a journal of sociology

社会理論・現代思想を主に研究する今野晃のblog。業績については、右下にあるカテゴリーの「論文・業績」から

デュルケムと宗教

2011年04月02日 | 読書
 先ほどFournierが書いたデュルケムの伝記Emile Durkheim : 1858-1917 を読んでいた。  これは私が現在考えていることなのだが、デュルケムにとって宗教というのは、それほど自明な主題ではなかったのではないか? という考えを持っている。まだ「アイデア」にすぎず、確固たる根拠を持っているわけではないが。  一般には、ユダヤ人であり、父親はラビであり、そのデュルケムが『宗 . . . 本文を読む