大阪中小商工業研究所 衣食住関連部会

中小業者と学者とのコラボレーションによる、経営に反映する議論をする場である。

第53回 研究所 衣食住部会報告

2010-04-15 08:23:25 | 衣食住関連部会の活動
第53回 研究所 衣食住部会報告
 
4月5日(月)第53回衣食住部会を開催しました。
出席者は・・・仲河 増田 松井 本多 山崎 西村 の8人でした(敬称略)。



1 情勢や業界の動きなど
資料 ①100円商店街大繁盛(千林商店街)
   ②親子連携による販売促進(商工業研究103号 2010年4月)

2 今後の研究活動について
≪視察候補≫
※キング刺繍 冨谷(とみや)さん / 城東民商会員
年中無休で日曜日はたいがお大丈夫。午前中の方が都合いいです。どうぞどうぞ。
(結構、こういう時民商会員さんは協力的ですよね。楽しみにしてます。)

※ジェントリー 田渕さん /西区民商会員
 月曜と第1・第2日曜が休み。いま折衝中です。民商の理事としても頑張ってくれています。
(従来の紳士服誂えのお店で残っていた生地を使って、オーダーメードされる紳士服のお店です。修理もされますのでリピーターも多いとのことでした。ここも行けるといいなあ~)



視察日⇒5/16(日)午前10時にキング刺繍さんへ
5月連休明けに人数確認や集合場所など連絡します。


<出された意見など>
①100円商店街
もともと地方の衰退都市で地域活性化のために導入されたのが100円商店街。
今回は千林商店街260件中200件が参加した(イベントがあったんですね。)
実際自店でどう工夫しているに注目して歩いたが、食べ物商売が面白かった。一方、在庫整理で終わっている店もあった。このように同じ仕掛けをしても店によって取り組みに差が出る。
うちの近所の商店街にも100円商店街の取組みを知らせたが、反応がなかった (それって残念ですね。)

②親子連携による販売促進
近くのラーメン屋や居酒屋でもメニューを手書き風の面白いPOPで作っている(創意工夫をされていると言うことですね。)

最近の若者は高学歴。判子業界にも大卒で入ってくる若者がいるが、感性に乏しい気がする。
今の若者はものづくりを机上からスタートさせる人が多い。そういう若者はどうやって日本のものづくりに入っていくのだろうか?
学生時代に研究したことは社会人になってからも役に立つだろうに、暗黙値と経験知があってこそ、言葉では言えない部分が重要!・・・・(ここの部員さんは腕と経験と確かな目でものづくりされているから、揺るがない確信の思いがあるので歯がゆいのかもしれないですね。で、次のような言葉になるのではないでしょうか!)
それを世の中に還元するのが難しい。

中央民商のゼー六さんは、「(継承するということに関して)何かを省いたり、削ったり、変えたりしたら絶対にダメ。仕掛けたり、仕組んだり、やりつづけることが大切」と。
老舗にあぐらをかかない姿勢が大切なんですよね。
判子や靴は消耗品。ましていくら完成度が高くても、陶芸のように芸術品として飾られることはないが、ドイツやイギリスはマーケットが世界規模なので、需要があり後継者が育つ。そこが日本と決定的に違う点だ(日本は芸術品も守られていません。最低の生活ができなく辞めざるを得ないところにいます。)


 

3 次回日程  5月19日(水)19:00より
  ※視察を5月16日(日)に行います。




(ちゅーたろうが勝手にこんな感じだったろうなと、思って追記した部分です。)


次回は5月19日(水)の午後7時で~す

2010-04-13 15:37:35 | 次回のご案内
  衣食住部会のご案内

  日 時   5月19日(水) 午後7時より

      場 所  大商連2階 研究所内 
 
           ♪♬ ご出席、よろしくお願いします ♬♪

   

 5月16日(日)にはキング刺繍さんの工房を視察します。 

 松井さん、いつも大判焼きなどの差し入れありがとうございます。

 三方さん、ブログにアップしたので手帳にご記入を!ハイ、今すぐに!