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日本とデンマークー文章でたどる交流の歴史 国立公文書館

2017-10-15 15:17:00 | 博物館・美術館・エンタテイメント・イベント

 東京国立近代美術館の後は、隣の国立公文書館を覗いてみました。ちょうど特別展 日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念「日本とデンマークー文章でたどる交流の歴史」をやっていたので、入りました。ここのイベントは、原則無料です。

 「デンマークと日本の出会いから条約締結」
 明治天皇(睦仁)の署名が数点ありましたが、細い字の時と太い字の時がありました。

「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」
 童話のアンデルセンもデンマークです。「諷世奇談 王様の新衣装」(たぶん裸の王様)1888年、森鴎外訳「即興詩人」(本名の森林太郎名)1902年、「金港堂お伽噺 マッチ売の小娘」(挿絵は着物を着た少女でした。舞台も日本になってます)1902年

「デンマーク農業に注目」
 デンマークの酪農を学んだ人たちが1925(大正14)年に北海道酪農販売組合(後の雪印乳業)を設立しました。

「交流のさまざまな広がり」
 1957(昭和32)年2月、和歌山県日ノ御埼沖で炎上している高砂丸を発見、直ちに助けようとしますが、高砂丸の1人の乗組員が海に転落してしまいました。これを見た機関長のクヌセンが即座に荒れる海に飛び込みましたが、波に飲まれ、翌朝日高町の田杭港周辺でその亡骸が発見されました。地元の人々はこの勇気ある行動に大きな感銘を受け、顕彰碑を建立し、今も毎年クヌセンの命日には慰霊献花が行われています。2002(平成14)年のサッカー日韓ワールドカップの際は、デンマークチームが和歌山県をキャンプ地とし、地元の人々と心温まる交流を行ないました。

「皇室とデンマーク王室の交流」

「現在ある身近なデンマーク」
 ロイヤル コペンハーゲン、ノボ ノルディスク ファーマ、レゴ、豚肉(アメリカ、カナダについで3番目だそうです)の紹介です。

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