8月22日はまず旭川市に移動し、旭川市動物愛護センター「あにまある」を視察しました。
「あにまある」は、動物愛護の普及啓発、動物愛護ボランティアなど市民ボランティア活動の支援、犬や猫の譲渡、動物の保護や収容管理等をする施設で、平成24年9月に新築移転してオープン。
旭川駅から約1.2㎞のところに位置し、交通アクセスも良好で、多くのバス路線が利用できる利便性の高いところにあり、周辺は市役所・市民文化会館・中央警察署等に囲まれており、近隣の住宅地等から一定の距離が保たれている。
これまで犬や猫の収容管理を行っていた嵐山犬拘留所は、築40年の建物で老朽化が著しく、また手狭で、広さと設備のいずれにおいても極めて不十分な状況にあった。
また、場所についても、市街地から遠く、山の中腹にあったことから分かりにくいなどの課題があり、適正な収容管理や譲渡事業の推進が困難であった。
そこで、平成12年の中核市移行を機に、建設候補地の調査を開始し、現在の場所を選定して設置することとなった。
昨年に現在地へ移転して、譲渡事業がしやすくなり、犬や猫の譲渡が増えている(=殺処分が減っている)。
殺処分は、犬が平成15年度181匹から平成24年度12匹に、猫が平成15年度428匹から平成24年度170匹に。
それは、収容スペースが拡充されて長期間収容できるようになったことと、市の中心部にあることで引き取りを希望する人が訪れやすいことがあるのではないか。
終生飼育の啓発や、譲渡の推進などでさらに殺処分を減らしていきたい、
といったお話でした。
旭川市は、寒冷な気候の下では野良犬・野良猫がほとんどいないことから、神戸市と比べて取扱頭数がかなり少ないという事情はあります。
旭川市は犬122匹・猫378匹(平成24年度)に対し、神戸市は犬405匹・猫1,931匹(平成23年度)。
神戸市でも譲渡事業を行ってはいます。
しかし、神戸市動物管理センターはひよどり墓園の近くにあることを考えると、全面的な移転は難しいかもしれませんが、譲渡事業を推進し殺処分を減らしていくためには、旭川市のように市内中心部に拠点を設けることも検討すべきではないでしょうか。
*参考:旭川市動物愛護センター「あにまある」ホームページ http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/eiseikensa/Animaal_HP/index.html
「あにまある」は、動物愛護の普及啓発、動物愛護ボランティアなど市民ボランティア活動の支援、犬や猫の譲渡、動物の保護や収容管理等をする施設で、平成24年9月に新築移転してオープン。
旭川駅から約1.2㎞のところに位置し、交通アクセスも良好で、多くのバス路線が利用できる利便性の高いところにあり、周辺は市役所・市民文化会館・中央警察署等に囲まれており、近隣の住宅地等から一定の距離が保たれている。
これまで犬や猫の収容管理を行っていた嵐山犬拘留所は、築40年の建物で老朽化が著しく、また手狭で、広さと設備のいずれにおいても極めて不十分な状況にあった。
また、場所についても、市街地から遠く、山の中腹にあったことから分かりにくいなどの課題があり、適正な収容管理や譲渡事業の推進が困難であった。
そこで、平成12年の中核市移行を機に、建設候補地の調査を開始し、現在の場所を選定して設置することとなった。
昨年に現在地へ移転して、譲渡事業がしやすくなり、犬や猫の譲渡が増えている(=殺処分が減っている)。
殺処分は、犬が平成15年度181匹から平成24年度12匹に、猫が平成15年度428匹から平成24年度170匹に。
それは、収容スペースが拡充されて長期間収容できるようになったことと、市の中心部にあることで引き取りを希望する人が訪れやすいことがあるのではないか。
終生飼育の啓発や、譲渡の推進などでさらに殺処分を減らしていきたい、
といったお話でした。
旭川市は、寒冷な気候の下では野良犬・野良猫がほとんどいないことから、神戸市と比べて取扱頭数がかなり少ないという事情はあります。
旭川市は犬122匹・猫378匹(平成24年度)に対し、神戸市は犬405匹・猫1,931匹(平成23年度)。
神戸市でも譲渡事業を行ってはいます。
しかし、神戸市動物管理センターはひよどり墓園の近くにあることを考えると、全面的な移転は難しいかもしれませんが、譲渡事業を推進し殺処分を減らしていくためには、旭川市のように市内中心部に拠点を設けることも検討すべきではないでしょうか。
*参考:旭川市動物愛護センター「あにまある」ホームページ http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/eiseikensa/Animaal_HP/index.html