やなぎのブログ

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11月3日(水) 昭和のクルマの集い 岡崎

2010-11-04 01:41:04 | Weblog
有給休暇とは違って、簡単に休める「公休不出勤」で今日は休みにした。岡崎で車のイベントが開かれるそうなので行ってみる。

仕事のあるときと同じ、8時半に家を出発。今日はアルシオーネの出番だ。まずは給油して、小牧から岡崎まで80キロで走った。岡崎I.Cの手前で少し渋滞があったため、岡崎I.Cを出たのが10時になった。岡崎I.Cから国道1号の名古屋方面に出るのはちょっと難しかった。たまたま先頭で停まっていたので、青信号で一気に加速してトラックの前に割り込む。良い子は真似をしないように。その先、右折する信号を間違えたものの、無事に会場に到着。

今日の会場は「東本願寺三河別院」だ。エントリー車以外の一般駐車場も用意されていて、まだ早かったせいもあって問題なく停められた。メイン会場は寺の境内なので広くはなく、アットホームな雰囲気の、小規模なイベントだ。展示車もばらばら。5枚ほど撮ったところで「メモリーが一杯です」との表示。ウソぉ!。事前にチェックしていなかったのだ。その場で急いで古い画像を消した。会場の片隅に何故かディアブロが停まっていたけど、もしかして住職の車かな?(笑)。昭和の車ではないと思う。マーコスとかイセッタとか、他のイベントでは見ない車もちらほら展示されていた。個人的に気になったのは、展示車の中では比較的新しいマツダコスモとか、セマフォーが付いていたダットサンとか、かな。一通り写真を撮って、一般駐車場も覗いてみたけどあまり増えていなくて、1時間しか滞在していないけど、もう良いや、蒲郡に向かうことにした。

せっかく岡崎に来たので、前にバスで走り回っていた蒲郡をドライブすることにした。かつて良く走った県道26号→国道248号→国道23号というルートを、懐かしく思いながら走る。幸田町の役場を過ぎたあたりから、僕の地図に載っていない新しい23号ができていて、そっちも走ってみたかったけど、今回は懐古路線で行くことにした。三ヶ根駅前を通過して、競艇場の手前で曲がり、蒲郡駅前を通り抜けてそのままラグーナ蒲郡まで行った。フェスティバルマーケットの駐車場に車を停める。祝日なのに、まだ車は少ない。中をぶらぶらして、時間を見計らってバス停に行ってバスを待つ。懐かしいバスがやって来た。しかし、デザインは名鉄カラーになっていて残念だった。イルカバスも花火バスも無くなってしまったそうだ。それにしても今日は風が冷たい。しかも、ラグーナは海に面しているので、海風がとても強い。屋内に避難して、ちょうど昼になったのでランチを食べる。家族やカップルが多い中、独りで入っても平気だろうか。店内の様子を伺ってから、イタリアントマトに入った。ミートスパゲティ490円。

隣のコンビニでコーヒーを買い、車でラグーナヒルに移動する。こちらには足湯があるけれど、今日は利用しなかった。写真を撮って、すぐに発進。ラグーナの前を通り過ぎて23号を蒲郡方面に走る。廃墟がどうなったのか確かめるべく、三谷温泉にも寄りたかったけれど、素通りした。その先、建設当時は立派だったであろう(一番高かった?)3階建ての商店建築が両側に建ち並ぶ間を走る。9割の店がシャッター閉じたまま。祝日だからではないと思う。端には銭湯もある。壊される前にじっくり見たい建築群だ。マリンロード、竹島経由で蒲郡駅まで走り、そこからまた23号。そのまま西浦温泉まで走る。道の狭さは相変わらずだった。西浦温泉のバス待機所で休憩。来たバスの運転士と話をする。30分ほど滞在して14時45分。蒲郡でこんなに時間を費やすつもりではなかったのだけど、長居してしまった。

23号→248号→県道26号と走って岡崎I.Cから東名高速へ。豊田JCTから東海環状に入るのは初めてだ。眠くなってきたので、鞍ヶ池P.Aで休憩。眺めが良さそうだと思ったけど、そうでもなかった。それより、風が冷たい。30分ほどの休憩で、仮眠することなく出発。土岐JCTから中央道に入り、17時11分に中津川I.Cで降りた。

中津スバルに車検入庫。代車は要らない、電車で帰る。美乃坂本駅までは歩けない距離ではないけど、まぁバスがあるからバスを使おうと思って、プリントアウトしてきた時刻表を見たら、中津川方面はもうバスがなかったし、恵那方面は18時ちょうどにバスがあるけれど、恵那駅までは行かない。終バスが早いなぁ…。17時半に手続きが終わったのでバス停に移動し、真っ暗な中で20分ほど待つ。バスがなくて歩いていたら、危なかったかもしれない。星がたくさん見えるくらい、暗いし寒い。18時ちょうどにバスは来た。5分ちょっと揺られて美乃坂本駅に着いた。携帯電話で乗換えを調べたら18時7分に名古屋行きの電車があるのだけど、間に合わないと思って諦めていた。そして、美乃坂本駅前でバスを降りて駅に向かうと、電車がまだ停まっている。もしかして待っていてくれたのかな?と期待した瞬間、電車は発車してしまった。そして40分待ち。

18時46分の電車に乗って、音楽を聞きながら寝ながら、名古屋に到着。名鉄の乗り換えもギリギリで、今度はセーフだった。いつもと違う2両編成なので停止位置がホームの中央寄りで、少し走って間に合った。良い子は真似をしないように(再)。

20時半頃、無事に自宅に到着。休みの日なのに、仕事のある日と同じ時間に起きて、家を出て、帰宅した。なんだか損した気分だ。夕食後はまた野球の試合でハラハラさせられるし。関係ないけど。

アルシオーネの受け取りは12日を予定している。今度は電車に乗っていって、アルシオーネで帰ってくる。明日4日はライフの点検、ゴルフのバッテリー交換などをする予定。12日もゆっくりできないし、次にゆっくり休めるのは16日だ。たぶん。


読書の話。伊坂幸太郎の「終末のフール」を読み終えた。地球に小惑星が衝突して世界が終わる、と発表されてから5年が経ち、混乱や暴動が一通り済んで、多少穏やかになった頃の話。しかしあと3年で世界が終わるということには変わりない。人それぞれ色んな生き方があって、楽しく読み進められたし、色々考えさせられた。「天体のヨール」という話の中にこんな台詞がある。

「小惑星が落ちようと落ちまいとさ、世界は終わるよ。みんなが真に受けたからとしか思えない」

小惑星が落ちてきたら、それによって世界は滅びる。そして、実際は落ちてこない場合でも、みんなが落ちると思い込んでパニックになり、狂い始め、自ら破滅に追いやるのかもしれない。隣の国の暴動とかをニュースで見ていると、そんな気もしてきた。そういう意味では面白い作品であった。だけど、相変わらず伊坂さんはハッキリ答えを示さない。結末といえる結末がないのだ。登場人物はその後どうなったのか、小惑星は本当に落ちたのか、わからないまま終わってしまった。伊坂さんは読者を消化不良にさせるのが好きなんだなぁ。今回の作品はいくつかの物語が最後には1つにまとまるのかと思いきや、そうではなかった。時々チラッと登場するくらいだった。どの物語も、希望の見えない暗い世界の中で、少し明るい前向きな話が多かったのが良かった。それでも75点くらいかな。

次は東野圭吾を読もうと思ったら、弟から伊坂幸太郎を強く薦められたので、もう1冊伊坂さんの作品を読むことにする。

さて、寝よう。
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