GPS-CS1Kニュースリリース
GPS-CS1K製品情報ページ
ソニー、カメラと接続せずに使えるデジカメ用GPSユニット (デジカメWatch)
GPS-CS1K
ソニーは2日、「内蔵メモリーに位置情報・時刻を自動記録するGPSユニットキット」GPS-CS1Kを発表した。発売は9月。
ハードウェアとソフトウェアから構成されている。ハードウェアはソニー製のログ取り専用ハンディGPS受信機だ。専用ソフトからログを取得することができる。
ソフトウェアは、「GPS Image Tracker」というデータ取得ソフト、Super Mapple Digital Ver.7 および「Picture Motion Browser」というビューアソフト(Picture Motion Browser はサイバーショットやハンディカムに付属)から成っている。
まず、「GPS Image Tracker」でログを取得し、かつ写真を指定して、写真に Exif2.1 で位置情報を書き込む。
そしてこの位置情報つきの写真を、Super Mapple Digital Ver.7(Ver.6 でも可能) に貼り付けて見ることができる。また、同時発表のサイバーショットには Picture Motion Browser が付属される。この Picture Motion Browser、Google Maps を利用するというのがおもしろい。
さて、「ハンディGPS受信機」ということで、Garmin の Foretrex101 と比較してみる。価格も含めて、遜色無いように見える。
GPSチップは性能の高いSONY製のチップと推測される。
ただしこのGPS-CS1K、USB GPS受信機として使えるか、つまりは測位した結果をリアルタイムでNMEAフォーマットで取得できるかは不明だ。
GPS Image Tracker を使ってデータを取得したときに、それを NMEA などの汎用フォーマットで保存できるかも不明だ。
また、カシミール3Dなどの有名どころのソフトでログを取れるようになるのかは、もちろん現状は分からない。
言ってしまえば、これはただの GPS 受信機だ。できることも従来あったものと変わらない。ハンディGPSのログと写真の時間から位置を割り出しExifで書き込む、というのも、カシミール3Dなどで実現されている。
しかし SONY というメーカーが、GPS 受信機を、「撮影した画像データを地図上の撮影場所に表示するなど新しい画像管理が可能」と銘打ち、写真に位置情報をつけるソフトウェアおよび位置情報つき画像を管理できるソフトウェアとパッケージで発売するところが、極めておもしろいと思う。
これをきっかけに、「時間だけでなく位置情報のついた写真」の楽しみ方が一気に広がる・・・ のは極めて難しいとは思うが、少なくとも、より多くの人が位置情報のついた写真に触れられるようになれば楽しいと思う。
なお、2006年8月以前のソニー製ハンディカムやサイバーショット、および他社製製品では「Picture Motion Browser」での Google Maps 上表示が使えないのは残念だが、その他の機能は使えると思われる。
(わたしは2年くらい前のハンディカムを持っているのだが・・・)
GPS-CS1K製品情報ページ
ソニー、カメラと接続せずに使えるデジカメ用GPSユニット (デジカメWatch)
GPS-CS1K
ソニーは2日、「内蔵メモリーに位置情報・時刻を自動記録するGPSユニットキット」GPS-CS1Kを発表した。発売は9月。
ハードウェアとソフトウェアから構成されている。ハードウェアはソニー製のログ取り専用ハンディGPS受信機だ。専用ソフトからログを取得することができる。
ソフトウェアは、「GPS Image Tracker」というデータ取得ソフト、Super Mapple Digital Ver.7 および「Picture Motion Browser」というビューアソフト(Picture Motion Browser はサイバーショットやハンディカムに付属)から成っている。
まず、「GPS Image Tracker」でログを取得し、かつ写真を指定して、写真に Exif2.1 で位置情報を書き込む。
そしてこの位置情報つきの写真を、Super Mapple Digital Ver.7(Ver.6 でも可能) に貼り付けて見ることができる。また、同時発表のサイバーショットには Picture Motion Browser が付属される。この Picture Motion Browser、Google Maps を利用するというのがおもしろい。
さて、「ハンディGPS受信機」ということで、Garmin の Foretrex101 と比較してみる。価格も含めて、遜色無いように見える。
GPSチップは性能の高いSONY製のチップと推測される。
GPS-CS1K | Foretrex101 | |
電源 | 単三1本 | 単四2本 |
電池のもち | 10h/14h | 15h |
ログ取得間隔 | 15秒 | いろいろ |
ログ取得可能量 | 360h | 10,000ポイント |
大きさ | 36x87x36mm | 43.2x83.8x22.9mm |
重さ | 55g | 74g |
防水 | ×? | IPX7 |
価格 | 15,540円 | 19,300円 |
ただしこのGPS-CS1K、USB GPS受信機として使えるか、つまりは測位した結果をリアルタイムでNMEAフォーマットで取得できるかは不明だ。
GPS Image Tracker を使ってデータを取得したときに、それを NMEA などの汎用フォーマットで保存できるかも不明だ。
また、カシミール3Dなどの有名どころのソフトでログを取れるようになるのかは、もちろん現状は分からない。
言ってしまえば、これはただの GPS 受信機だ。できることも従来あったものと変わらない。ハンディGPSのログと写真の時間から位置を割り出しExifで書き込む、というのも、カシミール3Dなどで実現されている。
しかし SONY というメーカーが、GPS 受信機を、「撮影した画像データを地図上の撮影場所に表示するなど新しい画像管理が可能」と銘打ち、写真に位置情報をつけるソフトウェアおよび位置情報つき画像を管理できるソフトウェアとパッケージで発売するところが、極めておもしろいと思う。
これをきっかけに、「時間だけでなく位置情報のついた写真」の楽しみ方が一気に広がる・・・ のは極めて難しいとは思うが、少なくとも、より多くの人が位置情報のついた写真に触れられるようになれば楽しいと思う。
なお、2006年8月以前のソニー製ハンディカムやサイバーショット、および他社製製品では「Picture Motion Browser」での Google Maps 上表示が使えないのは残念だが、その他の機能は使えると思われる。
(わたしは2年くらい前のハンディカムを持っているのだが・・・)