冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

Jazz 現代の名盤 その1

2011-01-03 08:19:39 | 息抜き
休みなので息抜き編を。
Jazzって、愛好家以外の人たちからどんな風に思われているんでしょう。
あんまり悪いイメージなさそう。それなりに格好良く、落ち着いたイメージ。バーなど、「大人な」雰囲気に合う。
問題は、情報が少なくてどれを聞けばいいのか分からん。Miles Davisとか、既にお亡くなりになった大御所ばかりが有名で、とっつきにくいし古臭い。
こんなところでしょうか。

私も、20代後半まではそんな感じ。
10代のころはRcok, Pop専門に聞いておりました。
その中で、Sting のNothing Like the Sunに参加していたサックス吹きの、Branford Marsalisに興味を持った。
ソプラノサックスが圧倒的に冷たい音で、夜のイメージにぴったり。なおかつ女性的に甘い感じ。このアルバムを支えていたと思います。
で、彼のCDをいくつか買った。
なかなかよかったけど、それ以外の奏者を見つけるのは大変で、トライしてはがっかりしたことも。
その後アメリカで生活する機会があり、そこで情報を仕入れ、自分の好みも分かってきて、だんだんJazzばかり聞くようになってしまいました。

90年代後半から2000年代は、基本的にピアノ、特にヨーロッパのピアノトリオが元気で、サックスなどのホーンはおされ気味だったと思います。
その中で、NYで活動するミュージシャンが出したこの1枚は、同時代のホーンにおける私の推薦版。


VINE。残念ながらアマゾンでは中古でしか手に入らないようですが。

リーダーのChris Cheekはセントルイス出身のアルトサックス吹き。ボストンのバークリー音楽院で学び、NY中心に活動。
脇を固めるのはPiano: Brad Mehldau, Guitar: Kurt Rosenwinkel, Base: Matt Penman, Drums: Jorge Rosseyという強力な面々。Brad Mehldauは、Jazzをあまりお聞きにならない方もご存知かもしれません。

Jazzの中には、妙に技巧的というか、メロディーを軽視しておかしな演奏をするものもあります。
この盤は対極。落ち着いており、クール。
ピアノとギターがサックスに上手く絡み、単純に格好いい。
落ち着いた夜を過ごすにはよい1枚でしょう。

このJazzエントリ、不定期連載にしたいと思います。
良質な音楽を求める人が増えれば、日本のレコード会社がプロモートする訳分からんJazzを駆逐し、よい音楽の輸入が増え、私自身がいいCDを見つけやすくなると思うので。

少しでもJazz人口を増やすために。。。


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