★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「インビクタス/負けざる者たち」

2010-02-10 03:38:34 | 映画(あ行)
<T1159/2010/A024/S010>

最近、話題作ばかり作ってるクリント・イーストウッド監督作。
ラグビーというアメリカでは???系のスポーツを題材に、
でも実は人種差別問題を抱えた南アフリカ大統領ネルソン・マンデラもの。
原題も「INVICTUS」=主人公が心の支えにしてた詩のタイトル。
2009年製作のスポーツ系伝記ドラマ、134分もの。

あらすじ・・・今回はシネママガジンさんから引用させてもらいました。
ちょっと長いので反転モードで・・・
その大統領の誕生は、熱い喜びと、激しい怒りで迎えられた。1994年、南アフリカ共和国初の黒人大統領、ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)だ。マンデラは就任早々、国の最大の問題を大統領官邸で目の当たりにする。白人の職員たちが新政権の下を去るべく、荷物をまとめていたのだ。マンデラは、すぐに全職員を集めて、「“過去は過去”だ。皆さんの力が必要だ。我々が努力すれば、我が国は世界を導く光となるだろう」と語りかける。南アフリカは、問題を山のように抱えていた。不況、失業、犯罪増加──それらに立ち向かうためには、対立する黒人と白人をひとつにする──それがマンデラの願いだ。手始めにマンデラは、大統領警護班に4人の白人を配属する。さまざまな人種で創る“虹の国”は「君たちから始まる」と言うマンデラに、「俺たちを殺そうとした連中ですよ」と反発する責任者のジェイソン。それでもマンデラは「赦しが魂を自由にする」と諭す。前政権に27年間も投獄された人の言葉に、ジェイソンは驚きながらも従うしかなかった。さらにマンデラは、意外な行動に出る。ラグビーの南ア代表スプリングボクスの試合を観戦したのだ。ラグビーは白人が愛好するスポーツで、黒人にとってはアパルトヘイトの象徴だった。長らく国際試合から追放されていたチームは、“南アの恥”と言われるほど、弱体化していた。1年後、ラグビーのワールドカップが、南アで開催される。マンデラのなかで、何かが閃く。その日からマンデラは、秘書のブレンダが心配するのも聞かず、どの政策よりもラグビー強化を優先するのだった。まずは、チーム名を変えることを決定した国家スポーツ評議会を「今は卑屈な復讐を果たす時ではない。我々の国家を築く時だ」と説得してやめさせる。次に、スプリングボクスの主将、フランソワ・ピナール(マット・デイモン)をお茶に招待し、指導者のあり方について気さくに語り合う。そして投獄されたロベン島で絶望した時、ある詩が立ち上がる力をくれたという体験を語る。車で待っていた婚約者のネリーンに「大統領の用件は何?」と聞かれ、「たぶんワールドカップ優勝だ」と答えるピナールは、大統領の真の目的に気付き始めていた。過酷なトレーニングを続けるチームに、大統領から、PRの一環として各地の黒人地区でコーチをしろとのお達しが出る。「そんな時間はない」と怒る選手たちも、崩れかけた家に住む子供たちの、輝く瞳とはじける笑顔に触れたとき、時を忘れて懸命にスポーツの楽しさを伝える。彼らの歓声が一つになった空き地には、「一つのチーム、一つの国」のスローガンが書かれた看板が立っていた。1995年、遂にワールドカップが幕を開ける。サッカーファンだった黒人たちも、今やスプリングボクスを応援している。熱狂するスタンド、TVの前に集まる人々、南ア国民4300万人が見守る中、一国の、そして世界の歴史を変える“事件”が、始まろうとしていた──。



ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●今回はiphoneメモ中心でレビューします。
i・・知ってた??日本も2019年(平成31年)のラグビーWカップ第9回大会を開催するの。
i・・鳩山首相以下政府関係者も、ラグビー協会関係者も、こりゃ必見ですな。
i・・マット・デイモン・・「ブラッド・ダイヤモンド」以来の白人系アフリカ人役。
i・・決勝戦で、ジェット機飛来やスタジアム周辺の黒人少年の動きは、
ちょっとテロを予感させる緊張感を出してたけど、ただの気のせい。
i・・マンデラ警護の黒人と、公安部の白人の仕事ぶりの変化が、
この国の「ひとつの国」になる象徴に見えたね。
i・・それにしてもクリント監督恐るべし・・・
次はどの国、どこの地域の人間模様を描くのか???
●お話のほうは史実の通り、大方の予想を裏切って、
決勝でNZのオールブラックスを破り優勝。
それにしても激強のオールブラックス・・・
予選で大会記録の145点を奪った相手が日本・・・
というのがちょっと恥ずかしかったね。
●今年2010年はサッカーのWカップが南アで開催されるけど、
大統領がまだまだ一夫多妻だとか、
治安が悪くて、ツアーが組みづらい・・・とかが話題の南アフリカ。
●マンデラ氏を題材にした映画は何本か作られてるけど、
本作にも登場した牢獄話の「マンデラの名もなき看守」は今度見てみようと思う。

ここまでネタバレ注意↑



ひらりん的この作品の関連作は・・・
クリント監督とモーガンがタッグを組んでる「ミリオンダラー・ベイビー

マット・デイモンのオススメは、
誰もお勧めしそうもない、「ふたりにクギづけ」なんてどう??


という事で今回は・・・
One Country度・・・
人種差別の壁を取り除いてひとつの国にまとめようとするのに、
スポーツの力・・・を上手く利用できたのね。
それにしても、オールブラックスのハカ・・・迫力あった。
決勝戦がノートライでキックのみの得点で勝負が決まった・・・というのも凄い試合だね。

ところで、エンディングソングは「ジュピター」だった???
もちろん英語の歌詞でアレンジもちがってたけど、声が平原綾香に似てたかも???


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気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
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1 コメント

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ラグビーは相変わらずわからん (oguogu)
2011-07-15 12:38:44
TB&コメントさせてもらっちゃいますねぇ~。
ラグビー本体はサッパリルールも理解できませんでしたが、
南アフリカが今、どんな風に立ち直ろうとしているのか、
そのきっかけを与えたマンデラとはどんなことをしたのかよくわかる作品でした。
相変わらず良作生産ですね。イーストウッド監督!

 PS.デイモンのオススメ、オススメされる前に見てますw

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