語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【食】お手軽「流水麺」の落とし穴

2014年08月25日 | 生活
(1)流水麺
 (a)そうめん・・・・麺のみ、水にさらしてから市販ないし手作りのつゆに浸けて食べる。
 (b)そば・・・・麺のみ、水にさらしてから市販ないし手作りのつゆに浸けて食べる。
 (c)和風つゆざる中華・・・・麺+つゆ
 (d)醤油味冷やし中華・・・・麺+つゆ
 (e)その他

(2)そうめん・そば
 すべての安全性が確認されているわけではないが、問題は余りなし。

(3)和風つゆざる中華/醤油味冷やし中華
 安全性に問題が多数あり。

 (a)クチナシ色素
   麺を黄色くするため使用されている。クチナシの実から抽出された黄色い色素だが、ラットに体重1kg当たり0.8~5gを経口投与した実験では、下痢が見られ、また肝臓の出血と幹細胞の壊死が認められた。ゲニポサイド(クチナシ色素に含まれる)が腸内で変化し、毒性を発揮すると推定される。ただし、おの投与量は体重50kgの成人に単純換算すると40~250kgという大量になるため、麺に添加物として少量添加されていた場合、同様な毒性が現れるのか、不明。 

 (b)合成甘味料
   つゆに添加されている。
    ・「和風つゆざる中華」・・・・アスパルテームとアセスルファムK
    ・「醤油味冷やし中華」・・・・スクラロース
   食品メーカーは何でもかんでも低カロリー甘味料を使えば売れると考えているようで、本来ダイエットとほとんど無関係な麺つゆにまで合成甘味料が使われているが、合成甘味料には幾つも問題がある。
    ①アスパルテームが確認されている。
    ②アセスルファムK・・・・イヌを使った実験で、肝臓に対するダメージや免疫力を低下させることが示唆されている。
    ③スクラロース・・・・有機塩素化合物の一種で、ラットを使った実験で免疫力を低下させることが示唆されている。

 (c)さらに、これらの麺つゆにはカラメル色素(発癌性物質を含む可能性がある)が使われている。

□渡辺雄二「お手軽すぎる「流水麺」に落とし穴はないだろうか」(「週間金曜日」2014年8月22日号)
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