おはようございます、
hohoemi@kitchenの料理人、Fumikoです。
6月も、あっという間に最終週で、
(もう一年の半分が過ぎてしまったことに驚きます!)
そろそろお中元を考え出す時期になりました。
hohoemiの台所から季節の贈り物は、
焼き菓子や、
旬の果実のconfitureに、preserve、
スパイスをアレンジしたシフォンケーキ、
季語や季節をイメージしたパウンドケーキ、
野菜や花を盛り込んだパン。。。
一年を通して、
お届けできるものとは別に、
空を見上げて風が変わったと感じるごとに、
また巡る季節の贈り物を考えるのは愉しいものです♪
初夏を過ぎた、緑陰の頃、
この夏のお菓子を何か作ろうかしら。。。
「ふふふふ。。」と密かに企んで一人笑っていたら、
玄関からスタッフさんが満面の笑顔で飛び込んできました。
「先生!アジアの中学生の女の子が遊びにくるのですけど、
なにか可愛いパンで、おもてなしできないでしょうか。
あんまり、日本の和とか外国の洋風とか中華とか関係なく、
とにかく、可愛くて、たのしいお茶席を用意したいんです♪」
よく聞けば、海外に住む、
日本のアニメ大好きの少女が、
高校生になったらお祝いに、初めて一人で遊びに来るのだそう。
メガネに、長い黒髪、透き通るような大きな瞳♪
「あら~、Asian beauty♪アニメの主人公みたいな女の子?」
「そ、そうなんです!
ちょっと恥ずかしそうに下向いて笑うんですよ!
萌えます(笑)!!
スタジオジブリのアニメが大好きなんです~!」
どうやら長年のアニメ好きが功を奏して、
友情を深めたらしい、我がいとしのスタッフさん(^^)。
スタジオジブリのアニメに登場しそうなお嬢さんのために、
可愛いティータイムをと。
ふうむ、それじゃ♪
庭に沢山咲いている、ベルガモット。
スタジオジブリの世界には、
多くの草花や、緑の野辺が登場しますね。
あんな場所で、お茶会ができればいいのに。。。
そんなイメージで、花のジャムと、パン、
作ってみましょうか♪
BGMに「ハウルの動く城」から、
私も大好きな曲「人生のメリーゴーランド」を聴きながら(^^)。
こちらにシェアしましょ♪↓
『人生のメリーゴーランド』
まず、
ベルガモットの花びらのジャムを作りましょう。
花びらを顎からとっておきます。
カップ1程度の花びらの分量に対して、
水1カップを加え、火にかけます。
軽く煮立ったら、レモン汁1個分を加える。
すると一瞬で、花びらが真っ赤に発色します。
純粋なマゼンダ。天然の素材の美しい深紅に感激しますね(^^)。
しばらく煮たら砂糖200gを加えましょう。
これだけでは、ペクチンが足りませんね、
ペースト状のリンゴジャムを、1カップを加えます。
トロミがついたら、出来上がりです。
花の香る、優しいジャムですよ♪
ベルガモットのパンは、
いつものパン生地に花びらを混ぜ合わせて焼きます。
ベルガモットの爽やかな香りが、口に入れるとフワリと。
花びらはクッキー生地に混ぜても、いいですね。
先ほどの、深紅に染まったベルガモットのエキスの中に、
角切りのリンゴと、砂糖を加えて、
ベルガモット色のリンゴのコンポートを作って、
ベルガモットの香りがするケーキも作ってみましょう。
あらら?予期せずして、季節の贈り物が出来てしまったわ♪
それじゃ、花の香りの中でお茶にしましょうか。
昨日のお客様に、High Teaにお出ししたミートローフ。
好評をいただいて嬉しかったけれど、
今日の残り物は、味わいが深く、もっとおいしくなっているのです。
(残り物は、福!内緒だけど、真実ね!)
「先生、このミートローフ、フライパンで作れます?
うちには、オーブンがないんです。
オーブンが欲しくて、貯金してるんですけど!」
ほほほ、フライパンで?ミートローフを!
「もちろん作れますとも♪」
「Super!(のだめカンタービレより、だそうです)」
やれやれ、微笑ましいスタッフさんのお陰で、
我がhohoemiの台所は、笑いと料理が尽きません(笑)。
それでは、今度は「オーブンのない台所でも作れるmeatloaf」
きっとご紹介しましょう♪
今日は土曜日、
何処にも明るい笑い声と平和な一日となりますように。
皆さま、おいしいお昼ごはんを召し上がってくださいね。
hohoemi@kitchen
http://hohoemi-kitchen.jimdo.com/