サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

若い人を、根性論ではなく、強い魂を持つように育成することはできないでしょうか。

2017年04月17日 07時02分19秒 | 指導
若い人と話していて、「そこがもう一つ足りない」ということがあります。

どうしたらよいのだろう。その価値を指導しても、「あれもこれも」の消化不良になる。

昔、野村克也さんは、古田敦也さんを近くに座らせ、ボソボソと試合中に何やら話していた。そう、刷りこんでいたのだと思う。当時の古田さんにしてみれば、有難い反面、うるさいおやじと思ったか否か。

プロ野球の場合、一年契約(複数年契約もあるが)なので、会社員よりも厳しい。怪我がそのまま成績に響いてくる。ミスで試合が負ければ減給されるし、マスコミにも叩かれる。

会社員にはそういうものはない。だからかもしれないが、「何を言っても馬耳東風」のような錯覚に陥ることがある。

本当にこれで大丈夫か。知識だ。スキルだというものは心配していない。そんなものはなんとかなる。しかし、それは仕事をするにあたっての「魂」というものがないと、上辺だけの魂では知識・スキルもどうにもならない。

下記の本が参考になりました。もう、皆さんご存じだろうから、改めて申しあげるまでもないのですが。
こういう精神教育。決して、それは根性論ではなものが、高いレベルでの魂をもった職業人でないといけないのかなと思う次第です。


生き方―人間として一番大切なこと


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。