ラティハン日記

ラティハンと人生の散歩道

この世の使い方とラティハン

2012-03-30 | 日記
この世は注意して使えばとても役に立つもの。

ただおのれの思考と欲望にそって世の中を流れていっただけでは
どこにもたどりつかない。

そして、思考と欲望の使い方はラティハンが教えてくれるという。


それでも「いやおれは大丈夫だ。」というならば、それはそれで仕方のないものである。

それは人に与えられた究極の自由。

そして、生まれる前の事をおぼえていないという、究極のリスクでもある。


道を尋ね歩くことは「学校」でおしまいになるものではない。

それこそ一生続くものである。

いやいや、まったくそのとうり。

そうでなければ、あの世の直前まで人がものを食べていられる正当性がなくなる。


ものを食う人である以上は仕事をしないといけないし、仕事をするということは
道をあるくことである。

ほら、やっぱりそうなっちゃう。

ちゃんと収支計算があいました。


「うちのおばあちゃん、仕事をしていないけれどごはん食べてますよ」って。

それはあなた、あなたの目が開いてないだけですよ。

もうちょっとラティハンやった方がよさそうですねえ。


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魔法とラティハンの違い

2012-03-23 | 日記
ハリーポッターはお好きでしょうか?

魔法先生ネギま!はいかがでしょう?

どちらも「魔法物語」です。

かたや「正と悪」の戦いの物語で、もう一方は「魔法は世界を救えるか?」というのが隠れたテーマのラブコメです。

だれが言ったのでしょうか、「あまりにも進んだテクノロジーは魔法と見分けがつかない。」

ですので、「魔法は、(あるいはテクノロジーは)世界を救えるか?」ともいえますね。


さて、魔法にせよテクノロジーにせよ、人間が「物事がこうなってほしい」というのがその原点にあります。

「意思」といいましょうか、「欲望」といいましょうか。

通常の我々の行動のもとになる「動機」というやつですね。


ラティハンは「ありがたいことに」なのか「残念ながら」なのか分かりませんが、こういう「人間の動機、意思、欲望」とは切り離されたもののようです。

したがって、自分が「こうしたい」、「こうなって欲しい」ということはラティハンを通じては到達できないことになります。


ラティハンはその人の「本来のものに連れ戻す道」のようですので、ナスはきゅうりにはなりませんし、ジャガイモはトマトにはなりません。

よくあることですが、きゅうりになることが「幸せになる事」と思いこんでいるナスやトマトになることが「良いこと」と思い込んでいるジャガイモがいます。

そういうナスやジャガイモには、ラティハンは「良い解毒剤」になるかと思われます。

ちょいとにがい薬ではありますが、そういうものでしょうね、世の中というものは。

PS
「あなた方の祈りというのはどちらかというと『のろい』に似ている。」

かつてバパはそう言われたかと記憶しています。

つまり「ラティハンを受けているならば、それで十分である」と言われたのでした。

しかしながら、皆さん全員の反発に合い「バパは皆さんが祈る事を全面的に支持します。」とまえの言葉を取り消しました。


まあ、呪いというのは少々言いすぎでありましょう。

ホワイト・マジックあたりが妥当かと思われます。

それは要するに「心が希望するもの、良かれと思うものを望む」という行為であります。

心の力、あるいはナフスnafsu、あるいはスクマsukmaの力が強ければそれが実現する可能性は勿論あります。

しかしながらそれで我々が本当に目指しているものに到達できるかどうかはまた別の事柄でありましょう。


それに加えて、「いのり」はあくまで個人的なものである事を憶えている必要があります。

あなたのいのりがあれば私の祈りがあり、あなた方の祈りがあれば私たちの祈りがあります。

そうしてそのようにして存在する複数の祈りが同じ方向を向いている保障はどこにもないのでありますれば、「自分たちの祈りこそが正しいものだ」という主張は、争いを生み出す事につながるのは明白な事なのであります。(2017.6.29)

追記
1963年5月20日BUEトーク 参照
バパは『神はあなた方の称賛、賛美は求めていない。
あなた方が神によって各自の内部に置かれた導き、それを理解できれば十分である』とされています。

PS
関連記事 ・雑記帳43・「神様、助けて下さい」と祈る人達 にはこちらから入れます。<--リンク 


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歩きやすい道と歩きにくい道

2012-03-16 | 日記
バパが用意してくれたガイドラインに沿って進むことは
「保護されている」ことである。

それは比較的歩きやすい山道を歩くことに似ている。

山道だからそれなりに歩くのは大変であるが、まあそれでも案内がついている分
楽である。


それ以外のところを通っても山頂には行けるが、より一層の困難が伴う。

それでもまあ、そうやって歩きたいならば、そうできないこともない。

しかし、困難な道をあえて選ぶのだから、進みが遅くなることは十分に予想できる。

それさえ承知のうえならば、あえて困難な道を行く人の自由を止めるすべは
この世にはありませんね。

どうやらそれは、人に与えられた「基本的な自由」そのもののようですから。


私ですか。

根が「ずぼらで手抜き」ですから、あえて困難にチャレンジは私の「好み」では
ありません。

えっ、そっちの方が「近道」ですって。

気をつけて下さい。

どちらの世界でも、うまい話はそうそうありませんからね。


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ラティハンは「高い」か「安い」か

2012-03-09 | 日記
本当に価値あるものが「タダ」で手に入る?

ええ、「お金がいらない」という意味では「タダ」ですね。

「オープン」の時に「オープン代を払う」などというのは聞いたことがありません。

でも、オープンに先立って「信頼します」ということを言わねばなりません。

あるいは、「自分の意志でオープンを受けます」という表明も必要です。

お金はいりませんが、実はこの事は普通の我々の自我にとっては
とても「高いもの」につきます。

ずうっと「ラティハンを信頼してゆく」ことを「自分の道」として選んだということですから。


歩きやすいときは、これは簡単なことですね。

ただし、歩きにくくなると「なんだ、こんなもの」となりやすくなります。

雨がふりゃ、道はぐちゃぐちゃ、風が吹きゃ目にゴミは入るし、ろくな事がありません。

日照りが続けば熱中症にだってなります。


さて、そんな時にも「信頼」して歩けるかどうか。

苦しくなると「自我」が立ち上がって「ブウブウ」言いだします。

「もうやめようよ。時間の無駄だよ。」とか、いろいろとね。

どうです、「お金」はいりませんが、なかなか「高いもの」でしょう。


この「高いもの」を支払わないと、どうやら「価値あるもの」は手に入らないようです。

このあたりは、世間の常識と同じですね。


さて、ラティハンは「高い」のでしょうか、「安い」のでしょうか?

そうですね、「高い」とは思いますが、「お金」はいりませんよ。


PS
たとえばクリスチャンの方々が毎週日曜日に協会にかよわれる。

あるいはイスラムの方々が毎週金曜日にモスクにかよわれる。

その程度の勤勉さはラティハンの道を歩くものには最低限、必要でありましょう。

そのための時間も作れない、、、というのであれば、残念ではありますが、それはまだあなたがラティハンを受ける時ではない、、、ということであります。  


ところで、現状のラティハンのヘビーユーザー層の中核をなす人たちは明らかにバパのカリスマに触発され、その影響によってラティハンに対して勤勉であると思われます。<--リンク

バパが生きておられた時代はそれでOKでした。

しかしながら時代が過ぎ、カリスマの影響力に期待ができなくなっているのが現状であります。

さてそうなるとこれからはいったい何がラティハンの道を歩く人たちの勤勉さの動機づけになるのでしょうか?


その人の宗教的な世界観とラティハンの整合性がよければ、その人がお持ちの宗教的情熱が勤勉さを与えてくれそうであります。

あるいは単に「人としてどう生きていくのか、生きていくべきなのか」という探究心、道を求める気持ちも勤勉さの源にはなりそうです。


いずれにせよ、ラティハンが与えてくれる結果を体験できるまでは暗中模索であり、そこががまんのしどころ、難しいところであります。

そしてそこがこの道を歩くものにとっては、超えなくてはならない大きな峠なのであります。
16・5・30


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内部が成長する

2012-03-02 | 日記
ラティハンでは「内部が成長する」という。

「自分の本当の個性がわかる」ともいう。


普通我々は、「いや、自分の個性などは十分に承知している」と思っている。

「生まれてからこのかた、ずっとお付き合いしていますもの」という訳である。

しかしながら、分かっていないのは「自分の個性」と思っているものの内どれほどが
「本来の自分の個性」なのかということである。


「おぎゃあ」と生まれてからいままでに随分と「この世」によって「教育」されている。

当然、この世で生きるためには、この世のしきたりを知らなければばらない。

目でものを見て、耳で人の話を聞いて、頭で考える。

口では言葉をしゃべるだけではなく、ものを食べることもしないといけない。

母親のおなかのなかにいる時は、こんなことは全部やらなくてよかったのに。


さて、そんな風にして「はいはい」して「よちよち」して、すべってころんで、育ってゆく。

「どんなふうにすれば、どうなるのか」という事を「学びながら」成長していくわけですね。

そんな「この世」とのかかわり合いのなかで、「個性」と呼ばれているものが雪だるま
のようにふくれていく。


ラティハンでは、それらは全て「この世の影響を受けたもの」として「浄化の対象」となる。

まずは「洗い落しなさい」という訳である。

本来の自分のものが現れるのは、まずは汚れを落としてから。

その前に「自分の個性」を言うのは早すぎると言うことですね。


その浄化のレベルというのは、「目でものを見る」、「耳で人の話を聞く」、という所まで
到達して、さらには「頭で物事を考える。」というところまでゆく。

ちょうど生まれてからこのかた、やってきた道を戻るようなもの。

その道すがら、「ああ、これは私のものではないなあ」ということを理解しながら
捨てていく。

すてて、すてて、捨て終わった時にどうなるのか、それはご自分で確かめてみなくては
いけません。

10人十色、100人百色、「ああ、これが始まりか」というとことが分かればしめたもの。


「あなたは、わかっているのか?」ですって。

まだまだ、道の途中ですから、まだまだです。

どうです、あなたも一緒に歩いてみてはいかがですか?


PS
ラティハンがどこから来たのか?、何がラティハンをもたらしたのか?という質問はよくある質問です。

それが分からない内はラティハンを信頼できない、、、という訳ですね。

その気持ちは良く分かります。

そうして、それゆえにバパは「あなた方を作った方の贈り物だよ。」といって我々を安心させようとしました。

バパにしてみればそれは真実、バパの体験に沿ったアドバイスでありました。


そかしながら、どのような真実であれ、コトバによって人から人に真実のリアリティーを伝えることなどは、はなからできない相談であります。

そうして、それができないゆえに、各人が個別にリアリティーに到達できる方法としてのラティハンが存在するのでありましょう。


PS
ラティハンがどこから来たのか?、何がラティハンをもたらしたのか?という質問はよくある質問です。

それが分からない内はラティハンを信頼できない、、、という訳ですね。

その気持ちは良く分かります。

しかしながら「それではそのように質問をされているあなたという存在はどこからきたのですか?」、「何があなたをもたらしたのですか?」という質問はめったにされません。


我々は質問をする主体としての自分という存在に疑いを持つことはめったにないのであります。

自分という存在は確かに今、ここに存在している、これは間違えようのない事実であり、質問する余地のないことである、、、と。

その前提があるゆえに、「さて、それで(私の存在についての質問はおいておくとして)、ラティハンはどこからきたのですか?」と素知らぬ顔をして聞くことが可能になる訳であります。


しかしながら、どーやらこの二つの質問は同じ質問の裏と表のような関係にあるようです。

私がどこから来たのか、それが分かればおのずとラティハンがどこから来たのかわかる。

それがバパのこの質問についての回答であるように思われます。 16・5・29


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