秋田の朝。
ホテルが千秋公園の前だったので、朝食前に散歩することにしました。
水戸から移封された佐竹氏の居城、久保田城址が、街の真ん中にあるのですね。
佐竹の殿様が、水戸から秋田に移る際に、常陸中の美女を連れて行ったから、秋田には美人が多く、茨城には少ない、という話の真偽は判りませんが、水戸では結構信じられているようです。
公園内には、表門と隅櫓が復元されていますが、天守閣等はありません。
大学2年生の夏、所属していた体育会自動車部のツーリング合宿、北海道遠征の最初の立ち寄り地がこの千秋公園でした。
ポンコツのブルーバード510SSSその他5台で18泊19日、連泊無しで知床や利尻島まで回ってくるという大ツーリングなのですが、初日は、調布を出て17号線を北上、三国峠で越後に入り、夜中交代で7号線を飛ばして秋田で朝を迎えたのでした。まだ北海道・東北に高速道路が無かった時代ですね。
1976年7月、二十歳になって数ヶ月の時でした。そういえば。
確かその日は十和田湖YHに泊まって、翌日は大間からフェリーで函館、温泉のある国民宿舎だったかな。
そんな昔のことを思い出しながら、公園を歩きました。
そういえば最終日に寄った先輩の実家。
水戸の隣の那珂湊。先輩のおばあちゃんや妹さんは美人でした。
この遠征の話は、またいつか。
若い時は何日でも走り続けることが出来ましたが、年をとるともう駄目。
ツーリングも三日目ともなると、完全に走り疲れです。
だから二泊三日が限界。
千秋公園周辺には、そんな疲れ気味の観光客向けの施設も数多くあるのでした。
それで、ホテルの温泉大浴場に浸かって朝飯を食べた後、再び城内へ。
秋田県立美術館の建物に併設されている、平野政吉美術館。
ゴッホやセザンヌ、ダリにピカソなんかもあるのですが、此処の所蔵の中心は、藤田嗣治です。
戦前から戦後にかけてフランスで活躍した藤田。
彼の絵が秋田に沢山あるんですね。
美術館内は当然写真撮影ご法度なので、美術館のHPから一枚だけ無断引用です。
秋田の行事という1937年の超大作。ご覧の通り幅20mを越える大きさ、ピカソのゲルニカ並みです。
いわゆる藤田の人物画とはだいぶ趣が異なりますが、秋田の四季のお祭りや民俗風景を織り込んだ微笑ましい作品です。
全くの偶然だったのですが、現在せんだいメディアテークで、藤田嗣治ことレオナールフジタ展が開催中で、GW中に見に行く予定にしていたのでした。
その前に、思わず秋田で同じ藤田の作品をいっぱい見ることが出来たわけです。
美術館の前庭。
おおっ
秋田にも石割桜
と、思ったら
違いました。
このあと、ホテルの隣にある、アトリオンという観光施設の地下、観光物産館で、前の晩にいただいた「喜三郎の酒」吟醸純米と、三杯目に狙っていたけど呑まなかった大仙市の「秀よし」純米酒を買いました。
そしてやっと出発。
秋田にきたら此処に来ないとね。
秋田市周辺には、風力発電機が本当にあちこちにあって、私にとっては車で走るのに危険な場所なんですが、此処は新屋海浜公園から雄物川河口越しに見るウィンドパークです。一昨年にも来ました。なんとそのときは秋田日帰り、530km走ってます、すごい。
テポドン騒ぎの時に迎撃ミサイルが配備されたのはこのウィンドパークに隣接する陸自の演習場でした。
前回は半分以上が止まっていたのに、この日は全基快調に電力を供給しています。しかも南風なので風車がこちら向き。
青空の下、水辺に風車。絶景ですね。癒されます。
釣り人が多い場所です。
でも手持ち無沙汰の子も。
すがすがしい気持ちになって秋田市を後にし、ETCゲートをくぐります。
ホテルが千秋公園の前だったので、朝食前に散歩することにしました。
水戸から移封された佐竹氏の居城、久保田城址が、街の真ん中にあるのですね。
佐竹の殿様が、水戸から秋田に移る際に、常陸中の美女を連れて行ったから、秋田には美人が多く、茨城には少ない、という話の真偽は判りませんが、水戸では結構信じられているようです。
公園内には、表門と隅櫓が復元されていますが、天守閣等はありません。
大学2年生の夏、所属していた体育会自動車部のツーリング合宿、北海道遠征の最初の立ち寄り地がこの千秋公園でした。
ポンコツのブルーバード510SSSその他5台で18泊19日、連泊無しで知床や利尻島まで回ってくるという大ツーリングなのですが、初日は、調布を出て17号線を北上、三国峠で越後に入り、夜中交代で7号線を飛ばして秋田で朝を迎えたのでした。まだ北海道・東北に高速道路が無かった時代ですね。
1976年7月、二十歳になって数ヶ月の時でした。そういえば。
確かその日は十和田湖YHに泊まって、翌日は大間からフェリーで函館、温泉のある国民宿舎だったかな。
そんな昔のことを思い出しながら、公園を歩きました。
そういえば最終日に寄った先輩の実家。
水戸の隣の那珂湊。先輩のおばあちゃんや妹さんは美人でした。
この遠征の話は、またいつか。
若い時は何日でも走り続けることが出来ましたが、年をとるともう駄目。
ツーリングも三日目ともなると、完全に走り疲れです。
だから二泊三日が限界。
千秋公園周辺には、そんな疲れ気味の観光客向けの施設も数多くあるのでした。
それで、ホテルの温泉大浴場に浸かって朝飯を食べた後、再び城内へ。
秋田県立美術館の建物に併設されている、平野政吉美術館。
ゴッホやセザンヌ、ダリにピカソなんかもあるのですが、此処の所蔵の中心は、藤田嗣治です。
戦前から戦後にかけてフランスで活躍した藤田。
彼の絵が秋田に沢山あるんですね。
美術館内は当然写真撮影ご法度なので、美術館のHPから一枚だけ無断引用です。
秋田の行事という1937年の超大作。ご覧の通り幅20mを越える大きさ、ピカソのゲルニカ並みです。
いわゆる藤田の人物画とはだいぶ趣が異なりますが、秋田の四季のお祭りや民俗風景を織り込んだ微笑ましい作品です。
全くの偶然だったのですが、現在せんだいメディアテークで、藤田嗣治ことレオナールフジタ展が開催中で、GW中に見に行く予定にしていたのでした。
その前に、思わず秋田で同じ藤田の作品をいっぱい見ることが出来たわけです。
美術館の前庭。
おおっ
秋田にも石割桜
と、思ったら
違いました。
このあと、ホテルの隣にある、アトリオンという観光施設の地下、観光物産館で、前の晩にいただいた「喜三郎の酒」吟醸純米と、三杯目に狙っていたけど呑まなかった大仙市の「秀よし」純米酒を買いました。
そしてやっと出発。
秋田にきたら此処に来ないとね。
秋田市周辺には、風力発電機が本当にあちこちにあって、私にとっては車で走るのに危険な場所なんですが、此処は新屋海浜公園から雄物川河口越しに見るウィンドパークです。一昨年にも来ました。なんとそのときは秋田日帰り、530km走ってます、すごい。
テポドン騒ぎの時に迎撃ミサイルが配備されたのはこのウィンドパークに隣接する陸自の演習場でした。
前回は半分以上が止まっていたのに、この日は全基快調に電力を供給しています。しかも南風なので風車がこちら向き。
青空の下、水辺に風車。絶景ですね。癒されます。
釣り人が多い場所です。
でも手持ち無沙汰の子も。
すがすがしい気持ちになって秋田市を後にし、ETCゲートをくぐります。
記事の整理や身の回りのことに追われて
皆さんの記事をじっくり眺めることが出来て
いませんが、風写さんの辿った軌跡はかつて
自分も巡ったことのある所が多いので
懐かしく見入っておりました。
川反の居酒屋さん惹かれます。
腰に鈴付けて行ってみたいです。^^
同じツーリングでも、私の場合不思議なのは、車よりバイクの方が疲れません!
車の着座姿勢が腰に負担がかかるようなのです。
7月に、家の誰かさんと車で北海道ツーリング(道内だけで4泊5日走る予定ですが、ちょっときついかな~と思ったりしています)・・まあ1日の走行距離を少なくすれば良い事なのですが(笑)
秋田の美術館まだ行った事が無いので行ってみたいと思います(バイクで・・・)
ありがとうございます
今回はETC乗り放題の事もありちょっと急ぎすぎの旅でした。って言うか、いつもそうなんですが、じっくり歩いて回るべき場所、東北にもいっぱいあるんですよ。
山形盆地辺りなら、仙台まで近いせいかもう少し落ち着いて旅が出来るんですが。
毎回下見をしているようなもんです。
LYNX☆さん
ありがとうございます。
なるほど
インプレッサにハーレーのシートでも付けちゃいますかね。
一日の走行距離を少なくするのは反対です。
きっと後悔しますよ、あそこまで行けばよかったって。今日は走ったなーーーって言う充実感と共に風呂に浸かるのが精神的にもカタルシスになって良いと思うのです。
だから車が無くても見て回れるような観光地で二泊。つまり一日だけ運転休み、昼間から酒。これですよ、きっと。
茨城にそんな話あること知りませんでした。私の亡母は土浦生まれ。若かりし頃、東京の某大使館勤め、その頃?
の写真見ると、多分モガ?だったんでしょうね。かっこよかった。
で、仙台の場合。伊達男はいたものの、伊達女は聞いたことありません。茨城と同じような話があったような気がします。高校生の頃、なにかの集まりの時、山形や福島に可愛い子がいたこと覚えています。でも、東北弁を聞くと、「ん~」となってしまいました。
話変わって、大学の後輩に篠ひろ子さんがいました。当時のヘアスタイルはクレオパトラ。確か☆さん在勤中に、何かの番組に出ていたようです。これも、今は昔の話です。
私もサエモン師匠と同じで、このところイロイロ忙しくってゆっくり記事を拝見出来ていないのですが、駆け足で読ませていただいてます。
以前秋田に住んだ時、本社からの出張者に「秋田美人は何処にいるんだ」と聞かれて、「秋田美人は肌が命だから、昼は室内に隠れている。夜になっても出てこない。どーしても会いたかったら川反にはいますよ」と答えていました(笑)
律令時代は齶田柵、エミシとの戦いの舞台で秋田城介が駐屯した出羽の国府たる秋田城が復元の緒についたばかりで、これを見に行きました。
あとは、北前船の土崎湊かな。だから、秋田には京都そっくりのお菓子がありました。ただ、味は、?だったようにも覚えています。残念。
三大美人の産地は、京、博多、秋田。
その反対は、名古屋、水戸、仙台だそうです。
うちのカメラマンに東北学院大で鈴木京香と同級生がいますよ。京都の女性のように育ったわけですね。
ぱんだ(親)さん
ありがとうございます。
そうです、もっと秋田のこと聞いて行けばよかった。
きぬのみちさん
北前船
ロマンを感じるネタですね
いろいろ教えてください
深浦や酒田も北前船つながりですよね