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武蔵野美術大学の学生たちのワークショップ発表会に参加してきました。
11月26日に東京TAMAタウン誌会で大学生と市民団体の連携を考えるシンポジウムを開くので、
それに参加予定のムサビの学生さんたちの発表を聴く目的もありました。
いやぁ~スゴイです。
「旅するムサビ」に代表されるように、ムサビ学生の活動は地元だけではなく、日本全国、台湾にまで及んでいます。
この日発表したのは20のグループ(内ひとつは卒業生の「石岡市地域おこし協力隊」)。
4つの教室を会場にして活動報告があり出入り自由。
関心があることを次々に移動しながら聴きにいくので、大忙しでした。
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保育園から小学校、中学校、施設でのアートを通した楽しいワークショップ報告がいっぱい。
現在企画中の立川駅西地下道を立川市と地域の人々と協力して、地下道をアートの力で生まれ変わらせるワークショップなどもありました。
中には地域おこし協力隊として福島県柳津町の美術館に勤務中で、公開制作を行いワークショップや展覧会を企画し、地元の人々と交流している女子学生も。
授業がある日は高速バスでムサビに向かうのだそうです。すご~い。
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「小平市小川用水応援団」の発表
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発表者の大学院造形研究科2年の松本昌さん
(ご本人の許可を得て掲載しています)
松本さんは都区内から6年近く小平へ通学していながら、全く小平のことを知らなかったとか。
研究室の鈴木教授と散策して、初めて小川用水のことを知ったそうです。
川のない小平で玉川上水から分水された小川用水ができたことで、荒れ地に人が住むようになった歴史がありました。
小平の礎を築き、350年以上経た今も昔のままに水が流れる小川用水を知ってほしいと、研究室の学生が中心となって小平市小川用水応援団を立ち上げたそうです。
以来、松本さんがリーダーとして、小川用水をはじめ小平の農地や緑地、上水をくまなく歩き調査してきました。
「役所職員の方や農家の方に取材し、学ぶことで交流が生まれ、今までにない経験ができたことは画期的でした」とにこやかに話す松本さん。
小平に目覚めてくださったこと、地元の宝なのに存在が希薄な小川用水に目を向けてくださったこと、本当にうれしいです。
終了後の懇親会で彼の熱い思いを聴き、こちらこそ学ばせてもらいました。
若いってすばらしい!
これからも応援していますよ。
場所も活動も多種多様、何が飛び出すか分からないムサビ生の活動はユニークで面白い。
ワークショップが小中学校の授業にいい変化や刺激を与え、街も変えていきます。
学生は大学から地域へ出ていき、赤ちゃんから高齢者までさまざまな人たちに出会います。
自分たちが学んだ技術で社会とつながる・・・柔軟な頭の学生時代だからこそより尊いことでしょう。
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