はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

異変

2007-04-14 16:19:12 | 田舎暮らし雑記
花ごと散る桜今年は桜の散り方までおかしいようです。
桜の散り方と言えば、桜吹雪と表現されるように、花びらだけが舞うものですが…

何故か今年の散り方がいつもと違うなと足元をみてびっくり

椿のように花ごとポトリ、ポトリ
小公園の桜木を見上げると、いつものように咲いているのですが…
すこし今年は花数が少ないかな~
という程度です。

寒暖の差が無いと桜の花は美しく咲かないとも聞きました。

金沢でも「てんぐ巣病」という
桜の病気が一部に見つかったそうですが、
どうもそれではないようです。

能登の自宅の梅畑もそうだったのですが、
暖冬で花芽が早くに膨らんだのを
鳥たちがついばんでしまったため、
梅の方はほぼ全滅に近い状態になってしまいました。

今年の桜の花が少ないような気がするのも
こんなことが関係しているのでしょうか。

花ごと散る桜浅野川の堤防にでてみました。
やはり桜の木の根元に花が点々と落ちています。

まるで、桜の花が地面から直接咲いているかのようです。


浅野川と桜並木多くの人は気づかずに、
満開の桜を楽しむかのようにそぞろ歩いています。

この写真を撮ったのは12日。

この日が金沢は満開で、
翌日にはフェーン現象も手伝って気温が下がらなかったため
一気に葉桜になりました。


堤防と桜と青空見上げると抜けるような青空
こうしていると、ほんとうに平和な春の一コマです。

かつてセンセーションを巻き起こした「沈黙の春」ではありませんが
目の前に広がる光景は平和でも
その陰で、ひたひたと異変が寄せているとしたら
微妙な異変に気づかない人たちは
意識としても無防備な訳で、
「その時」一気に激変が訪れたとしか
思えないことでしょう。

しだれ桜枝垂桜の方は、まだこれから
この桜にも変化があるのか
気に留めていたいと思います。

能登の桜も開花しています。
同じように花ごと落ちているようです。

他の地域では如何なのでしょうか。