四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

蝋梅と氷柱と・・・秩父路紀行

2011年01月23日 | まち歩き




今年早くも2度目の秩父路行きとなりました。 正月中に行った時はまだ開花していなかった長瀞・宝登山(ほどさん)の「蝋梅」が開花した頃だろう
からと秩父・長瀞に向かったわけでして。 普段なら、140号線を真直ぐ向かうのですが、今日は、「波久礼駅前」で140号から逸れて荒川を渡り、
山沿いの県道82号線を進みました。 目的。目的と言っても長瀞へ行くついでに白鳥神社の場所を確認しておこうと言うだけです。では、なぜそんな確認
をしておく必要があったのか、その理由は、白鳥神社の由来を記した案内板の中にあるのですが。 とりあえず場所の確認が出来ましたので本来の目的地に・・・    






今回も、有料の宝登山駐車場に駐車して、宝登山ロープウェイで上まで行くことにしたのですが、改札口に張られた看板を見て、
「まだ早かったか! もう満開かと思ってきたのに・・・」。他の観光客も同じようなことを漏らしておりました。






ロープウェイの2基のゴンドラは、「モンキー号」と「バンビ号」ですが、蝋梅のこの時期は「蝋梅号」に変わります。    










改札口の看板に書かれていた通り、蝋梅の開花はまだ大したことはありませんでしたし、梅に至っては、ほとんど咲いていないと言う状況でした。
そんな中、開花したものをデジカメに・・・
しかし、蝋梅見学の方の数は多かったですね。幾つかの団体もあったようです。  






蝋梅園のそばにある「宝登山奥宮」に初めてお参りしました。奥宮があることは知っていたのですが、いつも素通りでした。
まあ、山麓にある宝登山神社すら滅多にお参りしないくらいですから・・・信仰心がないといえば言えますね。    






とりあえず蝋梅は観たので次の目的地に向かうことにしましたが、その前に昼食をと言うことで、以前、行列が出来ていたのを見て、今度寄ってみようと思っていたお店に。
秩父市内で140号線沿いにある「秩父名物 豚みそ丼本舗 野さか」と言うお店です。この店は、店主が試行錯誤して作り上げた「豚みそ丼」だけがメニューです。
私が行った時も、外に行列こそ出来てはいませんでしたが、店内には席が空くのを待つ客が数組おりました。
上の右の写真が、「豚みそ丼」です。なお、サラダは別に注文したものですので、どなたか食べに行って、「サラダがついてないぞ」と言わないで下さいね。
肉も柔らかく、「大変おいしゅうございました」・・・あれ、これはどこかで聞いたことのある台詞ですね。








さて、もうひとつの目的地が、旧大滝村にある「三十槌の氷柱」で、今年は例年以上の見事な氷柱に感じられました。
それにしても、相変わらず見物客とカメラマンの多いこと。




河原に下りる坂道の途中にある句碑です。
まさに今の時期はこの句のとおり・・・岩清水の本来の姿に戻るのは春まで待たなければなりませんね。    

散策日:2011年(平成23年)1月23日(日)           

奈良梨陣屋跡(埼玉県小川町)

2011年01月22日 | 100名城以外の城館跡








ここ暫く、山城(跡)に登城していないので行ってみたいのだが体調が許さない。無理をせずでいけるところと、本日は、比企郡小川町奈良梨地内にある 
「奈良梨陣屋跡」を訪ねてみた。県道熊谷・小川・秩父線の奈良梨交差点の一角に八和田神社と刻まれた石碑と鳥居が立つ。
この鳥居をくぐり、ちょっと長い参道を進むと再び鳥居があり、八和田神社境内となる。この八和田神社が、「奈良梨陣屋跡」と言われている。
奈良梨は鎌倉街道上道の宿駅として後北条氏の時代には伝馬がおかれ交通の要所であった。天正18年(1590年)の後北条氏滅亡後、徳川氏が関東に入府し
鎌倉街道沿いに有力家臣を配置した。その一人が信州諏訪の名族諏訪小太郎頼水であり、この奈良梨の地に1万石(12000石とも)で陣屋を構えたとされている。
諏訪氏は信濃の諏訪神社の大祝で、鎌倉期には北条氏の御内人となった。しかし、頼重の代に武田信玄に滅ぼされ一時断絶したが、頼重の叔父の子頼忠の代に
旧領を回復した。奈良梨の諏訪氏による支配は短く文禄元年(1592年)には上野の惣社へ移封となるまでの僅か2年の間であり、このときに諏訪神社をこの地に
勧請したと伝えられている。諏訪氏はその翌年には、27000石で信州諏訪郡高嶋城に移封され、元和4年(1618年)加増により32000石を領しそのまま幕末に
至った。また、諏訪氏の有力な旧臣であった千野氏は、そのまま奈良梨の地に土着したとのことである。(「小川町の文化財」より)

* 上記の歴史と沿革は、Webサイト【城郭ほっつき歩き】の中の「奈良梨陣屋」から引用させていただきました。
この八和田神社は、元々は「諏訪神社」という社名でしたが、明治時代に八ヶ村が合併して八和田村が出来た事により、村の鎮守として八和田神社と改名したとのことです。 






神社境内にある「大スギ」と説明板です






陣屋(城館)であったことを忍ばせる土塁と空堀跡です
    



空堀の脇に立てられている案内板です。この写真では読めるかどうか不安ですが?




この奈良梨陣屋を構えたとされる諏訪氏が移封された信州諏訪の高島城(復興)に、私が行ったのは定かな日付の記録はないが、20代前半のことである。
高島城が復興されたのは昭和45年のことであるから、そうした計算になる。
その時の入場券とパンフレットが残っている。

散策日:2011年(平成23年)1月22日(土)           

かわじま白鳥飛来地

2011年01月17日 | 花・鳥・風景




昨16日、川越市からの帰り道、比企郡川島町地内・越辺川の「かわじま白鳥飛来地」に寄ってみました。
昨日は、今年1番の寒さだったようですが、一昨年、旧川本町(現・深谷市)の白鳥飛来地に行った時も非常に寒い日でした。
それが原因かどうかは分かりませんが、この日を境に身体を壊してしまい、今を尾を引いています。
何も好き好んで寒い日を選んでは白鳥見物に行っているわけではないのですが、昨年、ここ「かわじま白鳥飛来地」に行ったときも寒い日でした。
川辺には大きなレンズを装着したカメラを構えたカメラマンが何人もいて、シャッターチャンスを待っていました。
そんな中、私は数枚の写真を撮っただけ(白鳥を見に行ってきたと言う証だけ)で、早々に引き上げてきました。
あまり長居をしますと、また2年前のように・・・   

散策日:2011年(平成23年)1月16日(日)          

小江戸 蔵里

2011年01月16日 | まち歩き




本日、所用で川越市に行ったついでに、昨年10月1日にオープンした川越の新名所とも言うべき、「小江戸 蔵里(くらり)」(産業観光館)に寄って来ました。
ここは川越市の中心街にあり、平成12年に廃業した「鏡山酒造」の跡地・建物(蔵)を利用しています。

おみやげ処=明治蔵  まかない処=大正蔵  くら市場=昭和蔵  つどい処=展示蔵
の4つの蔵からなっています。
このうちの、まかない処=大正蔵で食事をし、くら市場=昭和蔵では、たいやきを買って食べてきました(笑)  






おみやげ処=明治蔵
地元川越の銘菓等が販売されています  






まかない処=大正蔵
「鏡山」の薦かぶり等が置かれた食事処です






くら市場=昭和蔵
お弁当、惣菜もの等を販売しております  




つどい処=展示蔵
「鏡山酒造」の写真パネルが展示されておりました
 *店内の写真は許可を頂き撮影しました。  
   
鏡山酒造自体は、前述の通り平成12年に廃業し、その跡地が、この「小江戸 蔵里」として生まれ変わったわけですが、銘酒「鏡山」は、
酒造技術をのこそうという有志たちによって設立された「小江戸鏡山酒造」に受け継がれて醸造されているようです。
つまり、酒造会社は新しくも、銘酒「鏡山」は昔のままということです。 


散策日:2011年(平成23年)1月16日(日)            

ふるさと祭り東京2011 日本のまつり・故郷の味

2011年01月09日 | まつり・イベント




昨1月8日(土)から1月16日(日)まで、東京ドームで開催の「ふるさと祭り東京 日本のまつり・故郷の味」に、初日の昨日行って来ました。
お祭り広場と、味を主としたブースの数が約300。
前売り券は購入してありませんでしたから、当日券を購入しての入場となりましたし、有料のお祭り広場特別観覧席もドーム内で。 






祭りの第一発目は、秋田市の「竿燈まつり」。ここで観るだけでも迫力があるのですから、本場で見たらそれこそ凄いのでしょうね。
全国各地のまつりが日割りで披露されますので、観たい祭りによって行く日を考えなければなりませんが、私は敢えて初日を・・・それは  






よさこい祭りとして、本場・高知から「ほにや」さんが参加。「ほにや」さんが代表として出るこのよさこい祭りは、8日から10日までの3日間ですから。
正直、「ほにや」さんがこの「ふるさと祭り・・・」で演舞を披露してくれるということでしたので、「ふるさと祭り・・・」にいったというわけでして。
「ほにや」さんの生演舞を観るのは、昨年夏のスーパーよさこい以来であったから、食と味は後回し。
そんなわけですから、屋内・屋外・屋内と3回の演舞をしっかり観させていただきました。
実は、「ほにや」さんの別働隊が、この祭りと同じ日に、カタールで開催中のサッカーアジアカップで、日本の祭りの代表として遠征して演舞を披露しているのです。






屋外で行われた青森県八戸市の「法霊神楽」の模様   






岩手県盛岡市の「さんさ踊り」
ミスさんさ踊りのお嬢さん二人も一緒に踊ってくれました。
ドームの中と外とを行ったり来たりした関係で見損なった祭りがありますが、仕方ないですね。   






帰りが遅くならないようにと東京ドームを出ると周り中がイルミネーションで輝いていましたので、コンデジでちょっとだけ・・・・  

見学日:2011年(平成23年)1月8日(土)