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市民公開講座を次のプログラムで聴いてきた。このパシフィコ横浜国立大ホールは、2度目だった。
前半は、失明につながる緑内障と加齢黄斑変性について講演があった。
日 時: 11月3日(日) 13:00開演
会 場: パシフィコ横浜 国立大ホール
主 催: 日本臨床眼科学会
プログラム:
13:00~13:55 『緑内障』
座長: 種田 芳郎 (神奈川県眼科医会 会長)
演者: 新家 眞 (関東中央病院 病院長)
13:55~14:50 『失明につながる眼の病気: 加齢黄斑変性』
座長: 村上 晶 (順天堂大学 教授)
演者: 石橋達朗 (九州大学 教授)
15:00~16:00 『思うようには行かないのが人生!?』
座長: 清水公也 (北里大学 教授)
演者: 小泉純一郎 (元内閣総理大臣)
後半は、小泉元総理による「思うようには行かないのが人生」を大きな手振りを交えての講演。
若いころに政治家にはならないと思ったが、父の死に臨み27歳で衆院選に立候補し、弔い合戦するも落選してしまった。当時、弔い合戦する一番若くて同い歳の3人がいた内の2人が当選。中に小沢一朗さんもいたが、人生は思うようにならないことを痛感。
結婚しても離婚してしまうし、総裁選に2度失敗した。そんな経験をしたことから、ピンチはチャンスと思う。ただ、チャンスが巡ってきた際に、どれだけ準備が出来ているかが大切だ。
高杉晋作の辞世の句『おもしろき こともなき世に おもしろく』を云って息絶え、後半を「棲みなすものは 心なりけり」は、野村望東尼がつづけた。面白くもないこの世を、面白くしたいと考える方が愉快ではないか。晋作だって、もっと生きたかったろう。
権力者といえども、思うようには行かないものだ。豊臣秀吉も、信長の長女-淀君を嫁にし、淀君の妹・お江を徳川秀忠に嫁がせた。その長女の千姫を秀頼の嫁にもらって、それほど政権維持のために準備したのに、徳川に滅ぼされてしまう。
日本人は、常に立ち直ってきた。そして、二度と戦争を起こさない国 、長生きできる国になった。百歳以上が「ごまんといる」(5万人を超えた)。
冒頭に政治問題は話さないといったが、やはり『原発ゼロ』の持論を展開。以前はマスコミに取り上げられなかったが、最近は呼んでもないのに勝手に取材して盛んに取り上げるようになった。<事実、この講演で喋った話はニュースになった。原発ゼロを無責任と批評するが、処理もできぬのに推進する方が無責任>
以前は自分も推進論者だったが、法射性物質を処理するところがないと気づいたから原発ゼロしかないと思った。人間は考えが変わるものだ。「過ちては則ち改めるに憚ること勿れ」というではないか。日本人は必ず新しいエネルギーを開発することができると、将来の日本に期待を寄せていた。人生の本舞台は常に将来に在り!
思うように行かないのが人生というメッセージは、政治の世界の最高峰に上り詰めた成功者が話すから説得力も増すのだろう。
このテーマでの講演を各方面でつづけているようだ。
原発ゼロについてを色々と解説したが拍手はまばらだった。iina自身、良いものか悪いものか自信を持てぬから、この反応は健全に思えた。
今の肩書きは、国際公共政策研究センター顧問なのだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
前半は、失明につながる緑内障と加齢黄斑変性について講演があった。
日 時: 11月3日(日) 13:00開演
会 場: パシフィコ横浜 国立大ホール
主 催: 日本臨床眼科学会
プログラム:
13:00~13:55 『緑内障』
座長: 種田 芳郎 (神奈川県眼科医会 会長)
演者: 新家 眞 (関東中央病院 病院長)
13:55~14:50 『失明につながる眼の病気: 加齢黄斑変性』
座長: 村上 晶 (順天堂大学 教授)
演者: 石橋達朗 (九州大学 教授)
15:00~16:00 『思うようには行かないのが人生!?』
座長: 清水公也 (北里大学 教授)
演者: 小泉純一郎 (元内閣総理大臣)
後半は、小泉元総理による「思うようには行かないのが人生」を大きな手振りを交えての講演。
若いころに政治家にはならないと思ったが、父の死に臨み27歳で衆院選に立候補し、弔い合戦するも落選してしまった。当時、弔い合戦する一番若くて同い歳の3人がいた内の2人が当選。中に小沢一朗さんもいたが、人生は思うようにならないことを痛感。
結婚しても離婚してしまうし、総裁選に2度失敗した。そんな経験をしたことから、ピンチはチャンスと思う。ただ、チャンスが巡ってきた際に、どれだけ準備が出来ているかが大切だ。
高杉晋作の辞世の句『おもしろき こともなき世に おもしろく』を云って息絶え、後半を「棲みなすものは 心なりけり」は、野村望東尼がつづけた。面白くもないこの世を、面白くしたいと考える方が愉快ではないか。晋作だって、もっと生きたかったろう。
権力者といえども、思うようには行かないものだ。豊臣秀吉も、信長の長女-淀君を嫁にし、淀君の妹・お江を徳川秀忠に嫁がせた。その長女の千姫を秀頼の嫁にもらって、それほど政権維持のために準備したのに、徳川に滅ぼされてしまう。
日本人は、常に立ち直ってきた。そして、二度と戦争を起こさない国 、長生きできる国になった。百歳以上が「ごまんといる」(5万人を超えた)。
冒頭に政治問題は話さないといったが、やはり『原発ゼロ』の持論を展開。以前はマスコミに取り上げられなかったが、最近は呼んでもないのに勝手に取材して盛んに取り上げるようになった。<事実、この講演で喋った話はニュースになった。原発ゼロを無責任と批評するが、処理もできぬのに推進する方が無責任>
以前は自分も推進論者だったが、法射性物質を処理するところがないと気づいたから原発ゼロしかないと思った。人間は考えが変わるものだ。「過ちては則ち改めるに憚ること勿れ」というではないか。日本人は必ず新しいエネルギーを開発することができると、将来の日本に期待を寄せていた。人生の本舞台は常に将来に在り!
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このテーマでの講演を各方面でつづけているようだ。
原発ゼロについてを色々と解説したが拍手はまばらだった。iina自身、良いものか悪いものか自信を持てぬから、この反応は健全に思えた。
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ニュースでは秀吉や高杉晋作の話は紹介されていませんが、弔い選挙での落選の話や原発ゼロ発言については放映していました。
iinaさんは会場で生の声をお聞きになっていたのですね。
私はいま緑内障の治療を続けているので、前半の講演を聞きたかったです。
>らいちゃんなら、カレーライスのツマでしょうか。
その通りです。
カレーの時に食べるラッキョウは美味しいですね。
カレー味と合うのでしょうね。
説得力のある言葉でなかなか良かったことと
思います。やはり将来的には原発ゼロを目指す
必要があると私も思っています。
gooをご利用ですね!また寄らせていただきます。
大野さんは、gooブログを利用していないのですね。
地震国の日本で原発を稼働させるのは、たしかに怖いですね。ただ、いったん手に入れた利器を捨てるのは
難しくもあります。経済活動を優先させるか、自然に回帰するかなかなか難しい選択です。
(らいちゃん) へ
「松花堂弁当」は、幕の内弁当とは違うのですね。
後者なら、芝居の幕間の幕の内に客が食べるので、いつしか「幕の内弁当」と呼ばれるようになったとされた話
が面白いです。
講演会は、5000人収容のホールをいっぱいにしたそうです。
眼圧が高い緑内障は、失明に至る怖い病気ですから良い治療をしてください。白内障はレーザーで日帰り治療
できる時代ですから、緑内障も効果的な治療が期待できます。
緑内障は気づかぬ内に進行します。亡き父が両方に罹り、前任の眼科医は白内障の手術を眼圧が高いからと
見合わせたことがあったにも関わらず、緑内障のときに後任は大丈夫だからといって緑内障の手術をしたため
失敗してしまい、長い入院生活を送りました。
その後任眼科医は、いまでは名医とされて受診者が多いそうです。失敗を糧にして腕を上げたのですね。
・・・なんとも
フォトチャンネル数の多いことに驚きました。
多くの皆さんを楽しませて素晴らしいことですね!後でゆっくり見させていただきます。
原発ゼロは確かに難しい状況にあることは、よく理解できますが・・・・。
感心するやら、羨ましいやら・・・
あくまで個人の考えですが
小泉政権の「規制緩和」~多くの利点もありましたが
反面、「非正規雇用」者の増大など社会的弊害が大きすぎたと思っています。
でも、「思うようには行かないのが人生」このタイトルには共感して興味を持ちました。
根子岳登山
「てん楽し」~これは良い言葉でしたね
今日も冴えまくりの様で・・・
私は、以前もこれと同じパターンがありました。
行縢山のササユリ~「ササユリはみたいし、命は惜しい}
↓
http://blog.goo.ne.jp/yamakawa_trek/e/f724d80f1a3d3d827ef7ae1555869b9f
その時は、挫折でしたが・・・
人生は思うようにはならぬものです。
あした、晴れないかなぁ~。
大野さんもgooブログの仲間でしたか。
こんどは、アドレスを置いていってください。お邪魔させていただきます。
(延岡の山歩人K) さん へ
続編は、次回の記事で・・・を、期待して訪問したら、アップはまだでした。残念。
小泉元総理が非正規雇用形態をゆるめた結果、雇用の二極分化が進みました。バブル崩壊したとはいえ、
嘗ては多くの日本人が中流意識をもっていた時代とは大違いです。そんな意識をぶっ壊した者が、最近は
原発問題で好きなことを放言しているので、何を語るか興味本位で出かけてみました。
1時間の講演で、いくらもらうのでしょうね?
(六五六) さん へ
人生万事塞翁が馬ですね。
『おもしろき こともなき世を おもしろく』 です。
いったん手にした文明の利器は、効率のよさ(?)ゆえに手放すのは難しい。はじめから、原発がなかったなら
それまでの火力発電等を利用するだけで済んだのです。
原発に代わるエネルギーをどうやって確保するか、それ以前に原発がまた倒壊したら破滅だし、なんと困った
ことでしょう。
このように天使と悪魔に惑わされるのが人間なのでしょう。
・・・ いずれが、天使であり、悪魔なのかさえも考えにより異なりそうです。 ・・・