三流読書人

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ドングリ小屋住人 

天下りの天下りによる天下りのための税金

2006年02月17日 09時22分58秒 | 教育 
 公益法人や独立行政法人などに天下りしている国家公務員が昨年4月時点で2万2093人にのぼることが15日、衆院の調査で分かった。  
 天下り先の団体計3987団体に対し、国が支出した補助金も04年度の一般会計当初予算で計5兆5395億円に達した。公益法人などへの天下りは、関連民間企業への再就職が2年間禁止されている間の「待機場所」との批判が強く、防衛施設庁の官製談合事件の背景にも官僚が同庁所管の公益法人を経由して民間企業に天下る問題があると指摘されている。調査は昨年10月、民主党の松本剛明政調会長らが衆院規則に基づいて要請。政府から出資を受けるなど関連の強い公益法人、独立行政法人などを対象とした。
 天下りの役職員数を省庁別にに見ると、①国土交通省5762人②厚生労働省3561人③文部科学省2260人④農林水産省2214人⑤総務省1914人と続いた。
 補助金交付額も①文科省2兆1588億円②経済産業省9091億円③財務省8314億円④厚労省4991億円⑤農水省4731億円の順で、天下り受け入れと補助金交付との関連をうかがわせた。
 また、役員全員が天下り官僚によって構成されていた法人は、74法人にのぼった。
 
 凄いですね。
 あきれて言う言葉もありません。
 防衛施設庁が問題になりましたが、まだまだこんなものではないということがわかります。私たちの税金ですよ。こんな連中を飼うために税金が湯水のように使われているのです。こういう仕組みを温存してきたのは今の与党ではないですか。これでいいのでしょうか。