大阪中小商工業研究所 衣食住関連部会

中小業者と学者とのコラボレーションによる、経営に反映する議論をする場である。

ジェントリーさん視察日

2010-06-30 10:53:21 | 次回のご案内
ジェントリーさん(ビンテージ生地スーツ製造)の視察日が決まりました



7月17日(土) PM5:00~



お店は西区阿波座です。ご出席よろしくお願いします

次回衣食住部会は視察後、7月23日(金)PM7:00~行います


次回のご案内

2010-06-16 15:43:40 | 次回のご案内

衣食住研究会 次回のご案内

●日時  6月21日(月) 午後7時より

○場所  大商連 2階会議室

ご出席をよろしくお願いしま~す

なぬ????

2010-06-10 20:54:23 | ノンジャンル
知り合いのmixiから


不景気.com
http://www.fukeiki.com/2010/05/texas-rangers-chapter11.html
MLBの「テキサス・レンジャーズ」が破産法11章を申請し倒産


すごいというか、こんなんまであるんや!という驚きです。



2010年 高齢社会白書

2010-06-03 13:59:42 | スタッフ
★6月3日付の新婦人新聞より抜粋

2010年の「高齢社会白書」の結果が明らかに。

 1日中、会話しない生活を送っている  一人暮らしでは35%以上
 困った時に頼れる人がいるか?     いない    20%以上

マンションの5階に住む高齢の夫婦が訪ねて行ったら「わあ、人間に久しぶりに会うた」って喜ばれたって。あれ私、本当と思うよ。」という80歳の新婦人の会員さん。

  【白書の内訳】
 
          男性の一人ぐらし 女性の一人ぐらし 

2~3日に1回会話  22.7%     22.0%

 1週間に1回会話   6.7%      3・9%

 1週間に1回以下  11.8%      6.6%

 新婦人の会員さんのことば
「しゃべらんと人間は生きていけない。私はものはいらん。お金もいらん。心がほしい」

    ♬ ♪ ♬ ♪ ♬ ♪ ♬ ♪ ♬ ♪ ♬ ♪

★マガジン9条 中島岳志の「希望は商店街」より抜粋 
 中島氏は北海道の発寒商店街を再生させるための「仕掛け」づくりに真剣に取り組んでい る。http://www.magazine9.jp/hacham/100512/

その取組みを紹介したブログに、巨大大型店の進出で空洞化した地域とそこで暮さざるを得ない高齢者の実態が紹介されていた。

そして、どうなったか。多くの高齢者の人たちは、週に一度、電車に乗って隣の琴似の町に出て、駅前の大型店で一週間分の買い物を済ませ、重い荷物を両手にさげながら雪道をとぼとぼと帰ってくるという生活になってしまったのです。

 たまたま横で信号待ちをしていた高齢者の方に話を聞くと、冬の間に外に出かけるのは週一回の買い物の時ぐらいで、その買い物も、もう体力的に厳しくなってきているとのことでした。そして、その人は寂しそうにこう言いました。

「大型店に行っても、店の人と話をするわけじゃないし、買い物も楽しくないわよね。」

 このお婆さんにとって、買い物はもはや体力を使う「苦役」のようなものになっており、ワクワクするような時間ではなくなってしまっています。

昔の市場や商店街だったら、お店の人と世間話をし、近所の顔見知りの人がいれば立ち話をして、楽しい時間を送っていたのでしょう。

商店街は、かつて「長い縁側」のような機能を果たしていたのですが、シャッター通りになってしまった商店街は、そのような「社会的包摂」の機能までも失ってしまっています。






いつか使うかも・・の部品

2010-06-01 14:59:09 | スタッフ
衣食住研究所では日頃から難解な文献や書物を研究することが多いですが(ウソだよん)、みんなでわいわい時事問題や、流行ってること、社会現象などを縦横に(しばしば脈絡もなく)しゃべっています。

そういった討議に、いつか役に立つかもしれない(立たないほうが多いかもしれない)、ニュースやネタを、ブログ上にストックしておこうと思います。
研究所の当日に、真っ青になって学習素材を探し出すことのないように・・。

新聞記事からの抜粋です

日経2010年5月29日(土)
「空き町家再生 街に元気」 
街中の伝統的な木造家屋「町家」の空き物件をデータベース化し、活用を促す地域の取組みが関西で広がってきた。
・・・「定年後は町家に移住したい」という都市部の住民や、町家を飲食・観光事業に使いたい企業のニーズも着実に増えている。


朝日2010年4月16日(金)
「住宅+福祉=老後の安心」 国交省と厚労省、政策融合へタッグ 団塊高齢化に対応
 高齢者が安心して暮らせる住まいを増やそうと、国土交通、厚生労働両省は今年度から共同で、福祉サービス付き賃貸住宅への補助などを始めた。今後、都市部では団塊世代の高齢化が進み、福祉施設だけでは対応できそうにない。住宅政策と福祉政策の融合に期待をかける。(友野賀世、津阪直樹)
 今年度から始まった「高齢者等居住安定化推進事業」は(1)安否確認サービスなどを備えた高齢者専用賃貸住宅建設・改修(2)公的賃貸住宅内の介護拠点整備(3)建築と福祉の専門家が共同で手がける住宅改修の勉強会、といった取り組みが対象。申請があった業者に1~6割の補助金を出す。初年度の予算は160億円。
 実施に先立ち、国交、厚労の両省は全国6カ所で説明会を開催し、建築業者や医療法人関係者ら計約1700人が参加した。東京、大阪会場では追加の説明会を開くほどの盛況だった。3月初めに参加した大手住宅メーカーの担当者は「住宅業界はどこも厳しく、高齢者住宅は参入しなければいけない分野。だが、いったん住宅を高齢者仕様にすれば転用もできず、市場価値が下がる。少しでも補助金が出るのはありがたい」と話した。
 これまで国交省の高齢者向け住宅政策は、バリアフリー化など「ハード」が中心。高齢者が求める生活サービスという「ソフト」は厚労省の所管だ。(略)
政府は高齢者向け住宅を成長期待分野とみており、6月にまとめる「新成長戦略」にも盛り込む方針だ。

●地域住民の力に期待
 住宅政策と福祉政策の融合が求められる背景には、大都市部の高齢化問題がある。 特別養護老人ホーム(特養)の入所待ちは全国で約42万人。就職のため大都市部に集まった「団塊の世代」は退職後も大都市部で暮らす。高齢者福祉施設の不足が深刻化するのは確実だ。厚労省幹部は「住宅にサービスを付ける仕組みを充実させないと」と話す。バリアフリー化や見守り、家事の代行など、ハード・ソフトの両面から自宅で長く暮らせる環境を整え「施設難民」の発生を防ごうという考え方だ。
 25年には団塊世代が75歳を超える。厚労省幹部は「あと15年。あっという間だ」と危機感を隠さない。(75歳以上の高齢者が急増しそうな都市の中で大阪は2010年の85万人から2025年には151万人と1.8倍になると予想されている)


第54回研究所 衣食住部会報告

2010-05-31 23:01:10 | 衣食住関連部会の活動
5月19日(水)19:00より第54回研究所 衣食住部会を開催しました。

出席状況・・仲河 増田 松井 稲田 本多 小川 山崎 西村 上中 の9名でした。


 

1 情勢や業界の動きなど
資料:商店衰弱 地域の脅威(朝日新聞)
買い物難民の問題(地域)が広がる中で、タッチパネルの端末を使う「ネットスーパー」を自治会が誘致して、高齢者が肉や魚、日用雑貨を注文する「ネット事業」が「市場」として広がっているが、悲しい気がする。
生協も個配をしている(都会の真ん中にはコンビニ、スーパーがあるにもかかわらず、生協の会員がいるという現実。便利だけでなく、考え方によっては無駄な買い物が減り家計に優しいかもしれない。) 
城東市場が6月に閉店か存続かで結論をだす予定(町の市場がしんぼうたまらんようになってしまう。結果シャッターを下ろす、シャッターが多くなれば市場全体の閉店に行きつく)


市内の公設市場は規制緩和の影響をうけながらも意外と踏ん張っている。
土地は大阪市が管理しており完全に民間に売却しているのは1軒(①1公設市場のこと)。
どのぐらいの規制をかけるべきなのか研究している(②次回部会で再確認し、追記します・・m(__)m)。
築地が外国人に人気。
政府や自治体が支援している築地市場のような仕組みが外国にはないらしい・・・です。


道幅が広くない商店街は、対面販売ではにぎわいを感じられていいと思う。
は、大方の部員の感想でもありましたが、

だけど介護の仕事に係わっている稲田が伝えたのは、
狭い商店街(店内)だと車椅子を押して買い物するのはとっても不便で、普通のお客様にとっても車椅子が通るとき通路を空けるために移動したり、商品を選んでいるのを一時でも中止しないといけない、等のご迷惑をかけているのも事実です。

しかしながら、車椅子だから出てこないでね、では、人権もくそもない(きちゃない言葉になっちゃった)。
生きてる限り、季節や風や花や空気を感じ、市場に並んでいる野菜や果物を見て買えることが大事(なるほど。そういう視点はなかったなぁ・・・・事務局の弁)



2 視察のまとめ

※キング刺繍 冨谷(とみや)さん / 城東民商会員
は、視察まとめで。



3 今後の研究活動について
※ジェントリー 田渕さん /西区民商会員
 民商の理事としても頑張っておられます。




第53回 研究所 衣食住部会報告

2010-04-15 08:23:25 | 衣食住関連部会の活動
第53回 研究所 衣食住部会報告
 
4月5日(月)第53回衣食住部会を開催しました。
出席者は・・・仲河 増田 松井 本多 山崎 西村 の8人でした(敬称略)。



1 情勢や業界の動きなど
資料 ①100円商店街大繁盛(千林商店街)
   ②親子連携による販売促進(商工業研究103号 2010年4月)

2 今後の研究活動について
≪視察候補≫
※キング刺繍 冨谷(とみや)さん / 城東民商会員
年中無休で日曜日はたいがお大丈夫。午前中の方が都合いいです。どうぞどうぞ。
(結構、こういう時民商会員さんは協力的ですよね。楽しみにしてます。)

※ジェントリー 田渕さん /西区民商会員
 月曜と第1・第2日曜が休み。いま折衝中です。民商の理事としても頑張ってくれています。
(従来の紳士服誂えのお店で残っていた生地を使って、オーダーメードされる紳士服のお店です。修理もされますのでリピーターも多いとのことでした。ここも行けるといいなあ~)



視察日⇒5/16(日)午前10時にキング刺繍さんへ
5月連休明けに人数確認や集合場所など連絡します。


<出された意見など>
①100円商店街
もともと地方の衰退都市で地域活性化のために導入されたのが100円商店街。
今回は千林商店街260件中200件が参加した(イベントがあったんですね。)
実際自店でどう工夫しているに注目して歩いたが、食べ物商売が面白かった。一方、在庫整理で終わっている店もあった。このように同じ仕掛けをしても店によって取り組みに差が出る。
うちの近所の商店街にも100円商店街の取組みを知らせたが、反応がなかった (それって残念ですね。)

②親子連携による販売促進
近くのラーメン屋や居酒屋でもメニューを手書き風の面白いPOPで作っている(創意工夫をされていると言うことですね。)

最近の若者は高学歴。判子業界にも大卒で入ってくる若者がいるが、感性に乏しい気がする。
今の若者はものづくりを机上からスタートさせる人が多い。そういう若者はどうやって日本のものづくりに入っていくのだろうか?
学生時代に研究したことは社会人になってからも役に立つだろうに、暗黙値と経験知があってこそ、言葉では言えない部分が重要!・・・・(ここの部員さんは腕と経験と確かな目でものづくりされているから、揺るがない確信の思いがあるので歯がゆいのかもしれないですね。で、次のような言葉になるのではないでしょうか!)
それを世の中に還元するのが難しい。

中央民商のゼー六さんは、「(継承するということに関して)何かを省いたり、削ったり、変えたりしたら絶対にダメ。仕掛けたり、仕組んだり、やりつづけることが大切」と。
老舗にあぐらをかかない姿勢が大切なんですよね。
判子や靴は消耗品。ましていくら完成度が高くても、陶芸のように芸術品として飾られることはないが、ドイツやイギリスはマーケットが世界規模なので、需要があり後継者が育つ。そこが日本と決定的に違う点だ(日本は芸術品も守られていません。最低の生活ができなく辞めざるを得ないところにいます。)


 

3 次回日程  5月19日(水)19:00より
  ※視察を5月16日(日)に行います。




(ちゅーたろうが勝手にこんな感じだったろうなと、思って追記した部分です。)


次回は5月19日(水)の午後7時で~す

2010-04-13 15:37:35 | 次回のご案内
  衣食住部会のご案内

  日 時   5月19日(水) 午後7時より

      場 所  大商連2階 研究所内 
 
           ♪♬ ご出席、よろしくお願いします ♬♪

   

 5月16日(日)にはキング刺繍さんの工房を視察します。 

 松井さん、いつも大判焼きなどの差し入れありがとうございます。

 三方さん、ブログにアップしたので手帳にご記入を!ハイ、今すぐに!

  

 







第52回 衣食住部会報告

2010-03-30 11:16:55 | 次回のご案内
全商連付属中小商工業研究所 大阪部会

第52回 衣食住部会報告


開催日時 :2010年2月24日(水)午後7時~午後9時20分
開催場所 :大商連会館2階会議室
参加者  :本多、仲河(印章小売・大商連副会長)、松井(靴製造販売・守口民商)、三方良(自営業研究者)、山崎、槐島(大商連事務局員)

【報告と討議の主な柱】
*福島民商 商売繁盛計画づくり /三方 良さん
*兵庫県中小商工業研究所 活動報告パンフ
*今後の研究活動について

【主な討論の内容】
・計画づくりでは、売上を上げるポイントを説明している。

・民商の経営相談では、自分のコンセプトがあるが誰かに、背中を後押して欲しいという内容が多い。
不況のなかで、新しい商品を出すのは勇気がいる。一人で商売をしていると客観的にいってもらうこ
とがない。いろんな人を見ている人が言うとさらに説得力があるのではないか。

・生野区ものづくりグループ「フォーラムアイ」に文系の学生が訪問したらアイデアを言って欲しいと喜ばれた。

・ユニクロなど低価格衣料が出回り、長く使うという感覚がなくなっている。クリーニング屋の会員は売上が半減していると言っていた。

・申告相談で、仕事が忙しいと言っている縫製業の人に話を聞くと、同業者が廃業する中で自分の技術=そこにしかない技術(一台の機械でヒダをつける?)になってきており問屋が帰ってきていると言っていた。

・鉄を熔接せずにひっつける機械を製造している会員は、自分の腕に自信があれば、高くてもその値段になるので「取引先はよく見ているのでこちらから値段は言わない」といっていた。東京に出張して、700万円の仕事をとっていた。


●今後の研究活動について
・部会の目的、「参加して欲しい」と言えるような部会にして欲しい。
・研究所をどうするか議論する場も必要では?今のカテゴリー分けでいいのかの検討も必要。


●ヒアリング先の検討
・「衣料」関係の会員さんにお願いします。候補者については、次回の部会に調整して報告。
・次回の部会で、問題意識を整理する。

≪候補者≫
※キング刺繍 冨谷さん /城東民商会員
※ジェントリー 田渕さん /西区民商会員


【次回日程】 4月5日(月)午後7時~ 



出席者が少ない中でいつもながらに中身の濃い内容、ありがとうございます。

ちゅうたろうでした。


次回は4月5日(火)です

2010-03-30 11:05:05 | 次回のご案内
3月は申告の時期、衣食住の皆様、お疲れ様でした。


4月は全員出席のほど宜しくお願いいたします・・・・ちゅうたろうには特にです




4月の部会は
日時:4月5日(火)午後7時~
会場:大商連会館
いつもと同じ場所ですよ~