GPSで遭難未遂(Blog)
GPS を信じて遭難しそうになった人がいた、という Blog 記事を見つけた。
なんでも山中で、何かしらの GPS 機器が表示する矢印の方向に進んでいって、本来進むべき方向とは逆向きに歩いていってしまったらしい。
なかなか謎な事件だ。なぜこんなことが起きたのだろう?
記事では、
・受信状況によって不正確になることがある
・誤差もある
・入力ミス
が挙げられているが、一番可能性が高そうなのは入力ミスだと思う。恐らく、ゴール地点の入力を間違えたのだろう。例えばスタート地点を入れてしまったとか・・・
確かに指摘のように不正確であったり誤差もあるが、遭難するほど誤った方向を表示し続けるとは思えない。
とは言うものの、GPS を使うのであれば、例えば時たま空がよく見える場所でじっとして最新の航法メッセージ(アルマナック、エフェメリスなど)を拾って測位をしやすくするなどの対処が必要になるのかもしれない。
今後はこの記事にあるように、GPS を信じすぎて事故に会うようなことが起きるのかもしれないが、逆に、GPS によって命が助かることも出てくると思う。
例えば、遭難した人がケータイで連絡を取る、ということをたまに聞く。基本的にケータイの GPS は Assisted GPS であり、電波が届けば感度・精度とも高く測位をすることができる(電波が届かなければ測位できないが)。
電波が届けばその結果を第三者が知ることもできる訳で(あらかじめ設定しておくとか、ケータイの所有者が許可しないとダメとか、制約はいろいろあるけれども)、これはなかなか有用なツールだ。
そもそも、その内ケータイから 110 番にかけると位置を通報するようになるので、そうなれば複雑な手順もなく緊急時に位置を連絡できるようになる。
しかしこのような記事を見ると、技術を過信してはいけないなぁ、と痛感する。気をつけよう。
GPS を信じて遭難しそうになった人がいた、という Blog 記事を見つけた。
なんでも山中で、何かしらの GPS 機器が表示する矢印の方向に進んでいって、本来進むべき方向とは逆向きに歩いていってしまったらしい。
なかなか謎な事件だ。なぜこんなことが起きたのだろう?
記事では、
・受信状況によって不正確になることがある
・誤差もある
・入力ミス
が挙げられているが、一番可能性が高そうなのは入力ミスだと思う。恐らく、ゴール地点の入力を間違えたのだろう。例えばスタート地点を入れてしまったとか・・・
確かに指摘のように不正確であったり誤差もあるが、遭難するほど誤った方向を表示し続けるとは思えない。
とは言うものの、GPS を使うのであれば、例えば時たま空がよく見える場所でじっとして最新の航法メッセージ(アルマナック、エフェメリスなど)を拾って測位をしやすくするなどの対処が必要になるのかもしれない。
今後はこの記事にあるように、GPS を信じすぎて事故に会うようなことが起きるのかもしれないが、逆に、GPS によって命が助かることも出てくると思う。
例えば、遭難した人がケータイで連絡を取る、ということをたまに聞く。基本的にケータイの GPS は Assisted GPS であり、電波が届けば感度・精度とも高く測位をすることができる(電波が届かなければ測位できないが)。
電波が届けばその結果を第三者が知ることもできる訳で(あらかじめ設定しておくとか、ケータイの所有者が許可しないとダメとか、制約はいろいろあるけれども)、これはなかなか有用なツールだ。
そもそも、その内ケータイから 110 番にかけると位置を通報するようになるので、そうなれば複雑な手順もなく緊急時に位置を連絡できるようになる。
しかしこのような記事を見ると、技術を過信してはいけないなぁ、と痛感する。気をつけよう。
ところで、測地系は確かにありそうですね。考えていませんでした。
知らないうちに数100m(くらいでしたでしょうか)ずれたところを歩いてしまい・・・ 山でそんなことをしたら恐ろしそうです。
山に限らず、車でも道を一本間違えた程度でも迷うこともありますし・・・
コメントありがとうございました。
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便利なものでも過信には気をつけないと。
本記事を読んだのですが、完全に「GPS=絶対正しい」と思ってしまったようですね。
逆方向とは違いますが、最近の地図は今までの測地系と世界測地系の両方が書かれているので、これで入力間違いをしてしまった結果、沢筋を間違えるとかして遭難ということが起きるかもしれません。