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子貞子ってなんだよ(笑

2013-08-29 20:43:17 | GIOS STILO
 昨日今日と夏の日差しが復活してくれちゃったので、日陰な裏通りや路地を縫うように走ると快適なわけですが、そんなルートを走っていると、和な豪邸にちょいちょい遭遇します。ここもそんなスポット。実に雰囲気のある木塀が1ブロック分続いてます。いやこれ、天気や時間によってはかなりホラーですよね。

 写真をモノクロにすると、ホラー感はグッと増しますね。


 こういう光景にホラーを感じるのは、昨日の夜中に映画『リング』を見たからかもしれません。昨日の日中、テレ東の午後のロードショーで貞子で有名な『リング』を放送してたので、夜中に録画したヤツを見ながら酒など呑んでたわけです。
 もう10何年ぶりですかね、リング見るのは。映画公開当時は本当に空前の貞子ブームになりまして、ロングヘアーのお姉ちゃんたちは飲み会の一芸で、髪を全部前に垂らして貞子やってたものでした。恐怖の対象でありながら、完全に市民権を獲得して、ブランドを確立させてしまったのですなぁ。
 そんなブランド貞子ももはや、恐怖の対象と言うよりは日本的な女幽霊のベンチマークとして機能してしまっているようで。新作映画がらみの遊園地やアプリとのタイアップCMやら、映画パブのワイドショー出演などからは、恐怖どころか笑いを生んでいるかのよう。いや、いいんですよ。昔からホラーとコメディは紙一重ですし。

 てなことを考えていると、ふと「貞子はゴジラの域に達した」のではないかと思いました。初代『ゴジラ』はご存知のように恐怖の対象。それがバトル路線に入り、気付けば子供に親しまれる人類の味方(ダークヒーロー的)扱いにシフトして行きました。そしてハリウッド版が製作され、原産国・日本やコアな海外の原典ファンから酷評された経緯からも、ゴジラと貞子は同ランクにあるといえます。
 貞子がまんま、ゴジラの通ったルートに入っているのかもしれませんが、それはブランドの確立から周知に至る過程で必ず発生する状況。しかも貞子の新作映画では、なんと子貞子まで登場するとか。まるでゴジラの息子・ミニラみたいですねぇ。
 これから貞子がどんな道を歩むのか……やっぱりゴジラと同様に、親しまれすぎた反動として、再び恐怖の絶対的象徴として担ぎ上げられるような気がします。そして最終的に『貞子ファイナルウォーズ』でもやってくれれば、必ず劇場に見に行きますよ(笑


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