MICHIKO IKE イケミチコ

現代美術家イケミチコのスタジオ日記

来年の作品、

2018-04-24 | Diary 日記

今年の個展が未だなのに、2019年にやりたい展示のことが、閃いた。
と言っても、これは8年前から構想をねり温めていたものです。タイトルは、「危険なバー」です。傾いたバーをアクリル板でつくる、今日、8年前よりさらに立体の細かい作り方や、空間の使い方が閃いた。本気で創り、発表するまで何時も年月がかかります。
2012年の立体作品(4m×3m).神経再生マシーンきぼう号.ベルトコンベアでワイングラスを流し割る、参加型作品も、閃いて、構想を練って気持ちが盛り上がるまで10年位かかってあます。
平面作品とちがって、なぜか発表するまであたためるじかんがいります。
個展に向かって、平面の大作(2m×2m)をコツコツと点描でえがきながら、来年やりたいことを本気で考えていた。



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いかにして、無心の時間をつくるか?現在のイケミチコ、

2018-04-22 | Diary 日記

いつからなのだろう?少しある時間でもたちまち自分の世界に追い込み一瞬で集中出来るようになった。
づいぶん前は、その日、何か予定があると、そればかりが気になってその事以外は何もできなかった、制作はできなかった。現在、
絵画教室あり、画廊まわりあり、生きて行くための野暮用あり、最低限度のお付き合いあり、そんな日々の中で身につけたわたしのアーティスト生活です、その日、生きて行く世界で、なにがあろうとも、
最低1時間あれば、作品に集中出来るようになりました。なにがあっても、今いちばん自分のやりたいことはやる。こうきめてから時間の使い方が上手く進むようになった。理想は、来る日も、来る日もアーティストとして、作品創りに向かえる24時間です。それがわたしの夢です、が現実は厳しい!
ただ、日時の家事?をすべてやらなくていいいまの環境は、アーティストにとって最高ーです。料理は好きだし、息抜きになりますから、趣味としてやりますが。


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集中

2018-04-20 | Diary 日記

18日は、タイに移住される知人の送別会で夜遅く帰りスタジオに12時着。
次の日は朝5時にめざめ、制作開始でした。12時30分迄7時間集中して、食事の後天六商店街を散歩してから又2時間ほど制作しました、やっと、大作は少し先が見えてきました。同じサイズの作品をつないで一枚にする予定。
あ、まだ一枚は未完です。予定では4月上旬に二枚とも完成のつもりでした、かなり時間がかかってます、1月からはじめて、こんなに時間がかかる平面作品は、今までにない経験です、朝早起きが苦手なのになぜかしら?眠くない!中々完成しない作品に、呑気な私の身体が反応しだしたのだろうか?眠くない、疲れないのです、手、足、顔にできた湿疹がほぼ治り元の元気な身体に帰ったようです、この大作が完成したら次つぎと創る作品がわたしを待っている。今年は高槻と京都の個展が重なり、それぞれ全く違う作品を展示するので、日々頭の中が満タンになっていました。が目の前の一番時間がかかる大作がやっと完成に近づいてきたので、少し「ほ!」っと!です。

 

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今日、私は感動しました。

2018-04-16 | 個展リポート





















制作のためのボンドで顔や手、足の湿疹がひどく、ステロイドによる治療をかなり長い間していました。やっとほぼ治り、今日はノブココジマさんの大大阪芸術劇場での個展、初日にいってきました。
空間に負けない、見えない所に神経を使っている展示に気持ちがすんなり入って行った。大作は、私の心を揺さぶりました。良かった。見て良かった。
久しぶりにいいものを見た喜びがあります。

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故松本茂樹画伯の終の住処へお別れに行きました。

2018-04-01 | Diary 日記



















2010年に亡くなられた、友人、松本茂樹画伯が、お一人で住み制作されたお住まいとアトリエが販売されて、他の人に、開け渡されます。画伯が亡くなられてからも、お庭での食事会など、仲間みんなで楽しませていただきました。200年前の風流な日本家屋です。今日は、画伯の美人の妹さんゆきこさんをかこみ、手作りのローストビーフなどで、お別れ会をしました。山里の綺麗な空気のなかで心身が蘇ります。スタジオは壊されるらしく残念ですが、家屋は残るそうです。日本人のこんな住まいが日本中から少しずつ無くなっていくことは、悲しい。木の平屋の家と、飾り気のない広いお庭、広い廊下、欄間、襖、障子、大きな古時計など、全てが懐かしく心を揺さ振りました。


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