カメラ大好きおばあちゃん

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文枝の楽屋へ いらっしゃ~い! 各家庭にある妻の怒り (毎日新聞)

2017年08月12日 | その他
2017年8月12日 毎日新聞 夕刊 より

たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時
この歌は1994年に天皇、皇后両陛下が訪米された際、、クリントン大統領(当時)が歓迎の挨拶の中で披露したものです。作者は幕末の歌人・橘 曙覧(たちばなのあけみ)。日本人でもあまり知らない歌人を紹介するとは「すごい!」とびっくりしたので、記憶に残っておりました。
曙覧の「独楽吟」という歌集は、 すべて「たのしみは」から始まっております。そんなことが頭の端にあって出来たのが「独り旅」という落語です。 ある日突然、お父さんが句集を残して一人旅に出てしまったという噺(はなし)です。
お父さんの句集は、すべて最後が「妻怒る」で終わります。この落語を作るにあたって、皆さんはいつもどんなことで奥さんに怒られているのか、取材してみました。それをもとに句を作ったのですが、演じてみるとよくウケましたので、一部を紹介します。

階段を降りる音がうるさいと妻怒る
毛がないのにシャンプー使いすぎと妻怒る
忙しい時に話かけるなと妻怒る
賞味期限を気にしすぎると妻怒る
シシャモの頭を残すなと妻怒る
ティッシュを一度に2枚取るなと妻怒る
毎日履く靴をそろえろと妻怒る
風呂の湯をためすぎるなと妻怒る

どれが、私の家庭のことかって?それは内緒です。
(上方落語協会会長・桂 文枝)

(「独楽吟」については以前少し興味があって、ネットで調べ全52首をプリントしたことがあります。)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。 (すみれ)
2017-08-13 08:37:08
ひこばあちゃん  おはようございます。
今、棚経が終わりました。
久々に、ゆっくり皆さんのブログを拝見させていただき、こちらへ。
ワッハワッハ、笑ってしまった。
でもねぇ、我が家はここにあげられたことは一度も言ったことがないのよ。
一言でもいえば、プライドの高い殿のご機嫌が爆発してしまいますからねぇ。
向こう(夫)からの景色はどうなんでしょうね?
最近、すごく不愉快なことがあったから、今朝はこちらで大笑いしてスッキリ。
ではねぇ~
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こんばんは (ひこばあちゃん)
2017-08-14 00:05:39
すみれさん コメント有り難うございます。

なにやかやとお忙しいのに精力的にブログは更新されていますね‥(^_^;)
写真は何時もながらすみれさん目線の、感性溢れたものばかりで‥(@_@)

怒りたい夫が居ない生活も、はや4年を過ぎようとしていますが‥(-_-;)
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