しかし日本に留学してきた方々から日本人が何も知らない事を知ると
唖然とするでしょうね・・・・・
海外の反応 「日本が我国の隣人であることを、心から感謝する」米国大統領トランプよりもドゥテルテ大統領の頼りになる友人が世界最高のスキルを無償で伝授してくれる 【海外の日本評価機構】
諸外国への海上保安能力向上支援等
http://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/kokusai/tounanajia.html
海上保安庁は、アジアにおいて海上保安制度をいち早く導入した機関として、1969年以降長年に亘り、
諸外国の海上保安能力向上を支援しています。
これは、JICA等と連携し、アジアをはじめとする諸外国からの要請を踏まえ、
各国からの研修生受入れや日本からの専門家派遣を通じた能力向上を図るとともに、
各機関との連携協力を推進しています。
また、海賊対処のように実践的な対処能力を高め、相互協力を深めることが有益である分野では、
巡視船・航空機を派遣し、共同訓練を行っています。
これら諸外国の海上保安機関などへの様々な能力向上支援を通じて、我が国の海上輸送の安全確保に
貢献しています。
※JICA:独立行政法人国際協力機構(Japan International Cooperation Agency)
諸外国からの研修生受入れ
諸外国が抱えるさまざまな課題について、JICAと協力して、各国の海上保安機関等の職員を招聘し、
日本国内等で研修を行っています。
① アジア・ソマリア周辺海域海上犯罪取締研修
② 海上保安実務者のための救難・環境防災コース
③ 水路測量に関する研修
④ 航行安全に関する研修 ※日・シンガポールが協力して開催
【アジア・ソマリア周辺海域海上犯罪取締り研修】
各国の海上犯罪取締り能力を更に強化することを目的として、毎年、捜査活動の実習や海賊、密航・密輸等の国際犯罪の
取締り等に関する講義を行い、捜査実務等の知識・技能を伝授しています。
制圧研修(於;横浜防災基地) 捜査資機材取扱実習(於;JICA九州国際センター)
【海上保安実務者のための救難・防災研修】
東南アジア諸国等の海上保安機関の現場指揮官クラスを招へいし、各国の救難・環境防災体制の強化を目的とする集団研修を、
毎年実施しています。
オイルフェンス展張訓練(於;横須賀) 油防除資機材説明(於;横浜防災基地)
【水路測量に関する研修】
開発途上国で海図作成のための水路測量に従事する技術者を対象とした集団研修を、毎年実施しています。
本研修を修了した研修員には、水路測量に関する国際的な資格が付与されます。
水路測量実習(陸上での測量)(於;鹿児島港) 水路測量実習(測量船による測深)(於;鹿児島港)
【航行安全に関する研修】
ASEAN諸国等の海上交通業務担当機関の職員に対し、航行安全対策等にかかる講義をシンガポール海事港湾庁と
協力して実施しています。
航行安全に関する講義(於;シンガポール)
また、フィリピン、マレーシア、インドネシア、スリランカ等、特定の国毎に海上保安機関の職員を日本に招聘し、
各国のニーズに即した各種研修を実施しています。
【マレーシアに対する研修】
マレーシア海上法令執行庁に対する能力向上支援として、海上法執行や教育訓練に関する研修を実施しています。
塗膜片の鑑定(於;海上保安試験研究センター)
【インドネシアに対する研修】
インドネシアのVTS(Vessel Traffic Services:船舶通航サービス)の運用能力向上を目的に、
インドネシア海運総局職員を日本に招聘し、VTSに関する講義や海上交通センターへの見学を実施しています。
管制官業務の説明(於;大阪湾海上交通センター)
日本からの専門家派遣
スリランカ、ジブチおよび東南アジア諸国等の海上保安機関に対し、特に関心の高い分野の能力向上のための
支援を実施しています。
【スリランカに対する研修】
スリランカ沿岸警備庁の油防除、環境保護等における能力強化を目的に、船舶から海域へ油が流出した場合の防除技術に
関する講義や海上にオイルフェンスを設置する実習を行っています。
スリランカ沿岸警備庁ミリッサ前方本部にて油防除資機材の取扱説明を行う専門家
【ジブチに対する研修】
ジブチ沿岸警備隊の業務執行体制強化を目的として、犯罪捜査に関する講義や被疑船舶停船等の諸訓練を行い、
海上犯罪取締りに係る知識・技能を伝授しています。
被疑船舶停船訓練、初動捜査研修 (於;ジブチ沖)
JICA技術協力プロジェクト
海上安全、海上法執行に関する実務能力向上のためJICA技術協力プロジェクトを実施しています。
海保職員を、フィリピン、マレーシア、インドネシアに長期派遣(現在3名、約3年間)して相手機関と綿密な連携をとりながら
長期的な能力向上を目指し、海保職員を短期間(数週間)派遣する研修や機材等の供与と組み合わせたパッケージとして、
総合的な支援を実施しています。
VTSの運用指導(於;インドネシア・バタム)
制圧術実技指導(於;マレーシア・クアンタン)
巡視船・航空機の派遣
2000年以降、海賊対策の一環で、東南アジアと中心とする海域沿岸国(10ヵ国:下図)へ海上保安庁巡視船・航空機を派遣し、
各国と関係情報の交換、海賊対処に関する研修や洋上での共同訓練等を実施しています。
フィリピン沿岸警備隊との海賊対策連携訓練(於;フィリピン、マニラ沖)
ベトナム海上警察との海賊対策連携訓練(於;ベトナム、ダナン沖)
ベトナム海上警察への捜査機材取扱研修(於;ベトナム、ダナン)
海上保安政策課程
アジア諸国の海上保安機関の相互理解の醸成と交流の促進を通じて、海洋の安全確保に向けた各国の連携協力、
認識共有を図るため、2015年10月、海上保安大学校に海上保安政策に関する修士レベルの教育を行う
「海上保安政策課程」を開設し、アジア諸国の海上保安機関職員を受け入れて能力向上に関する
支援を行っています。 詳細はこちら
海上保安政策課程開講式(於;政策研究大学院大学) 一期生による総理大臣表敬(於;首相官邸)
演習授業の様子(於;政策研究大学院大学) 学位記授与式(於;政策研究大学院大学)