【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【大聖堂コンサート】

2006年05月31日 | アジア回帰
  29日(月)のメモリアル・デー(戦没者記念日)を最後に、暑い暑い3連休が終わった。  27日の早朝から気温がぐんぐんあがり、ついに華氏80度を突破。  少し歩くと額から汗が噴き出し、日陰を探さないと辛い。  午後8時を過ぎる頃、やっと涼しい風が吹いてひと息入れるという具合だ。  ニュースを見ると、ニューヨーク郊外のロングアイランドで水着姿の美女たちが海水浴を楽しんでいる。  ニューヨーク . . . 本文を読む
コメント

【マーラーと雷】

2006年05月27日 | アジア回帰
 「いやあ、凄かったなあ。クライマックスでホルンが、こうやって腕をそらして吹きまくっただだろう。いやあ、マーラーはなんてドラマチックなんだろう。ねえ?とにかく、素晴らしいコンサートだった。いやあ、参った、参った」  ここは、リンカーセンターにあるエイヴェリー・フィッシャーホールの最上階男子用トイレ。  コンサート終了後に小用を足していると、隣りに立った小太りの男が腕を振り回して興奮気味に語りか . . . 本文を読む
コメント

【釣りの記憶】

2006年05月25日 | アジア回帰
 月曜日、夕方。  カイロプラクテックの治療のあと、話題の映画『ダ・ヴィンチ・コード』を観た。  ネットニュースによると、日本でもかなりの大入りのようだが、こちらでも平日の夜というのにほぼ満員に近い入りだった。  週末は、さぞや混雑したことだろう。  なにしろ、テーマが“キリストに子孫がいた”というものだから、ニューヨークでも教会関係者が製作・配給会社の親会社であるソニーの不買運動(ちと、 . . . 本文を読む
コメント

【オペラ閉幕】

2006年05月20日 | アジア回帰
 5月19日(金)、午後10時半を回った。  ニューヨークは、昨日夕方から一時激しい雨。今日も午前中は雷雨に見舞われるなど、不安定な天気が続いている。  しかし、夕方には晴れ間ものぞき、“サブウエイ・シリーズ”と呼ばれるヤンキースとメッツの地元対決が行われた。  チケットは早々と売り切れと聞いていたので、今日はアパートでテレビ観戦だ。  ゲームはいきなりヤンキースの4点リードで始まったが、 . . . 本文を読む
コメント

【松井のいない風景】

2006年05月18日 | アジア回帰
 昨日(16日)、ヤンキースの松井が手首の骨折以来初めて球場を訪れた。  トーリ監督はじめ仲間たちに経過報告を行うと共に、記者会見を行うためだ。  その報道を聞いて、ふと球場に行ってみようと思った。  スケジュールを調べてみると、WBCでも活躍した大塚が所属するテキサス・レンジャーズとの3連戦。  初戦は大塚が3番手として登場し、A・ロッド以下の主軸を簡単に打ち取って僅差をものにしたらしい . . . 本文を読む
コメント

【ゴジラ、咆哮】

2006年05月12日 | アジア回帰
 カーネギーホールで、内田光子のピアノ・コンサートを聴いた。  生誕250周年にちなんでか、曲はすべてモーツアルト(ソナタ、アダージョ、幻想曲)だった。  席は一番安い最上階(28ドル)。今日は、やはり、日本人観客の姿が目立つ。  ここから見下ろすと、舞台の真ん中に小さなピアノがぽつんと取り残されたように見える。  オーケストラやオペラを聴く機会の多い私にとって、たった一台のピアノしかない . . . 本文を読む
コメント

【レッドソックス3連戦】

2006年05月11日 | アジア回帰
 ヤンキースが、遠征を終えてニューヨークに戻ってきた。  9日からは、宿敵ボストン・レッドソックスとの東地区首位攻防3連戦だ。  あいにくニューヨークは8日から天気が下り坂で、初夏のような陽気から一転、肌寒い曇り空が続いている。  9日初戦の応援に出かけようと思ったのだが、今にも泣き出しそうな曇り空を眺めて様子見を決め込んだ。  ところが雨は降ることなく、ヤンキースはエース、ランディ・ジョ . . . 本文を読む
コメント

【『The promise』】

2006年05月10日 | アジア回帰
 8日(日本時間9日)の夜のことだ。  日本食レストランで久しぶりにラーメンと餃子を食べて外に出ると、風が冷たく怪しい雲行きになってきた。  天気予報も「夜には雨」と言っていたので、急ぎ足でコロンバス・サークルの地下鉄駅に向かったのだが、何となくこのまま家に帰る気分ではない。  駅を通り越して、リンカーンセンター方面に向かい、道路沿いにある映画館のポスターを眺めると中国映画の『The pro . . . 本文を読む
コメント

【“水球男”と誕生日】

2006年05月09日 | アジア回帰
 日本のガールフレンド(英語では恋人を意味するのだけれど、この美女は残念ながら文字通りの“友人”である)にメールを書いているうちに、日付が変わって54回目の誕生日がやってきた。  去年の誕生日には、長逗留していたホテルの一室でJudyが私の首に腕を回し、おでこにおでこをくっつけながら“ハッピー・バースデイ”を歌ってくれた。  当時は極度の不眠症で睡眠薬を常用していたため、その副作用で記憶があち . . . 本文を読む
コメント

【匂いの記憶】

2006年05月04日 | アジア回帰
 3日連続でドクター・ロバートのカイロプラクティック施療を受けたせいか、首の具合がだいぶ良くなった。  首回りと肩の張りも消え、腫れていた神経も落ち着きを取り戻したらしい。  髪を拭いているときに、首の骨がずれたことがはっきりと分かっただけに心配したが、大事には至らなかったようだ。  Judyと連絡がとれず精神的にはかなり辛い状態が続いているが、体までダメにしては元も子もない。  落ち込む . . . 本文を読む
コメント

【UNITED 93】

2006年05月03日 | アジア回帰
 5月2日午後11時18分。久々に、日付が変わる前に今日の出来事を記している。  ニューヨークではいま、“第5回トライベッカ・フィルムフェスティバル”という映画祭が開催されている。  「トライベッカ」というのは、マンハッタンのダウンタウン(文字通り下の方の街)にある地名で、俳優のロバート・デ・ニーロがレストラン開発を手がけるなど、新たなトレンド・スポットとして話題を集めているらしい(私は、トレ . . . 本文を読む
コメント

【われに五月を!】

2006年05月02日 | アジア回帰
 日本では、気温が30度を超えるような異常気象に見舞われているようだが、ここニューヨークはこのところ気温20度をわずかに超える爽やかな快晴が続いている。  いつも不思議に思うのだが、マンハッタンという狭い島にこれだけの人とクルマがひしめいているというのに、ニューヨークの空はなぜこんなにも青く澄み渡っているのだろうか?  街を彩る若葉の色も、東京や埼玉とはどこか違う。  先週末金曜日(28日) . . . 本文を読む
コメント