佐山音楽事務所

ミュージカル俳優の佐山陽規
ソプラノ歌手の佐山真知子
の活動をご案内します。

『ふたりコンサートvol.2 第1部 うた・SONG・歌 第2部 ポーギーとベス』

2012年01月22日 | 佐山陽規の活動案内

「ふたりコンサートvol.2 第1部 うた・SONG・歌 第2部 ポーギーとベス」

2012年1月22日(日)14:00開演
於:横浜市鶴見区民センターサルビアホール
チケット料金(全自由席):一般4,000円/学生2,000円


チケット申込・お問合せ
  佐山音楽事務所
  045-334-0525(TEL&FAX)
sayama-ongaku@mail.goo.ne.jp


 佐山陽規・佐山真知子が出演します。

メインの出し物はアメリカを代表する作曲家ジョージ・ガーシュウィンの「ポーギーとベス」。
 ガーシュウィンと言えば「ラプソディー・イン・ブルー」や「パリのアメリカ人」日本でも度々上演されているミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」などが有名ですが、何と言っても最大の代表作はこのオペラ「ポーギーとベス」です。
 オペラといってもいわゆるクラシックのオペラというより多分にジャズの要素を取り入れた作品。
 あの有名な『サマー・タイム』はこの中の曲です。
 14年前、服部真理子さんの依頼で、横須賀でコンサートをやることになり、その際『ちょっと纏まったものをやりたいね』という話になりました。真理子さんのご主人でサクソフォン奏者である服部吉之さんを巻き込み、作曲家の生野裕久さんに『ピアノ+4台のサクソフォン』という編成での編曲を依頼しました。その年に2か所で演奏し、以来、再演の機会を待っていました。
 今回は初演同様、私たち二人の歌と、服部真理子さんのピアノ、そしてサクソフォンのカルテットに、新たに5人のコーラスを加えた贅沢な編成。コーラスには娘・花織も参加します。
 語りであらすじを追いつつ、ガーシュウィンの生涯を振り返って行くという趣向になっています。

公演は無事、終了致しました。ありがとうございました。

メッセージ2012年1月

2012年01月01日 | 佐山陽規からのメッセージ
 決して忘れられない年、忘れてはならない年、2011年は幕を閉じ、再生、いえ、新生の年、2012年の幕開きです。
 2万人近い方々が犠牲になり、地震で、津波で、放射能で故郷を失って避難生活を余儀なくされている数十万の皆さんを思うと、『明けましておめでとうございます』という言葉が、いつものようにスムーズに出て来ない新年です。しかし明日に『望』を持って進んで行きましょう!

 昨年の2月11日、20年ぶりのリサイタルで河島英五さんの『生きてりゃいいさ』を歌いました。そういう系統の歌をコンサートで歌ったのは初めての経験。そのひと月後に大震災が勃発しました。自分が歌った歌に対してちょっと複雑な思いを持ったものです。

 2012年は1月22日(日)中学生時代を過ごした横浜・鶴見での『ふたりコンサート』から始まります。そこで再び『生きてりゃいいさ』を歌います。昨年のリサイタルとは全く違った気持ちで歌うのでしょう。意外に思われる方が多いと思いますが、松田聖子さんの『瑠璃色の地球』も歌います。ちょっと聞いたことがあるという程度にしか知りませんでしたが、YouTubeで男性も含め色々な方が歌っているのを聞き、ぜひ自分でも歌ってみたくなりました。さてどうなることでしょう?
 チケットは絶賛発売中です!こちらからお申込み下さい。お待ちしております。

 コンサートの後は昨年同様、桐朋学園の卒業公演の歌唱指導です。実際は後ではなく同時進行なのですが。演目は昨年同様『Apple Tree』というミュージカル。とても面白い作品ですが、学生たちにとってはかなり手強いミュージカルです。ご興味とお時間がおありでしたら是非とも観てやってください。

 そして3月には久しぶりに島田歌穂さんとご一緒の『二十四の瞳』。公演数が少ないのが残念ですが、舞台となる小豆島で公演します。楽しみです!


 「ふたりコンサート」のメインの曲である『ポーギーとベス』の終曲の歌詞で締めくくります。                              


神様 出かけます
自分の道を 約束の地へ
行こう 長い旅路を
お示し下さい あなたの御手で
神よ 出かけます
自分の道を 約束の地へ
どうか お与えください
あなたの導きを!
            

佐山陽規