【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【カレン族料理】

2009年08月02日 | アジア回帰
 今日の朝飯は、ウコンのような黄色い薬草の根茎で煮た川魚のスープ、カレン族料理である。

 “ウコンのような”と書いたのは、ラーがなかなかうなづかないからである。





 その葉の形状といい根の黄色さといい、私はカミンチャン(ウコン)に違いないと思うのだが、ラーは違うと言う。

 まあ、真偽のほどは“ゲーンケーン”のときのようにコメントでご教示いただいた方が確実かもしれないが、それはさておき、やはり穫れたての魚はうまい。

 身がほぐれてしまったが、横たわっているのは今朝網にかかったばかりの、プラープルン(先月20日付けブログで紹介)である。

 黄色いスープには、薬草根独特の深い苦味があるが、
その分ほぐした魚の白身は、ハッとするほど甘い。

 その他の具は、冬瓜とミョーガもどき(名前は分からない)の茎くらいであるが、それらが魚から流れ出た滋味とからみあって絶妙なハーモニーを奏でている・・・などというグルメ記事もどきの表現をあざ笑うように、ただ単純に、うまい。

 飯がすすむのである。

       *

 ところで、ジャラケー(ワニ)でもかかったのか、今朝は仕掛け網に大きな被害が出た。

 中の1枚は、ぐちゃぐちゃにからまり、2ヶ所に大きな破れ穴ができている。

 朝飯が終わると、3男のポーがまるで哲学者のような難しい顔をして、網をほぐしにかかった。





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