おはようございます。
生き生き箕面通信2390(150710)をお届けします。
・日本人は働きアリ? それともキリギリス?
東京オリンピック・パラリンピックの主会場建設に2500億円という途方もないカネをつぎ込むことになりました。しかも、さらに大きな追加が必要になると予想されています。2500億円は、世論の反発をかわすために出した”抑えた”数字にすぎない。
新国立競技場建設費に群がるシロアリたちはほとぼりが冷めたころ、「実はもっとかかります」と言い出す段取りにしているようです。森喜朗、下村博文両氏をはじめとするシロアリの親玉たちがここを先途と群がり、たかりのし放題です。
安倍晋三という男のグループは、オスプレイや最新戦闘ジェット機などに3600億円を予定。これも国防を食い物にする利権族が裏で暗躍しています。
そのほか官僚の天下り族というシロアリが、昔から特別会計に群がりたかっています。このように改革に真剣に取り組まない政治の実態は、ギリシャによく似たキリギリス政治といえるのではないでしょうか。
他方、「働けど働けど 我が暮らし楽にならざり じっと手を見る」庶民がいます。学生たちでさえ、ブラックバイトの罠にはまり、学業をそっちのけにせざるを得ない状態で夜昼働かされています。幼子を抱え、二つも三つもパートをこなしてへとへとになりながら頑張っている多くのシングル・マザーたち。こうした国民の姿は、働きアリというのでしょうか。
日本は国家財政の40%を国債に頼っています。国債という紙切れを印刷しさえすればたちまち財源を生み出せるのだから、こんな便利な打ち出の小づちはありません。つまり、国家財政をキリギリス状態にしているわけです。いずれその付けは、庶民に増税の形でつけ回しされます。
楽をして潤うキリギリスと、じっと手を見る働きアリが同居するのがニッポンです。金持ちvs貧乏人。ますます広がる貧富の格差。見かけ倒しの安倍政治。
来週半ばの15日には、安保法制を強行採決で採択する段取りです。働いても働いても、働き甲斐のあるニッポンになるのならいいのですが……。
つまり民が授与を作り出せないのだから
国家が需要を作り出すのだ。
ピラミッドも失業対策だったって説がある。
建築するのに膨大な人員を要する、つまり
失業解消だ、石切大工も潤うし、運送屋も
潤ったであろう。そして何十年も続く維持費、
維持要員、これも失業対策に超有効だ。
オリンピック施設もこれにならってピラミッド
級の超大型を作ったら良い。カネは刷りまくってもインフレの気配は毫もない。
ま、一番良いのは軍拡だが、偽善者左翼が
いるから無理だな