クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

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朽木屑を運ぶオレゴンルリクワガタ♂

マグソクワガタ・11-発生の早まり

2024-04-27 20:44:30 | マグソクワガタ

山間部にあるマグソクワガタの生息地のこと

この10年ほどの間に発生が早まってきたと感じています。

日数にすると1週間程度。

発生は、その年の天候にもよることはよくわかっているつもりですが

それでも通い続けた20年を振り返ると、発生が早まったことを実感するようになりました。

日時:2024年4月27日 12:00〜14:30

天候:曇りのち晴れ 気温:23度前後・半袖で汗をかくくらい

今日は昆虫写真家のFさんが同行です。

Fさんは「動画と写真を撮り終えたらリリースする」というスタンスです。

↓ 昨年の洪水で砂場はほぼ消えていた!

↓ Fさんが石に付くオスを発見

↓ 日差しとともに地面から舞い上がったオス ピンぼけ

↓ ここにも潜むオス

探し始めはオスばかりで、メスを求めてうろついていると

飛んできましたメスが。

その後も飛翔するメスを数頭発見しました。

また、メスは着地が下手などと噂をしたら

それらしき物体が落ちるように着地したりして

今日は2時間半ほどで雌雄比率半々を見る完璧な調整日となりました。

↓ 追跡しながら捕えた最初のメス

↓ その後もいくつか捕獲

↓ リリース前のペア写真

川原では目的の雌雄を見ることができたので次は標高を上げ

コルリクワガタを探しに行きました。

 

おまけのニシコルリ

日時:2024年4月27日 15:45〜17:10

天候:晴れ 気温20度程度

場所:県下B山南斜面(このエリアはニシコルリ)

標高:約900m

↓ 例年に比べ雪は少ない

↓ ブナの芽吹きは良い感じ

↓ いました!オスが ピント合わず

↓ おそらく発生初期

↓ メス腹面は蕚(褐色のがく)にカムフラージュ

↓ ロードキル 緑のオオセンチ

今日はマグソクワガタ雌雄を見ることができ

おまけにコルリにも会えるという、我ながら抜群の調整日となりました。

Fさん、お疲れ様でした。


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