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Mio DigiWalker P560 購入11

2008-03-12 00:10:09 | 位置情報・地図
Mio P560

 Mio P560 を購入したので、レビューの続きだ。今回は、車でのナビゲーション機能について、後編だ。

<施設検索>

 施設検索数の重み付けは、メーカーによって異なる部分だ。P560では、名称検索42万件、POI 42万件、住所3400万件、電話番号780万件。施設名がEN-4500などに比べる劣る。住所や電話番号は他社並みで、この両者を使う限りは大きな不満は出ないだろう。
 実際わたしが使う場合にはまず施設名を試すので、これがもう少し多ければとは思う。

 周辺検索は可能で、範囲は5km。

 住所や施設検索の入力方法についても見ていきたい。入力方法は2タップ式で、「と」を入力するのであれば、「た」行を選んで次に「と」を選ぶという方法だ。一般的なカーナビに多い方法だろうか。
 困るのは、1文字入力するごとに検索をして候補数を表示してくる点だ。これを1文字目からやられるので、1文字目の入力後に候補数が出てくるまで操作が固まることになる。これは操作性を落としていると思うのだが・・・

 電話番号検索では、検索後、該当した施設名が出てくる。そんなの当たり前じゃ、と思われるかもしれないが、EN-4500は電話番号を入力して検索すると、該当した電話番号しか表示されないのだ。この点は P560 が優れている。というより、EN-4500 を改良して欲しい。


<昼夜のモードについて>

 Mio P560 には昼夜の表示モードはある。が、切り替えは手動だ。オートディマーも無く、こちらも手動だ。
 まず昼夜表示について。ミニゴリラはオートディマーと連動していて、周りが暗くなると夜モードの表示となる。EN-4500 は時刻を見ていて、夜になると夜モードの表示となる。Mio P560 は完全手動だ。
 次に明るさ調整について。ミニゴリラはオートディマーがあるので、周りの明るさを判断し、勝手にディスプレイの明るさが変わる。EN-4500 は手動ではあるが、専用(正確にはボリューム調整と兼用)スイッチがあるため調整は容易だ。P560 では Windows Mobile の明るさ調整機能を使う必要がある。この機能は PND 用途を考えている訳も無く、PND として使っているときには操作しづらい。
 なお、バックライトの光量は十分だと感じている。明るく設定すれば、車であれば晴天下で走っていても問題は無さそうだ。


<やはり VICS は未対応>

 何度か書いているように、現状 nav-u 以外の PND には VICS が搭載されていない。P560 も同様に搭載されていない。ということで、今のところは従来同様ケータイNAVITIMEを併用している。


<まとめ・PNDとして EN-4500 と比較すると・・・>

 Mio P560 + MioMap を PND として見ると、機能面でも使い勝手の面でも EN-4500 が上だ。新発売機種なので地図は新しいが、それを除いて純粋に PND として比較すれば、P560 を選ぶメリットは、軽くて小さい、くらいだろう。
 しかし Mio P560 は Bluetooth も無線 LAN も搭載する、Windows Mobile 6 機だ。その上 GPS を内蔵している。ソフトを追加すれば、移動ログも取れるし、Pocket Mapple Digital も動作する。その他 Windows Mobile 6 用ソフトウェアが動作する。P560 は現行の PND にはナビ機能的に劣るし使いづらいが、それでも使えるレベルにはある。このメリットを総合的に判断する必要がある。

 ただ、PND である Mio C525 の後継にこの MioMap が搭載されるのなら、その後継機の購入はしないだろうなぁ、というのが正直なところだ。


(P560 施設名検索)


(P560 施設名検索結果)


(EN-4500 施設名検索)


(P560 電話番号検索)


(P560 電話番号検索結果)


(EN-4500 電話番号検索)


(P560 住所検索)


(P560 住所検索・50音での絞り込み)


(EN-4500 住所検索)

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