堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

福岡市南区から、熱い情報を発信します。

八ッ場ダム視察

2019-10-30 11:30:02 | 日記
今日は、福岡地区水道企業団の他都市調査2日目で、群馬県八ッ場ダム関連整備事業を視察に来ています。台風19号で、来春の本格運用開始に向けて、10月1日から試験淡水を始めていてほとんど水のなかった八ッ場ダムの水位がわずか1日で急上昇し、予定より3カ月以上早く貯水率100%の最高水位に到達してしまったと説明を受けました。このダムの総貯水容量は約1億トン。福岡で同様に試験淡水中の五ケ山ダムの2・7倍もあります。このダムは完成すると、10月6日から3月31日を「非洪水期」としていて、その期の洪水調節容量は約1千750万トンしかないわけで、もしも完成した後に今回と同じような雨が降れば、約9千万トンの近くの水が、利根川水系に緊急放流された事にもなりかねません。現地でも、「本当に、いろんな意味で、今回は良かったです」「ダムは怖いですね」などの話をお伺いいたしました。ダムのサイトにある道の駅や観光スポットには、たくさんの観光客が来られていました。話をしてみると、ほとんどの方が、草津温泉や軽井沢に行く途中の休憩地に選ばれているとのこと。八ッ場ダムは、話題性も高いということです。
写真は、材木が流れ着いているダム湖。現在は、試験淡水中なので、満水状態から毎日約1メートルを下げて空っぽにする過程です。で、空っぽになり異常なければ、ダムは完成となって、常時、水が貯められることとなります。
#群馬県 #八ッ場ダム #草津温泉

北千葉広域水道企業団を視察しました

2019-10-29 15:34:23 | 日記
今日は、福岡地区水道企業団の他都市調査で、千葉県流山市の北千葉広域水道企業団の浄水場に来ています。連続する台風や大雨、停電の被害の中、私どもの視察を受け入れていただきました。感謝するとともに、お見舞い申し上げます。
ここは、江戸川から取水して、千葉県北部の1県7市に、水を供給しています。八ッ場ダムが完成すれば、それも水源の一つとなります。
耐震対策などについて説明を受ける中で、この浄水場がハザードマップでは5mの浸水をする想定であるという話でした。その場合のバックアップは充分とは言えず課題だと言われました。
また、先日の台風19号で、八ッ場ダムがあったからよかったと言われている事に関しても、しっかりと以下の説明がありました。
◉試験淡水中で、空っぽだったから、たまたま結果としてよかったんだと。
◉もしダムが完成していて水が溜まっていたら、緊急放流もせざるを得なかったかも。
◉それくらいの量の水が流れ込んできていたと。
◉ダムによる洪水調節の役割を果たしたとは言い切れないと。
また、千葉県内で、君津市などでの広域化についてどう見ておられるかという聞くと、千葉県北部では考えられないと思うと言われ、「水は自己水源の確保や、危機管理上も小規模分散型が望ましいですよね」と私が言うとうなずかれていました。
明日は、八ッ場ダムを視察に行きます。
写真は、一部事業委託している浄水場の中央管理室。
#千葉県 #流山市 #江戸川

国保署名運動学習交流集会でした。

2019-10-26 16:35:35 | 日記
今日は、福岡市で取り組んでいる国保をよくする運動の「高すぎる国民健康保険料を引き下げよう!署名運動学習交流集会」でした。民医連からの現場から見た国保加入世帯の実態、手遅れ事例の紹介など、署名運動を進める正当性と意義を強く感じる学習会でした。また、各地域で奮闘努力されていることが交流され、私たちもさらに頑張ろうというエネルギーをいただける集会となりました。
請願項目は二つ。
①高すぎる国民健康保険料を引き下げてください。
②子育て支援に反する「子どもの均等割」を賦課しないでください。
実現めざし、頑張りましょう。

天皇制を考えるシンポジウムに参加

2019-10-22 14:59:27 | 日記
今日は、西南学院大学神学部が、九州バプテスト神学校、福岡地方連合社会委員会と共催で開催された公開シンポジウム「天皇制を考える」に参加しております。「即位礼正殿の儀」が行われるこの日に、西南学院の建学の精神に立って考える機会として企画されています。このプログラムは「西南学院創立百周年に当たっての平和宣言」で表明された「西南学院の戦争責任・戦後責任の告白を踏まえて」「『平和を実現する人々』の祝福の中に生きる者となる」という決意を具体化するものだと、学園からは説明されています。
シンポジウムは、「廃止論」「擁護論」でのディベートに始まり、講演では、天皇「代替わり」の一連の儀式をどうみるか、なぜ戦前のキリスト教は侵略戦争に加担したのかなど、天皇制を考えるにふさわしい企画だったと思います。
やはり、天皇「代替わり」の一連の儀式は、日本国憲法の国民主権と政教分離の原則にふさわしいものでなければなりません。そのためにも、主権者国民の中で、象徴天皇制について、大いに議論すること自体が必要だと、強く思いました。
写真は、会場の模様。会場は、西南学院大学博物館2階講堂で、私たちが中学校の時に、毎朝礼拝をしていたチャペルだったところです。41年ぶりに入りました。

今朝の宣伝@城東橋

2019-10-21 11:06:24 | 日記
今日は、日本共産党の九州沖縄一斉宣伝でした。福岡中央・南地区委員会は、中央区の城東橋で、宣伝行動を行いました。
消費税10%増税の強行から3週間が経過しました。
日本共産党は、この間、消費税導入から31年たって、日本社会がどうなってきたかを国会論戦で行い、安倍政権の増税の根拠は、その論戦で総崩れになりました。政府は「社会保障のため」「財政健全化のため」と繰り返してきましたが、消費税導入後、国と地方の借金は4倍以上に膨張。社会保障はこの30年間、改悪の連続であり、街頭で「社会保障が良くなったと思っておられる方いらっしゃいますか」と問いかけても、「全然よね〜」「わしらの納めた税金は大企業が食いもんにしとるっちゃろ」などと反応が返ってきます。消費税導入後の31年間の消費税収は、累計397兆円にもなりますが、同期間の法人3税の減収は累計298兆円にも及び、また、所得税・住民税の減収は275兆円にもなります。結局、消費税で国の税収が増えたわけではなく、大企業・超富裕層への減税の穴埋めに充てられてきたわけです。
日本共産党が呼びかけている「消費税は廃止をめざし、緊急に5%に減税を」の方向こそ、日本経済を立て直す道ではないでしょうか。

叔母の葬儀

2019-10-19 11:21:26 | 日記
昨日亡くなった叔母の通夜と今日の葬儀に来ています。小さい頃から、夏休み、冬休み、春休みのたびに、一週間ぐらい泊まりに来てはお世話ばかりかけていました。92歳。よく頑張られました。先に逝った叔父ちゃんや2人の息子さんたちと、これからはゆっくりと時を過ごしてください。

ギュスターヴ・モロー展

2019-10-17 16:14:23 | 日記
福岡市美術館で開催されているギュスターヴ・モロー展に行ってきました。正直、あまり、モローという人の事は知りませんでした。見たことがあった絵が、「出現」という絵だったということ。その絵は、サロメが、イエスに洗礼を授けた洗礼者ヨハネの首を求めた代表的な悪女として、モローの時代の19世紀後半に好んで芸術や文化などに取り上げられたテーマだったということ。1時間20分の絵画鑑賞で初めて知りました。解説の中に、「ファム・ファタール」として描かれていることが書かれていました。「ファム・ファタール」とは、男にとっての「運命の女」、そして、男を破滅させる魔性の女、悪女だという意味なのだそうです。モローは、それを聖書やギリシャ神話の登場人物で描き出している感じです。ただ、絵の描き方は、建築家の総計する父親譲りでもあるのか、デッサンの段階から精密に描かれていた印象も持ちました。
もちろん、現代は、ジェンダーフリーの時代。こんな人類の時代もあったということを物語る芸術としてとらえることもできるかもです。以上、感想であります。
11月24日まで、福岡市美術館で開催中です。