はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

田植え前

2007-04-21 22:50:14 | 田舎暮らし雑記
煙たなびく腰が曲がって農作業ができなくって来た義父
年寄りの仕事を取り上げると、一気に老け込むので
敢えて、代わろうとしていませんでしたが
そろそろ田仕事は僕の代になろうとしているようです。

明日、義叔父が代掻きをしてくれる準備に田んぼに出ました。

菜の花
農道の途中に見かけた菜の花

曇りの日でも、とても鮮やかでした。

写真はいずれも農作業が終わってから
引き返して撮りました。

桜の下で
行き交う人たちから
珍しい人に出逢ったような言葉を掛けられます。

そう
僕は、田んぼの一年生(^^)

田植え当日だけは毎年手伝っていましたが
今年からぼちぼち準備や間の田仕事にも出なければ

今日も義母と二人です。
少しずつ教えてもらいながら
見よう見真似で

震災で田んぼに被災した方々に比べ
有難いことです。


鐘突堂家の前まで戻ってくると
お寺の鐘突き堂の周りも花が咲いています。

確実に春が往きつあること

厳しい試練を自然は時折人間に与えますが
それでも日々は暖かく包んでくれていること

今年は、特に
しみじみと感じます。

葉桜お隣の桜は、葉桜になりましたが、まだ残っていました。

この桜は、花びらが一片ずつ散っているようです。

金沢や七尾城の桜のように
花ごと散っていた異様な状態ではなく、
ちょっと安心。

今年は、暖冬で早く蕾が膨らみましたが、
その後真冬並みの寒気となったとき、
蕾ごと散ったのを見かけた人が居たそうです。

今年、桜の花が少ないのは
そのせいかもしれません。


今年の我が家の田植えは30日と決まりました。
金沢から仲間も田植え体験にやってきます。

自然の中で
黙々と、しかし自分のペースで
できることを
できる量だけ
してみる。

終われば、露天風呂に浸かり
ささやかな宴を催して
一年の豊作を共に祈念しましょうか。