ろぐろぐ音楽ブログ

a-kiという人間の手による、J-POPあたりをメインに色々好き勝手書いてる適当ブログ。

アルバムレビュー。→玉置成実「Speciality」全曲レビュー

2006年07月26日 22時13分20秒 | 感想・レビュー(アルバム)

いやぁ、もう玉置成実のアルバム、あんまりにも良すぎて凄く久しぶりのアルバム全曲レビューを決行してしまいました。ホントに今回良いです。力入りすぎていつも以上に長文ですみません・・・。
ではアルバムレビュー行きます!

Speciality/玉置成実(★9.5点)   試聴もあるオフィシャルホームページ

1.Speciality-inst-(★8点)
綺麗でファンタジーちっくなインストだなぁ・・・と思ってたら突如格好いいデジタルワールドに突入したような、そんなインスト(適当な表現だなぁ)。
印象としては、浅倉大介と小室哲哉とH∧Lをごっちゃにした感じ。・・・つまり、非常に僕好みwなかなか高クオリティだと思います。
前作の存在意義すら感じ取れなかったインストに比べれば、格段にイイ感じです。

2.Result(★8.5点)
ガンダムタイアップシングル。まぁ玉置成実らしいっちゃぁらしい王道ナンバー。Aメロがまんま浜崎あゆみ「UNITE」なのはご愛敬でしょうか(笑)。サビの盛り上がりに比べて、ABメロがちょっと地味というか、サビへのつながりがやや強引な感じがしますが、王道なだけあって玉置成実が好きな人ならたぶん好きになれる曲です。ちなみに当時のレビューはコチラ。今聞くと、斉藤真也さんのアレンジがちょっとだけ新機軸を取り入れてる感じがする、かも。

3.IDentity(★8点)
公式ホームページの試聴ではそんなに良い印象持ってなかったんですが、フルで聞いたら大好きに。Aメロ、Bメロ、サビ、ずーっと疾走感があって、4分16秒走り抜けていく感じです。それでいて耳を引くキャッチーさもあるのが特徴。玉置成実の歌詞も上手い具合にハマってる曲です。

4.New World(★9.5点)
コレ、最高。玉置成実の過去の名曲と比べてもなんら遜色がないくらい。非常にキャッチーで、それでいて90年代ちっくな雰囲気もある、そして玉置成実お得意の王道サウンド。素晴らしいです。コトバでは言い尽くせないくらい。玉置成実との相性の良さもバッチリ。中盤にこういう強力な曲が来ることで、アルバム全体としても締まりが出るし。シングルを含めてもイチオシの曲。

5.Sunrize(★8点)
このタイトルを付けた作詞の人に拍手。それくらい曲のイメージとピッタリ合ってます。Bメロやサビなんか特に、「日が昇っていくぞッ!」って感じがしますね。玉置成実の元気いっぱいなボーカルパワーも合わさって、非常に盛り上がる1曲となりました。何気に間奏でラップが入ってるのですが、別にあってもなくても変わらなかった気がする・・・w

6.CASTAWAY(★7.5点)
アレンジのせいでそこまで良い印象がなかったこの曲。アレンジ担当が何故かKoma2kazさんなんですね。もちろん玉置成実では初登場。慣れないトランスサウンドを頑張って取り入れたような雰囲気がうすうす…。メロ部分のドラマチックなピアノなど、イイ感じの所はあるのですが・・・。作詞作曲はT2yaさん。サビのシメ方(悲しみも喜びも 全て君で出来てる♪って所)とか、T2yaさんらしくイイ感じです。ちょこっとだけリマスタリングされて、音のバランスが変わったおかげでイイ感じになってます。

7.No Way Back(★8点)
王道ばっかりのこのアルバムの中ではちょっとだけ異色な曲。ABメロはちょっと意外だけれどサビはいつもの王道キャッチーでした。でもこのちょっとだけの異色さが、王道だらけのアルバムにおいて、いい感じのアクセントになってます。

8.Sanctuary(★8.5点)
ats-キター!!!!な1曲。編曲では「Eternal Voice」「Reason」等で担当してたことはあったけど、今回は作曲まで担当してます。サウンドは文句の付けようがありません。ats-さんとしても玉置成実としてもお得意なサウンドだけあって、組み合わせバッチリでございます。当時のレビューはコチラ。いやぁ好みな1曲です。ただやっぱりats-さん、作曲はちょっと微m(ry

9.Get Wild(★8点)
TKキター!!!!な1曲。シングルで出た時は「うわぁ嬉しいけど絶対次のアルバムでは浮きそう」って思ったのですが案外浮いてなかった。ただglobeの傑作アルバム「maniac」を聞いた後だと、もうちょっと編曲なんとかなったんじゃないかなぁ、って感じは多少あったりなかったり。まぁ小室ヲタの僕にはたまらない曲であることには変わりなしです。元気な若い女性ボーカルの新譜でTKサウンドが聞けたのは久しぶりだったし。当時のレビューはコチラ

10.Reach For The Rainbow(★7.5点)
公式で試聴した時は間延びしてそうというイメージだったのですが、「IDentity」同様フルで聞いたら印象変わりました。間延びしてるんじゃない。おおらかなメロディーなんだ!(言い方変えただけじゃんというツッコミは却下)でもホント、終盤に向けての雰囲気が出てる曲ですよ。相変わらず王道だし。今回のアルバムは傑作曲が多すぎて霞んでしまうけど、2ndアルバムに入ってたら恐らく1番出来のいいアルバム曲だなと思っただろうな。それくらい良いんですこのアルバム。まぁ前作のアルバム曲が酷かったという話でもあるけども。

11.MY WAY(★8点)
今までありそうでなかった?応援歌系のシングル曲。元々は「Sunrize」がシングルになる予定だったのが、春高バレータイアップが来たせいで急遽この曲と両A面シングルになったんだとか。確かに最初に聞いた時のインパクトはそんなに強くないけれど、この盛り上がる感じ、いいですねぇ。玉置成実のボーカルって結構、盛り上げパワーあるんだなぁという事をこの曲で認識しました、ハイ。曲としては全然問題ないんですけど、何故かこのシングル、大コケしたんだよなぁ。売り上げ低下もこの曲から躊躇になっちゃったし。

12.Ready Steady Go!(★7.5点)
ZIGGY森重樹一さん作曲の生演奏ナンバー。ロックです。王道ばっかりのアルバムでなんでやねん、って感じではありますが悪くはない。というかボーナストラックみたいな扱いをしちゃっていいよね?岸本早未のアルバムの最後にあるリミックスと同じ感覚で捉えていいんだよね?
玉置成実自身はこういう曲の方がお好きなようで。生演奏も大好きらしいです。っつーことは今後、こっちの方面に進む可能性もあるって事か?


もう、最高傑作誕生!玉置成実史上だけじゃなくて、打ち込みサイバーJ-POP史上(そんなのあるの?)に残る名盤だと断言してしまいますッ!まぁ細かい文句を言えばもう1曲くらい王道の新曲が欲しかったとか、「CASTAWAY」はリアレンジしても良かったんじゃないかとかありますが、そんな細かいことは関係ナシ。とにかく今回捨て曲が一切無いのが凄い。最初から11曲目までずっと高クオリティの玉置成実王道曲がタップリ詰まっているのが嬉しい。しかもそれでいて聞いててマンネリというか飽きが来ないのも素晴らしいです。こんなに好みのサイバーデジポップで高クオリティのアルバム久しぶりだ。dream以来じゃないか?

今後、このまま王道路線を突っ切るのか、それとも「Ready Steady Go!」みたいな生演奏路線に大胆チェンジするのかが気がかりではありますが、とりあえず今回のアルバムはとってもいいアルバムでございました。満足満足。



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2006-07-29 10:09:51
サムイからやめろや

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