グレンおばさんのお花畑

家族の記録、季節の花たちの写真をポツリ、ポツリ紹介していきます。

変な話

2012-09-26 23:25:22 | 日記・その他
お待たせいたしました。「話」シリーズの第二弾です

えっ、待ってない? (;゜Д゜)!

そんなことをおっしゃらずに、今日は「変な話」ですよ~

と、ひっぱても、どうせロクでもない話でしょう?なんて思っていませんか?

ところがそうなんです (~ω~;)))

以前、一緒に働いていた某おじさんの口癖が「変な話ね・・」というのです
それに続く話は別に変わったところのない話なのですが、
毎回「変な話ね・・・」と切り出されると、「え、えっ 何~」なんて興味津々に反応してしまいます
っていうだけの 「変な話」なのでした



さて、また辞書で「変な話」をひいてみました
当たり前ですが、一致する情報はない とでました

では、次に「変な」で調べてみましょう ( ̄^ ̄)ゞ
「変なおじさん」が出てきました 志村けんさん演じるキャラクターとのことです
全然関係ないですね

会社の変なおじさんが話す「変な話ね・・」というのは、多分話の導入部分であって、
内容的に「変な話」というわけではなさそうです 

「変な話」を毎日聞かされたわたくしは人と話しているとき、つい「変な話ね・・」と言ってしまい
しっかり口癖が移っているのでした

お話シリーズ、次回は「いい話」にしようかなと思っていたのですが、
世の中に「いい話」なんてそうざらにはありませんね
というわけで、別にシリーズ化しているわけでもない「お話」は今回で終わりです

「奥さん、いい話があるんですよ・・」なんて言われたら気をつけましょうね~( ´ ▽ ` )ノ

とんでもない話

2012-09-12 11:58:48 | 日記・その他


最近というかこの何年かという範囲なのですが
「とんでもございません」という言葉がえらく気になります

同僚の若者が電話でよく「とんでもございません」といいます
話の様子からいって、多分相手が「お世話になってありがとう~」なんていう会話ではないかなぁと思います

電話相手・・「今日は大変なことをお願いして申し訳なかったね。無事に終わってほっとしているよ。
       よくやってくれたね、ありがとう。」  
若者・・・・「とんでもございません。」

こんな感じでしょうか。 これはあくまでも想像の会話ですが、相手は取引先の年配の方をイメージしています


そこでヤフーの辞書で「とんでもない」を検索しますと

 1 思いもかけない。意外である。「―・い人にばったり出会う」「―・い発明」
  (お礼をいわれるとは思いませんでした!・・・相手は頭を下げるのが苦手?いつも威張ってる?)

 2 もってのほかである。「―・い悪さをする」
  (お礼を言われるなんてもってのほかだわい!・・・・喧嘩売ってます?)

 3 まったくそうではない。滅相もない。相手の言葉を強く否定していう。「―・い、私は無関係だ」
  (お礼を言われるなんて滅相もございません・・・意味合いとしては一番近そうですね。でもちょっと大げさ?)

とでています。

そして、「とんでも-な・い」 は「とんでも」と「ない」がついた言葉ですが、「とんでも」単体では使わないそうです

若者の場合 意味は3番があてはまりそうですが、そうすると↑と食い違ってしまいますね
「とんでもないことです」とか「とんでもないことでございます」というのが正しい使い方のようです

ただ私は1番か2番の意味で使うことが多いのでこの「とんでもございません」になにか違和感を感じてしまいます


が、しかし、辞書には続きがありまして、
『2007年の文化審議会答申の『敬語の指針』では、相手からのほめ言葉に対して謙遜しながら軽く打ち消す表現として
「とんでもございません(とんでもありません)」を使っても、現在では問題ないとしている』
とあります。

ふーむ 「とんでもございません」は現代用語として使われているのですね
昔人間の私には違和感があっても然りですね


「とんでもない話」という題で、わっ どんな話!?と思われた方 失礼いたしました 
正しくは「とんでもないという言葉の話」ですね^^;
 



読書覚書23年7月~24年8月

2012-09-02 23:03:59 | 読書



あらあら なんて長い間読書覚書を書いていなかったのでしょう!

この期間極端に読書量が減ったのではありますが、もう少しマメに書かなくてはいけませんね

忘れているものもあるので順不同ですが・・


☆木星の骨  上下  フェイ・ケラーマン

(上) 死亡したのはジュピターと呼ばれる男。教祖にしてかつての大学教授で物理学の権威。事件の知らせにデッカーは現場へ急行する。だが相手はカルト教団。事故か自殺か、他殺かもわからないうちに、信者たちが勝手に遺体を動かし、教団内の医者が勝手に死亡診断書までこしらえていた。警察を侵害者とみなし、あくまで非協力的な態度をとる教団員たち相手に、捜査は難航する。閉鎖的な教団内でなにが起こっているのか?

(下) 教祖の死は権力を得ようとする弟子の仕業か、それとも遺産を受け継ぐ娘の仕業か。そればかりではない、教祖は大学教授時代にもかなりの恨みを買っていたらしい。カリスマを失って混乱する〈神の環教団〉を次々と事件が襲う。信者の子どもが誘拐され、さらに第二の殺人事件が発生する。ふたりの息子が思春期をむかえ家庭内でも悩み深いデッカーは、教団の子どもたちを救おうと奔走する。だがさらなる悲劇が……。


☆蛇の歯   上下   フェイ・ケラーマン

(上) 高級レストランで男が銃を乱射。死者十三名、負傷者三十名以上。悪夢のような惨状に、デッカーら捜査陣は怒りと動揺を隠せなかった。そんななか、犯人らしき男もその場で死亡しているのが見つかる。辞めさせられた元バーテンダー。どうやら犯行後に自殺したらしい。特定の誰かを狙った計画的犯行か、それとも衝動的なものなのか。動機は? デッカーは犯人と被害者たちの接点を調べ始める。

(下) 惨たらしい事件の捜査に、身も心も磨りへらすデッカー。そんなとき、さらに追い打ちをかけるように、死亡した被害者の娘で、社交界の女王ジーニーからデッカーに対して、セクシャル・ハラスメントの訴えが出された。美しいが、男を支配し思い通りにあやつる女性。訴えの内容は事実無根ではあるが、相手を魅力的だと思ったのは事実だ。彼女の真の意図は? 捜査を重ねるうち、捜査はデッカーの家族をも巻きこんで意外な方向へ向かう。


☆原発のウソ  小出裕章

“安全な被曝量”は存在しない!原発を全部止めても電力は足りる、福島第一は今後どうなるのか?危険性を訴えて続けて40年“不屈の研究者”が警告する原発の恐怖。


☆福島原発メルトダウン   広瀬 隆

福島第一原発の惨状は目を覆わんばかりだ。原発震災を招いた原因は何なのか。「次」を防ぐ策はあるのか。「揺れも津波も想定外」とする東電幹部や識者たち。しかし、時がたつにつれ「事故は人災」との指摘が強まっている。折しも列島は「地震激動期」に突入した。日本を救うために、原発震災の危険性をいち早く指摘していた著者が、「全原発を即、止めよ」と緊急警告する。


☆内部被曝の真実   児玉龍彦

福島原発事故では、広島原爆20個分以上の放射性物質が放出された。放射線による健康被害が科学的に証明されるまでには時間がかかる。安全か危険か議論するより前に、国が「測定と除染」に今すぐ全力を挙げなければ、子どもたちと妊婦を守れない。「民間のノウハウを集め、最先端機器を使って全国の産地で食品検査を」「低線量の膨大な放射性物質を処理するための法律の整備を」―内部被曝研究の第一人者が、政府の対応を厳しく批判しつつ具体的な対策を提言して大きな反響を呼んだ、国会でのスピーチを全文採録。



✩共食い   田中慎弥

第146回芥川賞受賞作――昭和63年。17歳の遠馬は、怪しげな仕事をしている父とその愛人・琴子さんの三人で川辺の町に暮らしていた。別れた母も近くに住んでおり、川で釣ったウナギを母にさばいてもらう距離にいる。日常的に父の乱暴な性交場面を目の当たりにして、嫌悪感を募らせながらも、自分にも父の血が流れていることを感じている。同じ学校の会田千種と覚えたばかりの性交にのめりこんでいくが、父と同じ暴力的なセックスを試そうとしてケンカをしてしまう。一方、台風が近づき、町が水にのまれる中、父との子を身ごもったまま逃げるように愛人は家を出てしまった。怒った父は、遠馬と仲直りをしようと森の中で遠馬を待つ千種のもとに忍び寄っていく....。川辺の町で起こる、逃げ場のない血と性の臭いがたちこめる濃密な物語。


✩ねじまき鳥クロニクル  村上春樹

第1部 泥棒かささぎ編  僕とクミコの家から猫が消え、世界は闇にのみ込まれてゆく。―長い年代記の始まり。


第2部 予言する鳥編  致命的な記憶の死角とは?失踪したクミコの真の声を聴くため、僕は井戸を降りていく。


第3部 鳥刺し男編   猫は戻り、涸れた井戸に水が溢れ、綿谷昇との対決が迫る。壮烈な終焉を迎える完結編

 

★原発社会からの離脱   宮台真司・飯田哲也
★私たちはこうして「原発大国」を選んだ   武田徹
★旅する力   沢木耕太郎

上記三冊は読み途中

23年中はやはり原発関係のものが多かったです 原発の仕組みなどを知れば知るほど絶望的になってきます
私たちはどれだけ電気を消費しているのでしょうか?本当にそんなに多くの電気が必要なのでしょうか?

「共食い」はかなり苦手な分野です 受賞インタビューがとてもユニークな作者でした

「ねじまき鳥クロニクル」は三冊一気に読みました。 
謎は謎のまま解明されず終わるところはかなり不消化感は否めませんが、
久しぶりにドキドキしながら読むことができました。