イメージ [image]

あなたのイメージとワタシのイメージ。
違っててあたりまえ、きっとなんとかなるさ。

ダメだし

2010-01-28 11:37:12 | Weblog
ご指導いただきました


今朝、意気揚々と娘たちに、この子(下の画像の時点で)をお披露目した。

上の子は「わ~出来たんだね、可愛い~」と言ってくれたけど
下の子は、ふうんと眺めたあと、ぽつりと「似てない」と言った。

たぶん上の子は、増田クンの顔をよく知らないのだ。

そんな暇もないくせに、ワタシは下の子の言葉が嬉しくて奮起してしまった。

やれやれ・・・。

マスコット用の目に使うビーズが少し大きすぎたので外し
そこにフレンチナッツステッチをひとつ刺して、目を作り
ノッてきたので、ハイレグ気味だった赤いパンツを、手縫いで股ぐりを下げた。

うん、似てる。

いや~編みぐるみ面白いわ。
何度でも、どこからでもやり直せるところに人生を感じるね。

今度、街へ行くときにバッグにでもつけてみようかな。

「あっ」という顔をしてくれる人がいたら、嬉しいな。

ちょっと夢の国へ

2010-01-28 00:30:08 | Weblog
出掛けてました


去年のクリスマス前に予約していたDVD。
先週、やっと発売日を迎え我が家にやってきた。

うふふ。
ジャニーズですよ、奥さん。

夢の国では、時間がゆっくり流れる。
そして疲れない。

ちなみに、DVDの横の編みぐるみは、予約特典ではない。

テゴマスの増田クンがNEWSとしてのソロ曲で
こんな格好で歌うビデオクリップがあるのだ。

それを、頭の中のイメージで編んでみた。
唐草模様の生地を背負わせたら完成。

あはは、ルルル~~。

編みぐるみがひと区切りしたところで、現実世界へ戻ってきた。

ふと気づけば、明後日は月末の書類の提出日だ。

げ~今月はずいぶん研修費やら交通費やらを請求する予定だった!

ま、それは何とかなるとして
下の子から編みぐるみの注文が入った。

好きなアイドルがカッパに似てるらしく「カッパ作って」と。

簡単に言ってくれるが
夢の国と現実の国では疲れ方が違うのよ…。

節約生活続行中ながら

2010-01-25 13:00:20 | Weblog
文化活動費には甘い


我が家に存在する『女子映画部』の新年最初の活動。

のだめがいたから、娘たちはピアノを頑張れた時期もあったっけな。

スクリーンで観て聴くオーケストラは素敵だった。

ワタシが色々ありつつ暮らしているように、のだめや千秋や周りの人たちも
ちゃんと、なんやかんやとあって生きていたことが、イメージできた。

相変わらずな、のだめに会えて嬉しかった。

致し方ない話ではあるのだけど、この映画、2話完結になっていて
次を観ないことには、ワタシの気持ちも終われない。

うん、次も観たいと思えた作品なのでわくわくしながら春を待とう。

映画を観終えた娘たちが、ぽつりと「あ~ピアノ弾きたくなった」と言った。
その言葉に西田敏行の『もしもピアノが弾けたなら』を思い出したワタシは、ピアノが弾けない。

でけた

2010-01-17 15:44:33 | Weblog
そして喧嘩した


ブックカバーとガマグチ。

順調に進んでいたガマグチだったけど、仕上げの部分で娘が「やって」ときた。

それは、表面の生地と中側の生地を合わせて、ちくちく手縫いでまつる部分。

確かに多少のお裁縫の技術は要る。
だけど、さっきの勢いはどうした?
面倒そうだから、嫌になったって、どういうこっちゃ。

「そこ、どうせ金具に隠れて見えないとこだし、別にいいから、お母さんやって」

ムカつきながら結局最後の仕上げまでやってやる自分にもムカついた。

ちょっと楽しかったんだよ。
ああ、そうさ、ワタシはこういうことが大好きなんだよ。

だから、このワタシの楽しい気持ちと、久々の休みを返せ。

不完全燃焼

2010-01-17 13:45:33 | Weblog

次の作品制作中


ブックカバーが完成した。
漢字の宿題をやっていた娘を何度か呼んで
作り方の説明をしたり
アイロンやミシンかけを
やらせた。

出来上がった作品を見た娘は半べそになった。

「お母さんがやり過ぎて何にもしてない!」

普段なら、ワタシがキレるには充分であったが
久々の手芸が楽しくて気分が良かった。

運の良い子だ。

ただ今、ワタシの口頭説明だけで
ガマグチ制作中の娘。

あ、画像は夏休みのではありません。

今日の仕事は

2010-01-17 10:35:10 | Weblog
自由研究


ぜんぜん自由じゃないし。
そして研究でもないし。

書き初めもやってない我が子よ…
毎年言ってるが
今度から1人で出来るものにしておくれ。

この感動を

2010-01-16 23:15:58 | Weblog
あなたにも


ものすごい寒波が到来していた今日の夕方のこと。

ネズミがワタシに向かって走ってきた。

「なんで!?」

北海道に住んで、数年で半世紀になろうかというのに
雪の上をネズミが走っているのを、生まれて初めて見た。

「寒くないのかな」とか「カラスに見つかったら大変だ」とか
「どこから来て、どこに行くのだろう」とばかり考えて、ハラハラした。

運よくワタシの近くで立ち止まった姿を撮ることができたので
上の子の携帯に『ネズミを見たよ~』と写メールをした。

返事がすぐにきた。

『カワイイ~~www』

ワーイ、ちょっと嬉しい。

数回しか搭乗したことはないけど

2010-01-13 20:48:02 | Weblog
JALにはお世話になったなぁ


26年前、高校を出て信金に就職が決まったとき
3年生の冬休みの2週間と、卒業式の翌日から3月31日までの期間
ワタシたち新入職員は、本店の研修室で社会人としての心得を叩き込まれた。

そのときの講師が、JALを退職した女性だった。

お辞儀の角度、挨拶、お客様に感じが良いと思われる振る舞いなどなど
基本はすべてJAL仕様であった。

当時はバブル直前の好景気、経営陣は新人研修に膨大な予算を組んでいた。

ちなみに、ワタシが就職したのは北海道の田舎に本店がある信金だ。
まだ創立者が会長をしていた頃で、会長はちょっと風変わりなオジイチャンだった。

本店の周囲には銀行がいくつもあったが、会長さんは女子職員に
「お手本はJALか丸の内のOLで、そこに銀行員や郵便局員にはない愛嬌をプラスして」と
真顔で言うような人だった。

そこにいた5年間の教えは、今でもワタシのありがたい味方になってくれている。

そして月日が流れ、5~6年前スーパーのパートとして働きはじめたとき
チェッカー(レジさん)研修があった。

接客用語を習っているとき
『ありがとうございます、またお越しくださいませ』に、ちょっと引っ掛かった。

他のパートさんも『ありがとうございました』と言っている人が多いし
お客様へのご挨拶は「ありがとうございました」がやはり馴染み深い。

休憩中に講師と雑談していたとき
「ありがとうございます、が今は基本なんですか?」とワタシが訊くと
ひっつめヘアの美しい女性講師が、にっこり微笑んで言った。

「JALが、そうなったからです」

後から聞いた話では、その講師も元JALの社員だったそうな。

世界一と言われる接客スキルの最先端を走ってきたJALの功績は大きい。

不思議なこと

2010-01-09 10:45:59 | Weblog
謎の解明が急がれる


仕事で伺うお宅の高齢女性の中で
好きな有名人がいる人や夢中になっている趣味がある人の顔は
肌に張りがあってシワが少ない。

タカラジェンヌ大好きな90代のYさんは1人暮らし。
1度も舞台を観たことはないけども
娘さんが宝塚の雑誌やDVDが発売になるたび送ってくれるそうで
雑誌の内容もDVDの映像も、暗記しているほどに堪能している。

Yさんは、別に優雅な余生を送っているわけではない。
たくさんの病気と付き合いながら、余裕があるとは言い難い暮らしをしている。
それでも彼女の肌は、ぷりっとしていてシワもたるみも目立たない。

90代だから、彼女の娘時代のトップスターのことだけが詳しいというのではない。
たとえば、今現在期待されている新人のことも知っているし
ワタシがかろうじて知っている、真矢みきのことも天海祐希のことも
まるでウィキペディアか!?というくらいの情報を持っている。

ワタシが先日「Yさん、お肌キレイですよね~」と言ったら
Yさんは「あら、そう? 顔なんてお風呂で洗うだけ、毎日なんて洗ってないのよ」
と、さらりと言っていた。

美肌の秘訣は、胸をときめかせるものの存在か、それとも洗わないことか・・・。

Sさん

2010-01-08 16:55:52 | Weblog
『ローソンへ行く』の巻


Sさんの家の最寄りのお店は、ローソン。
だけど、そこへ行くには急な坂道を上らなければならない。
てことは、下らなくては帰れない。

数年前の冬、Sさんはその坂で転倒し腰の骨を折る大怪我をしている。

そのときにも、若干足元がおぼつかない状態だったが
それ以来、近所の人もSさんが外を歩いていると「危ないよ」と注意してくれる。

こちらだけなのかな?
ローソンは、野菜や果物や豆腐なども扱うので、Sさんのお宅に行くとき
買い物するにも非常に助かっている。

ワタシの足で3分ほどの距離にあるが、やはり冬には
秘密兵器の滑り止め具を靴に装着しないと、恐怖を感じるほどの坂だ。

昨日の夕方、Sさんのお宅へ行くと、テーブルの上にから揚げ弁当があった。

「あれ・・・? このお弁当どうしたんですか?」

「うん! 今買ってきた!」

!!

!?

Sさん・・・こんな人じゃない・・・。

Sさんは、口数が少なく、人に心を開くのに時間が掛かる人で
ワタシにも「はい、そうです」と丁寧な言葉で話す人だ。

タイムマシンに乗ったんだ・・・。

ワタシ:「自分で行ってきたの~?」

Sさん :「うん、そうだよ」

ワタシ:「え~~道路ツルツルだったでしょ~?」

Sさん :「うん、でも行ってきた、帰りはタクシーに乗った!」

ワタシ:「これ(から揚げ弁当)美味しそうだったから買ったの?」

Sさん :「分かんない。 だってオレ、字見えないし」

 ※Sさんは視力がかなり落ちていて、細かいものは見えない。
  ちなみに、普段のSさんの1人称は「わたし」

この他に買ったカップアイスは、テーブルに置きっぱなしで液体になっていた。

なんだか可笑しくなってゲラゲラ笑うと、Sさんも笑った。

「あ~~でもねえ、あの坂で転ぶと大変でしょ?
 1人でお買い物に行って何かあったらと思うと、ワタシ心配で夜も寝られないわ~」
そういうと、Sさんは「もう行かない」と照れくさそうに、また笑った。

から揚げを細かく刻んで、玉ねぎと一緒に煮込んで卵でとじて丼にしていると
Sさんが「わたしは、どうして外に行ったんでしょうかね・・・」とつぶやいた。

あ、Sさん、おかえり。

タイムリミットは、きっとすぐそこまで来ている。
Sさんの安住の地は、まだ順番待ちだ。