古代日本の歴史を謎解き

日本の古代史の謎に挑戦します。

卑弥呼が後の天照大神の逆の発想

2017-12-10 18:04:46 | 歴史
卑弥呼 と 天照大神
弥生時代の卑弥呼が、古事記に天照大神として取り扱われたと投稿してしまいましたが
時代を逆に考えてみると面白いです。
弥生時代に、日の神(天照)と夜の神(月読、月夜見)信仰があった。
実は、卑弥呼は太陽神(天照)の子供として地上に降りた人間
或いは、太陽神(天照)と会話ができる巫女である という立場を利用して女王となった。

古代より、昼間が明るく活動できる時間帯
夜は暗く、怖い、外へは出られない時間帯
です。
日の神(天照)と夜の神(月読、月夜見)信仰が諸国にあっても不思議ではありません。
大陸が倭と呼ぶ弥生時代、九州北部の国々がお互いに交流が出来ます。
神様が一つになりますが
日の神(天照)は、東の大分、宮崎の国に住んでいる。
夜の神(月読、月夜見)は長崎など西の国という地域分けが出来ます。
もちろん、倭国の代表になれるのは、昼の神(太陽神)です。
昼の神(太陽神=天照)を利用したのが卑弥呼
九州北部の東側に邪馬台国があり卑弥呼という女王を推薦した
当時の諸国は納得した。のではないでしょうか。

となると、卑弥呼 ≠(Not Equal)天照大神 です。
卑弥呼は既に地上にて活動していますので、
天孫降臨したニニギ? いや、ニニギは男性です。
天照大神は国津神 で
卑弥呼は、国津神 で女性である。
可能性
・天岩戸の神話に登場するアマノスズメ
 しかし、アマノウズメは美人で後に猿田彦と結婚します。
・ニニギの妻、木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤヒメ) Or 石長比売(イワナガヒメ)
 二人は姉妹で、オオヤマツミ(大山津見神)の子供、イワナヒメは醜く、コノハナノサクヤヒメが美人で
 ニニギはコノハナノサクヤヒメと結婚します。
イワナヒメが卑弥呼、コノハナノサクヤヒメが台与ではないでしょうか。
 イワナヒメは独身等云う事になります。
・媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)初代神武天皇の后
 しかし、媛蹈鞴五十鈴媛命は、出雲の家系ですので、これも卑弥呼ではありません。

・神功皇后(大帯比売命(おおたらしひめのみこと)) 生まれは近畿ですが、朝鮮討伐(三韓征伐)の際に九州に来ています。
 但し、既に結婚して妊娠中、仲哀天皇の妻で応神天皇の母
 三韓征伐では、新羅を支配しています。
 魏志倭人伝に紹介される卑弥呼は、朝鮮半島へは出兵していませんし、倭国の朝鮮半島の支配とは時代が100年程ずれています。
 日本書紀には「史曰く」と記載があるので、大陸の史記の誰かと否定したと思われますが、卑弥呼に結ぶにはちょっと無理です。

高齢で姿を見せなかった卑弥呼が イワナヒメ
若く美しいコノハナノサクヤヒメが 台与 ではないでしょうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿