須条件ということで、彼女の栄誉をたたえる言葉も慎重なものだった。

そしてついでになのか、先日行われたイケメン水着コンテストの様子も。

なんか最近の傾向として、イイオトコに女性がデレデレする図が定着しつつある。

先ほどのイケメン水着コンテスト(某水着メーカーキャンペーンボーイ)のVTRを
スタジオの女性たちが、嬉しそうに品評したりキャーキャー言ったりするのが
なんだか鬱陶しい。

このごろの女性たちは、一体どうしてしまったんだろうと思う。

30歳を過ぎたあたりから、トーク番組によく出るような女性芸能人は
『オトコ! オトコ!』と言わねばならないのかと気の毒になる。

彼女たちは、一般庶民よりずっと綺麗だし芸能人ライフを特別待遇で満喫しているだろうに。
当然ネタであり、作ったキャラであるのも分かってる。
分かってるからこそ、そういう偽った姿をTVで垂れ流してほしくない。

人間ってとても単純で繊細で、目に触れたことがらに引っぱられてしまうことがあると思う。

流行のメカニズムは、まさにこれで
「この夏はこれで決まり」とTVで紹介されれば、その夏をそれで決めてしまったりする。

そうして、そこそこ綺麗なんだけど『オトコ! オトコ!』と言う女性タレントは
他の出演者にイジられ馬鹿にされ、それを笑いにもっていくというのが落ちになる。
完全なお笑い芸人以外、本当に標準以下だと思われる女性はメディアではスルーされる。

だけどTVでは、男性は一般人でも『キモい』『ダサい』『イマイチ』と言われてしまう。

オンナの立場から見ても、この不公平さがなんとも気持ちが悪くて仕方がない。

オンナって

2007-05-29 22:19:24 | Weblog
タイヘンねえ。。。


小学校6年生の上の子。
そろそろ色んなカラダの変化が気になるお年頃。

「ねえ、おかーさん。
 あのねえ○○ちゃんねえ、腕に毛がいっぱい生えてるんだよ」

「あーそういう子もいるだろうねー」

また違う日、今度は別の子の足に毛が生えてるだの、どーだのと延々と語る上の子。

「なんで毛のハナシばっかりしてんの?」

「あ、いやあ・・・やっぱり小学生って脱毛とかしたらダメなんでしょ・・・?」

「ん? ダメってことないんじゃない?」

「だって、肌も弱いし・・・、それに脱毛って贅沢なんでしょ・・・?」

「ユーがママの脱毛器使うならタダでしょ~?」

「あ!え! そ、それ使ってもいいの!?」

その日の夜、お風呂上りに娘に脱毛器の使い方を教えてやった。
この脱毛器。。。ワタシの衝動買いの中でもダントツの最優秀賞商品だ。
毛を剃るのではなく、毛乳根から抜いてくれるので、体毛自体が薄くなってくる。

「どれどれ~こうやってやるんだよ~」
まだまだ細くて目立たないけど、なるほどワタシよりはずっと毛深い。

嬉しそうにつるつるになった腕を灯りにかざしている娘。

そっか。。。何となく恥ずかしくて言い出せなかったけど、気にしてたんだなあ。
いや、恥ずかしくてというよりも
『子どものくせに何言ってんのよ?』と言われるのが怖かったのかもしれない。

うふふ、頑張れ~応援してるよ。

できれば

2007-05-27 23:44:31 | Weblog
ムカつかずに生きたい


ワタシはモノへの執着が薄い。
取扱説明書も読まないので、最低限の必要な機能しか覚えないし
可能な限り同じものを使い続ける。

携帯電話も「何事もなければ」新しいのを欲しいと思うことすらない。

さて、我が家で使っている携帯はワタシが主契約者で
後からこの会社の携帯を持ったパパさんとの家族契約。

毎月発送される請求書には、パパさんの分だけ明細書が添付されている。

その明細書をパパさんの勤める会社に提出すると
取引先や従業員同士の通話分が会社負担として還付される。

という理由で、どうしても必要なので毎月105円を払って明細書送付契約をしていた。

その契約している携帯メーカーでは
『一部の契約者を除き』4月分から請求書を送らないことにしたらしい。

そして4月分の明細書が来なかった。

なんでよ?

ショップに行ったら、マスカラがダマになってて黒目を大きくするコンタクトをしたおねえさんが
顔色ひとつ変えずに「そういうことになりました」と。。。

「必要だから、明細を送ってもらう契約を有料でしているのに、それも無効なんですか?」
と訊いたら「はい、そういうことになりました」と・・・。

以前もらっていた『今月の請求金額が確定しました』とのメールを
ワタシは「なんだこれ?」と放置していた。
ニセ黒目のおねえさんは「それを見ろ」と言う。

URLが貼ってあって、そこから金額やら明細やらが確認できるらしい。
URLを実行したら、出来なかった。

黒目:「お客さまはインターネットはされませんか?」
さと:「しません」

はじめて見るヤフーの画面から、悪戦苦闘して進入するもパスワードが分からない。

さと:「パスワードは設定してなかったハズですが・・・」
黒目:「設定しなければご契約できません」

ワタシはあんたの会社と契約した覚えはない。
いつの間にか、あんたんとこに身売りされてたんだよ。

さと:「じゃあ教えてください」
黒目:「教えられません」

自分で設定したハズなら、自分かパパさんの生年月日以外は考えられない。
ワタシの生年月日を入力したらハネられた。
次にパパさんの生年月日を入力したらハネられた。

さと:「分かりません・・・」
黒目:「新しいパスワードを再登録することは、できます」
さと:「じゃあ、してください」

新しいパスワードを登録して、その番号を入れて再挑戦した。

『間違えたパスワードを3回入力したため、本日はアクセス出来ません』
てなメッセージが出た。

反映されてなーーーい!!

黒目:「では、明日以降また同じ操作をしてください」

パパさんは、とにかく書面になった明細書が欲しいと言ってみた。
黒目:「発送するには105円かかります」
パパ:「とりあえず、今日は4月分のを出して欲しいのですが」
黒目:「それでは携帯から●●●番におかけください」

・・・・・? ここはどこですか・・・?

どうやら自分でセンターにかけて、自分で頼んで送ってもらえということらしい。

ムカムカしてきた。

さと:「明細の有料契約をしてる場合、経費として添付する必要がある人が含まれると
    予想できますよね?」
黒目:「パソコン用のサイトにアクセスしたら、明細は見ることができます。
    それをプリントアウトすることもできます」

順序ちがーーーう!!

さと:「そのサイトで明細を確認するときには、先ほどのパスワードが必要なのですね?」
黒目:「いえ、別のIDを取得していただきます」
さと:「あ、すみません、分からないことがあると手間になりますので
    そのサイトのアクセス方法をざっと説明していただけますか?」
黒目:「パソコンのサイトですから、こちらでは分かりません」

さと:「もう結構です・・・」

この一連のやり取りの間、黒目は一度も「申し訳ございません」と言わなかった。

パパさんとショップの正面駐車場に停めた車に乗り込もうとしたとき店内を見たら
黒目と別の店員が、ゲラゲラ笑っていた。

たぶん「いや~マジ、ビビった~~! あのおばさんぜったい怒ってたよねー!」
とか、そんな会話が繰り広げられてたと思う。

ムカついてはいるけど、無駄な喧嘩をしない主義のワタシとパパさん。
家に戻って、とりあえずPCサイトを覗いてみた。
非常に面倒な打ち込みを経て、IDを取得してさあ明細を確認しようとしたら
ほらみろ、やっぱりパスワード入れるんじゃないの。

さっき変更登録したパスワードを入れてクリック。

『間違えたパスワードを3回入力したため、本日はアクセス出来ません』

携帯を変えようと思います。

正直者

2007-05-25 10:33:58 | Weblog
そして格好よかった


テリー伊藤の斜視の手術の様子がTVで放送されていた。
彼は18歳のときに学生運動中の投石が目に当たり斜視になってしまったそうだ。

「また今になってどうして?」という質問に彼はこう言った。

「ボクが斜視であることをね、あのさボクの周りの人たちはみんな大人なわけでね。
 そんなこと何でもないよ、って感じで普通に接してくれるのね?
 それをいつもボクとしては、ああ気ぃ遣わせちゃってるなーって思ってたのよ」

その言葉にしばし聞き惚れた。

自分の気持ちを上手く言葉にまとめるのは、とても難しい。
冷静に自分と周りを観察しなければならない。

世の中ってもんは、案外やさしく回ってるもんで。
ばっさり痛いところを指摘してくれる人っていうのには
たぶん3通りあるんじゃないかと思うのだけど。

(1)良い方向に変わってもらいたいと願うためにアドバイスをする人。
(2)むしゃくしゃしてる人。
(3)思ったことをすぐ口にする何にも考えてない人。

子どもたちには、常に(1)で接したいと思っているけど(2)の出没率も高し。

ちなみに、童話『裸の王様』で「あ、はだかだ!」と叫んだ少年は(3)で決定。

話をテリーさんに戻すと。。。
彼の斜視を誰も「治せる」と思ってなかったんだろうな。
だから改善されることがないなら、まあ本人も辛いだろうから
その部分には触れないでおきましょう、という感じだったのかも知れない。

そういうふうに努めて接していると、本当にそれが「何でもないこと」のような気がしてくる。

TVで眼帯を取ったテリーさんは、ワタシまで嬉しくなるほどの喜びようだった。
「青春を取り戻すぞー!」「これからモテまくるかも!」

彼にとっては、やはり「何でもないこと」なんかじゃなかったんだ。

人間

2007-05-24 09:34:24 | Weblog
知れば知るほど面白い


動物図鑑なんかを見ると、その動物について
「どう猛である」とか「温厚で人によく慣れる」とか「頭がよい」などと書いてある。

人間目線で、世界中に生息している動物の性格や特徴を言い切ってしまう。

まあ、確かに合ってることのほうが多いし
ワタシもはじめて鳥やハムスターを飼ったときには大いに参考にさせてもらった。

これが人間になると、こうはいかない。

どう猛な人も温厚な人も頭がよい人も、そうじゃない人もいる。
そしてそれは「誰に対してそういう部分が出てしまうのか」で変化したりもする。
得手・不得手が人によって全然違う。

あ、でもネアンデルタール人やクロマニョン人は、まるで動物の生態のように
その特徴を歴史で習ったような気がする。

ということは、あと1000年くらい経つと
現在の人間は歴史の教科書で、5~6行で表現できるのかも。

『お金と愛と健康を得ることに興味を持ちながらも、その寿命は100年以下と短かった』
とか書かれちゃうんだろうか・・・。

朝っぱらから

2007-05-22 08:56:21 | Weblog
喧嘩しちゃいかんね。


下の子と喧嘩をした。
42歳だけど、9歳と喧嘩した。

しかも原因はゲームソフト(ニンテンドーDS用の)だ。

昨夜、下の子が寝てから、先日買ったばかりの彼女のゲームをやった。
小学校低学年向けのキャラクターものソフトだけど
その中のミニゲームが、けっこう面白い。

で、それをしこたま堪能してから寝た。

そして朝、ワタシの枕元にあったゲームを目ざとく発見されてしまった。

「おかーさん! ミーのゲームやったね!?」

「あーそれ面白いよねー」

「黙って使わないで!」

「あ? なんでそんな意地悪言うの?」

「なんででもいいから、ミーが学校に行ってる間にもやらないでね!」

「なんでよ~~!! 使ってないときに貸してくれてもいいじゃん!」

「人のもの黙って触らないで!」

「なんなのよ~!! あんたさ~そうやっていつもユー(上の子)にも意地悪言うから
 くっだらない喧嘩になるんじゃないの?
 自分が意地悪するから仕返しされたりするんじゃないの?
 ケチ!ケチ! なにさ!」

「ふんっ!」

「ふんっ!!!」

下の子は『いってきます』を言わないで学校に行ってしまった。

下の子より5分くらい後で友だちが迎えにくる上の子は、黙ってこの様子を見ていた。

「あーもうっ! 腹立つ~! ちょっとどうよ? ひどいね~ミーって」

「おかーさん、大人なんだからさ・・・とりあえず謝ればよかったよね」

しまった、そういう平和な解決法もあったのか。

5月の桜

2007-05-21 16:45:59 | Weblog
まだまだ頑張ります。


家の前の通りに咲く、本日の桜。

毎年、いちばん最初に咲くのが薄ピンクの可憐な桜。
はかなげで、清楚な少女のような桜。
宇野千代さんデザインの雑貨に描かれている桜みたいな桜。

で、後から咲いて、最後まで頑張るのが、この種類。
幼稚園のお誕生会の飾りつけでお馴染みの「花紙」で作った花にそっくり。
しかも、これでもかというくらい花同士がわいわいとつるんで咲き乱れる。

ああ、野鳥も野花も、名前がよく分からないまま大人になってしまったなあ。

ワタシの中での、この桜のイメージは熟女。

頑張れ、今年もとっても綺麗よ・・・。

そういえば

2007-05-19 11:41:15 | Weblog
『さとしょかん』ぼちぼち追加してます。


左下のブックマークに置いてある「さとしょかん」。
やり始めた当初はページを開くのが重くて、更新しても宇宙の彼方へ消え去ったり。。。
面白いんだけど、かなり泣かされました。

最近ふと覗いてみたら、快適に改良されていて「おお~」と大感激。

また思いつく限りのあれこれを追加しはじめました。

作品の感想を共感しあうBBSなんぞは特に設置してませんので
感想やご質問、お勧め作品などがあれば、ブログのコメント欄にどしどし書いちゃってください。

ちなみに、この本文も次の更新があれば、どんどん下がる設定のままにしてますので
どの記事のコメント欄でも構いません(大雑把)。

凹んで愚痴って錆びたナイフのような怖いキレ方をしている日のワタシにも
「さとしょかん(ブクログ)の話なんですが~」的な感じで、どうぞ。

あーむしろ、そんな日にこそ!と言いたいくらいですが
ちょっとヤですよね・・・。

親学

2007-05-18 11:02:10 | Weblog
そのくくりは小さすぎやしないか?


親学って、どうなの?

(1)子守歌を聞かせ、母乳で育児

(2)授乳中はテレビをつけない。5歳から子どもにテレビ、ビデオを長時間見せない

(3)早寝早起き朝ごはんの励行

(4)PTAに父親も参加。子どもと対話し教科書にも目を通す

(5)インターネットや携帯電話で有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」の実施

(6)企業は授乳休憩で母親を守る

(7)親子でテレビではなく演劇などの芸術を鑑賞

(8)乳幼児健診などに合わせて自治体が「親学」講座を実施

(9)遊び場確保に道路を一時開放

(10)幼児段階であいさつなど基本の徳目、思春期前までに社会性を持つ徳目を習得させる

(11)思春期からは自尊心が低下しないよう努める


こういうのに感化されて、必死にそれを守ろうとする人が
それ以外を不正解だと思うことで、親同士の温度差や軋轢が生まれないだろうか?

それを守ることの利益をもっと説明すべきだと思う。
科学的に成長ホルモンの分泌メカニズムや、ストレスによる心身発達障害のデータを示せば
食事や睡眠や親子のコミュニケーションの改善への投石になるんじゃないだろうか。

だけど、それをすべて実行した場合のリスクだって想定すべきだと思う。
親が無理をしたり神経質になったりすることが、子に良い影響を与えるとは思えない。

以前PTAのバザーで、幼稚園児の下の子を連れて来たあるお母さんが
「3時にお昼寝をさせているんですが、保健室のベッドを使わせてもらえませんか?」
と言って学校側に却下されたため
3時になったとたんに、体育館の床の上に幼稚園児を横にさせて
「さあ、寝なさい」と言っていた姿は、かなり衝撃的だった。
幼稚園児だって寝るわけもなく、お母さんは自分の子育て日課計画が乱れイライラしていた。

芸術だの演劇鑑賞だのに至っては、ワタシは「就学児未満のお子様の入場不可」を
非常に評価しているしなー。
ワタシは後ろに人が並んでいるのに、子を抱っこしてキップを買わせている親も嫌い。

思春期に自尊心が傷つく経験は良いことだと思う。
子どもの頃に可愛らしかった子がそうでもなくなったり
親の経済状態によっては皆と同じようには生きられないという不条理を知ったり
暴力的に傷つけるのではなく、経験を通じての痛みであるなら、むしろ大歓迎だ。

「親学」なんて声高に提案されると、ものすごく抵抗がある。
くくりは小さいくせに、すべてを実行できるだろう人が想像できない。
この親学、子が何歳までってのを想定しているのかよく分からない上に
各家庭には父親がいることが前提になっている。

ここまでしなければならないと嘆くのなら
「親学」じゃなくて「人学」でいいと思うのだけど・・・。

たとえば『人の話は最後までよく聴いてから、自分の意見を言いましょう』とか
『すべての人びとが、それぞれの立場で尊重される世の中を目指しましょう』とかさ。

あ、それじゃあ実行不可能な政治家が困るのか・・・。